「タイタニック」以来の快挙!『アナと雪の女王』サントラが6週連続TOP10入り!
大ヒット公開中の映画『アナと雪の女王』が、遂に4/18(金)に動員800万人、4/19(土)に興行収入100億円を突破!これは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの歴代No.1の最速となり、動員・興行収入ともに記録を更新した。
そんな中、映画の成績と共にサントラでも快挙を成し遂げている!。
ディズニー映画『アナと雪の女王』のサウンドトラック『アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック』が映画公開週を対象とした3/24付週間アルバムランキングの9位(前週190位)から、5位(3/31付)→4位(4/7付)→3位(4/14付)→2位(4/21付)と週を追うごとに順位を上げていた同アルバムは、最新4/28付オリコン週間アルバムランキング(集計期間:4/14〜4/20)で3位を獲得し、6週連続でTOP10入り(週間1.7万枚/累積13.0万枚)。
エミネム主演映画のサントラ『8マイル〜ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー』が記録した5週連続TOP10入り(2003/6/2付〜6/30付)を上回り、映画サントラ(邦画も含む)としては、セリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン〜タイタニック・愛のテーマ〜」を収録しヒットとなった『タイタニック』(1998/4/6付〜6/29付)以来、15年10ヵ月ぶりの6週連続TOP10入りを果たした。
また、同日付アルバムランキングでは同映画の主題歌「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」の[Heartful ver.]を収録した、May J.のカバーアルバムで、先週初のTOP3入り(3位)を果たした『Heartful Song Covers』(3月26日発売/rhythm zone)が4位にランクイン(週間1.4万枚)。TOP10入りは4/7付(6位)から4週連続と、こちらも映画ヒットの後押しを受け好セールスを続けている。
そして、5/3にはファン待望の『アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-」が発売も決定、パッケージ商品としての販売を要望する問い合わせが殺到していた松たか子、神田沙也加、ピエール瀧ら、日本版ヴォイスキャストによる日本語歌や、May J.が映画のキャンペーンを通じて歌ってきたもう一つの「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」(日本版劇中歌カバーVer.)、そして「レット・イット・ゴー」(マルチ・ランゲージ・メドレー)、更に4曲のカラオケ音源を収録した超豪華2枚組で、しかもジャケットは初回スリーブ仕様になっている。
サントラの爆発的人気を受けて、楽曲は聴くだけにとどまらず、“歌う“という現象も引き起こしており、第一興商のカラオケLIVE DAM、4/13〜4/19付の週間ランキングでは、May J.版2位、松たか子版4位、イディナ・メンゼル版15位と3バージョンの『Let It Go』が急上昇!4月26日(土)から公開の“みんなで歌おう♪歌詞付版(2D字幕・吹替)”を目前に控え、カラオケも大盛り上りとなっている。
100億円の興行収入突破は2013年『風立ちぬ』以来で、洋画としては2010年の『トイ・ストーリー3』『アリス・イン・ワンダーランド』『アバター』以来、実に4年ぶりの快挙で、『アバター』が100億円に到達した50日間をはるかに上回るハイペースとなっている。また、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給作の興行収入歴代1位の『アルマゲドン』(1998年公開)135億円の記録も射程距離に達してきており、今後どこまで数字を伸ばすか、注目が集まっている。
この日本での大ヒットを受け、『アナと雪の女王』は全世界興収においても着々と順位をあげ、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』と『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を超え一気に2ランクアップし6位に浮上。全世界興収アニメーション歴代1位の作品としてもどんどん記録を伸ばしている。
さらに、『アナと雪の女王』は、全世界50か国で公開されているがその中でアメリカ合衆国を除くインターナショナルの興行成績で日本がNo.1を記録しており、GWから上映されるD吹替版&みんなで歌おう♪歌詞付版(2D字幕・吹替)公開がさらなる記録更新の後押しになることが期待される。
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執筆者
Yasuhiro Togawa