アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督最新作 が『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』正式邦題決定

『バベル』『アモーレス・ぺロス』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が撮影監督エマニュエル・ルベツキとタッグを組み、ほぼワンカットで挑む最新作「BIRDMAN or(The Unexpected Virtue of Ignorance)」の正式邦題が、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(配給:20 世紀フォックス映画)と決定いたしました。
本年度、ヴェネチア国際映画祭でのオープニング上映に続き、ニューヨーク映画祭ではクロージング上映され、賞賛の声が次々と届いております!
「イニャリトゥ監督の究極の最高傑作!すべてのクリエイティブレベルにおいて圧倒的な勝利だ!」バラエティ 「ニューヨーク映画祭上映作品の中でダントツ!!そしておそらく今年の中でベストワン!!!」ハフィントン・ポスト そして本年度のアカデミー賞®では、作品賞、主演男優賞を含む最多部門でのノミネートも有力視されております!!
本作は、これまでシリアスな人間ドラマで才能を高く評価されてきたイニャリトゥ監督が初めて挑むブラックコメディであると同時に、俳優人生の舞台裏を描いた、辛辣でドラマティックなダーク・ファンタジー。主人公を演じるのは、自らも『ダークナイト』以前の映画『バットマン』でバットマン役を演じたマイケル・キートン。また昨年公開された『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞®を受賞したルベツキが撮影を担当し、全編1 カットかと見粉う、流れるようなカメラワークを実現しています。映画の全編にわたって登場するのは、監督が思春期から好きだったというレイモンド・カーヴァーの短編「愛について語るときに我々の語ること」。若くして全盛期を迎え、愛と賞賛を混同して生きてきた主人公が、徐々に役と同じように、愛を必死に求める男となってゆく様は、観るものに圧倒的なカタルシスをもたらします。コメディと悲劇、現実と幻想の間を綱渡りした先に、私たちが見つけるものとはー。
関連作品
http://data.cinematopics.com/?p=53033
執筆者
Yasuhiro Togawa