ゆずが男性の想いを、JUJUが女性の想いを歌いあげる、ロマンティック・ラブ・バラード誕生!

 来年12月で開業100周年を迎える東京駅。1日100万人以上が利用するメガステーションを舞台に、10人の男女のそれぞれの“愛”を描く、クリスマス・ラブストーリー、『すべては君に逢えたから』。先月末に撮影が終わり、現在ポストプロダクション中の本作ですが、完成を前に、主題歌、劇中歌がそれぞれ、ゆず、JUJUによる同名タイトル曲「守ってあげたい」(発売未定)に決定いたしました。
 
この曲は、“大切なひとを守りたい”という思いを描いた心に響くラブ・バラード。きっかけは、原曲の作詞・作曲を務めたゆずの北川悠仁。元々は、ゆずの新曲として制作をすすめていたが 、自分たちの歌詞と対になる「女性目線」で「女性アーティストに歌ってほしい」という北川のアイデアから、以前から交流のあったJUJUへアプローチ。今回の奇跡の“コラボ”が実現した。互いに歌詞・アレンジを変え、男性目線から強い誓いを歌ったゆずが主題歌、女性目線から男性を支えようとやさしく語りかけるJUJUが劇中歌をうたい上げます。

“運命の出逢い”により映画の主題歌、劇中歌に決定!!

その頃、本作の松橋プロデューサーはゆずにこの映画のためにラブソングを作ってもらえないかと打診をしていた。そして同時期に偶然、JUJU側に全く別件で連絡を取った際、JUJUが「ゆずのラブソングを歌う予定」という話を聞く。驚いたプロデューサーは曲のデモテープを聞き、その素晴らしさに“運命の出逢い”だ!と感動し、映画に使わせてほしいと相談。曲と10人それぞれの“想い”を描くという映画のコンセプトがぴったりだということで、双方から快諾してもらい、主題歌、劇中歌という形で結実することとなった。
もともとは、映画と関係なく自然発生的にできた曲であったが、ゆずとJUJU、そして曲と映画の運命の“出逢い”がこの奇跡のコラボレーションを実現させた。
どちらも、20代、30代の女性から圧倒的な支持を受けるアーティスト同士のコラボレーションということもあり、本作を盛り上げるだけでなく、これからのクリスマスを代表する曲になっていくこと間違いなしのロマンティックなラブソングになっている。

ゆず コメント
「守ってあげたい」は、ラブソングでありながらもっと大きな愛情を込めた曲にしたいなと思いつくりました。恋愛はもちろん、家族や友達、いろいろな人との中に起きる“愛”を感じながら聴いてもらえたらと思います。僕たちの歌で、『すべては君に逢えたから』の登場人物たちが繰り広げる恋愛ストーリーに少しでも華を添えることができたら嬉しいです。

JUJU コメント
最初にゆずさんから楽曲を頂いた時は、こんなステキな曲を女性目線で歌えるのか!と嬉しかったのと、「守ってあげたい」というサビのワンフレーズがとても印象に残ったのを覚えています。本当に素晴らしい愛の歌。男女両サイドからお聴きいただきたいです!!
今までにない企画だったので非常に恐れ多いですが、とにかく聴いてくださる方が前向きになるといいなと思いながら歌っています。
映画に関しては、残念ながらまだ観れていないのですが、とても楽しみにしています!

本木監督コメント
ささやかながら確かな愛が、あまりに美しく、せつなく伝わってきたので、それ
に応える映像演出ができるか不安もありました。クリスマスイブに一人東京を
去ろうとする玲子のシーンは、JUJUの歌をイメージして撮り、返歌ともいえるゆずの
楽曲には、この映画を貫くテーマを強く感じて、何度も聴きながら撮影をしました。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51605

執筆者

Yasuhiro Togawa