本年4月13日に全国公開し、公開スクリーン数303・興行収入8億円超の大ヒットを記録し、第86回米国アカデミー賞最優秀外国語映画部門の日本代表作品に選出された映画『舟を編む』(石井裕也監督/松田龍平主演)が、香港で大絶賛の嵐! 異例の大ヒットロングラン上映中です!! 香港での興業成績は、2013年度日本映画 限定公開映画部門 第1位に輝きました!

本作は、本年8月22日に香港で限定公開映画として2スクリーンからスタート(配給:Edko Film)。公開途中からスクリーン数は公開時の倍にまで増加し、年を越えて2014年までロングラン上映予定です。11月10日時点での興行収入は213万香港ドル(日本円で2,735万円/11月14日レート)を突破し、これまでに3万7,000人以上の観客を動員しました。これは、日本での数々の大ヒット作の記録を上回り、山田洋次監督作品『東京家族』の香港公開時と比較すると、2倍以上の興行収入を記録しています!

映画『舟を編む』の香港での記録的大ヒットは、香港映画評論家・メディアによる称賛の映画評や観客たちの口コミによるもの!! 香港日刊英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」及び香港週刊誌「MINGPAOWEEKLY」では共に星4.5ポイントの高評価を獲得。
さらに、香港の著名人や現地批評からは以下称賛の声が続々と届いています。

<香港著名人からのコメント>
◆蔡 瀾(チャイ・ラン/香港を代表する文化人)
「こんなにも涙して満足した映画は久しぶりだ。とても“爽快”な気持ちになった。」
◆黄修平(アダム・ウォン/“福岡観客賞”を受賞した香港映画「狂舞派」の監督)
「ぜひ沢山の方に強く勧めたい。仕事を真剣に取り組むというどこにでもあるストーリーが、丁寧に美しくそして魅力的に描かれていて、元気づけられた。音楽が作品のいいスパイスになっている。情熱や夢を追うことに必ずしも理由は必要なく、“なぜ”よりも“どうやって”夢を追うのかが大事なのだ。」

また、映画『舟を編む』は世界各国の映画祭への出品が決定していますが、来年2014年1月にアメリカ・カルフォルニア州にて開催の、第25回パームスプリングス国際映画祭への出品も決定しました。パームスプリングス国際映画祭は、北米で開催される映画祭の中ではトップ・クラスの映画祭の一つで、米・アカデミー賞の前哨戦とも言われています。本作は来年2月には韓国での劇場公開も決定。数々の海外からの高い評価を受け、今後一層海外からの注目が集まることは確実です。
是非とも、本情報のご紹介のほど、よろしくお願い申し上げます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa