映画『鬼灯さん家のアネキ』五十嵐藍による日本の4コマ漫画作『鬼灯さん家のアネキ』実写映画化!
五十嵐藍原作の漫画『鬼灯さん家のアネキ』が今泉力哉監督(「こっぴどい猫」、5/31公開「サッドティー」)による実写映画化版のキャストが決定致しました。公開は今秋9月を予定しております。
キャストには、主人公の鬼灯ハル役を女優、タレントで、人気グラビアトップアイドルの谷桃子、ハルの弟の鬼灯吾朗役を俳優・監督として活躍中の前野朋哉(「桐島、部活やめるってよ」「大人ドロップ」)、吾朗の同級生の水野麻衣役を人気モデルの佐藤かよ。
また、主題歌は浜崎貴司の先日4/23に発売されたニューアルバム『ゴールデンタイム』の収録曲「家族」に決定しております。
原作は、主人公の鬼灯吾朗が血の繋がらないセクシー姉・鬼灯ハルの過剰なスキンシップに振り回される、アブナイ日常を描いた、ちょっとHなシスコン・ラブコメディ。「ヤングエース」(角川書店)にて連載され全4巻にて完結、各巻10万部超、累計40万部発行の人気コミック。
また同原作者の漫画「ワールドゲイズ クリップス」も実写映画化が決定(映画タイトル:『放課後ロスト』)し、W映画化記念として「鬼灯さん家のアネキ」の新章「鬼灯さん家のアネキ(+妹)」が、4/4発売のヤングエース5月号より「ワールドゲイズ クリップス」とともにW連載開始中。
以下、監督・出演者、原作者より、映画撮影を終えてのコメントです。
今泉力哉監督:「ハルをはじめとした、この漫画の登場人物たちがもつ馬鹿馬鹿しいエロの裏にある真面目さ、不器用さ、人を想う気持ち、みたいなものが好きです。人を想うことゆえの歪みや苦しみ、家族とか、社会の目とかを気にしつつも、そういうこととはまた別に確かにそこにある愛、を描ければなあと思い、映画化させていただきました。へんてこで魅力的なキャストやスタッフの方々と精一杯つくりました。よろしくお願いいたします。」
谷桃子:「この作品に出させて頂き、なお且つ主演という嬉しくもありましたが、緊張とプレッシャーで毎日頭くらくら、目がちかちか(笑)してました。原作も拝見しハルの大ファンになりました。笑いあり、涙ありの見どころ満載です。私にとってもお芝居の中で初の?!大胆露出もありこの作品が私の代表作になると思います。是非皆さんに観て頂きたいです」
前野朋哉:「悪戯好きなアネキと同居する童貞男子高校生・吾郎の悶々とした日々を描いた作品です。
劇中ではなぜか吾郎はモテまくるわけですが、その浅はかな悶々の中で、家族の愛や大切な恋心に気づいていくハルと吾郎の成長の話でもあります。今泉監督だからこそ実現した、谷さんをはじめとする個性豊か、というか濃すぎるキャスト陣!そして本編の後半は全く異なる映画になっていますので、お楽しみに! 」
佐藤かよ:「Q1.最初に映画出演のお話が来た時はどう感じられましたか?
今まで台詞有りで演技と言う経験が無かったので正直不安でした。
台詞を忘れて笑ってごまかしているけど現場が凍りついてたり、
台詞覚えるシーンを間違えて来てしまったりする夢を準備期間や撮影中に何度も見ました。
テレビでドラマや映画を見ながら、ふと、みんなどーやって覚えているんだろう?
みんなすごいんだなぁーと感心しながら見ていたので当時見ているドラマや映画の内容が頭に全く入らなかったです。
Q2.佐藤かよさんは「水野麻衣」役を演じられて難しかった部分、こんな事に注力し役を演じたなど御座いますか?
台本を頂いた当初、麻衣ちゃんの性格が、気分屋でマイペース、すぐ物事を口に出してしまう私の性格とは真逆だったのでどうなんだろ…と思いましたが、
台本を読めば読むほど過去の体験、友達関係、恋愛経験から麻衣ちゃんに共感する部分がたくさんあって、性格が違うと思っていた彼女に多々共感していき
麻衣ちゃんは意外と身近な存在なんだなぁと思いました。
口や目ではこう接しちゃうけど、本当はこうなんだよ!
でも言えない…そんな経験意外と誰にでもあるんじゃないかなぁーって。
Q3.これから観て頂くファンの方、お客様へメッセージをお願い致します。
原作とはまた違う麻衣ちゃんが映画に居て、そんな麻衣ちゃんが観ている人にとって意外と気持ちに共感する部分が1番多い子なんじゃないかなぁと思います。
佐藤かよが女子中学生役と言う不思議な先入観はさておき(笑)
原作とは一味違った映画、鬼灯さん家のアネキを楽しんでいただければと思います。
見ないと麻衣ちゃんぷっぷくぷーです。」
五十嵐藍:「こんな映画化が難しそうな原作を、映画として完成に至らせた、関係者の皆様の尽力と技術には感動しました。試写会で隣で観ていた担当編集が感動してうるんでいるの見て、あぁ、映画ができて良かったなぁと思いました。人を感動させる作品ができたことが嬉しいです。楽しんでいただけると幸いです。」
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執筆者
Yasuhiro Togawa