出口の見えないサバイバルアクションの衝撃作!
テレビドラマの新たな話題作として誕生!!

吸血鬼ウィルスに感染した人間=吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)。踏み入れたら最期、再び生きて還ることはない……。艶(なま)めかしい美女がその地へと妖しく誘い寄せる。そして……出口のない地獄絵図の幕が上がる!!
累計560万部を超え、日本のみならず韓国、台湾、タイなどのアジアでも人気を博した、松本 光司原作のコミック「彼岸島」(講談社刊)のテレビドラマ化が決定しました。

理屈なし、問答無用で襲ってくる恐怖に打ち勝つ人間の底力と絶望感からくるギリギリのスリルを描くことで、ゲーム世代で育った10代〜30代のユーザーの心を強く掴んで離さない「彼岸島」。今回のTVドラマでは、原作ファンも満足いく世界観と人間を恐怖で支配する最強の吸血鬼、さらに巨大化した化け物をリアルに再現。そして吸血鬼との戦いを描くゲーム的要素だけでなく、理不尽で絶望な事態に追い詰められてもなお強く立ち向かっていく〝人間の底力〟や、今の社会ではリアルに感じることができない〝生命の尊厳〟を問いかける深いヒューマンドラマとして描かれ、新たなサバイバルドラマを誕生させます。

この話題のドラマを総監修したのは、『悪の教典』『愛と誠』『藁の楯』などのヒットメーカーであり海外でも注目される監督として名高い三池崇史。脚本は、『QP』『神様のパズル』『どろろ』のNAKA雅MURAが担当しています。

そして、このサバイバルドラマに、フレッシュな若手注目のキャストが決定しました!
行方不明になった兄を探しに<彼岸島>に足を踏み入れてしまう弟・宮本明を演じるのは、『仮面ライダー』で幅広いファン層を確立している白石隼也が挑みます。行方不明の兄・宮本篤を演じるのは『ガッチャマン』『HK/変態仮面』で体当たりアクションを演じ、見事な肉体美で一気に注目を浴びた鈴木亮平。迫力あるアクションシーンは、このキャストならではの見応えある、期待を裏切らない映像にご注目ください。更に、2人が演じる兄弟の絆のドラマも見どころの一つです。

その他、サプライズなキャスティングも続々決定しています。

<ストーリー>
夜闇の中、ある中年男が必死の形相で逃げる。中年男は制服警官に追われ廃屋に駆け込むが、警官は男を捕えると鋭い牙で男の首根に噛みつき血を吸い始めた—その姿は明らかに人間とは異なっていた……。
高校卒業後、地元を離れた宮本明(白石隼也)は、夏休みに久しぶりに地元に戻ってきて、幼馴染のユキ、ケン、ポン、西山、加藤と再会する。気のおけない仲間達は昔のままだったが、半年前、兄の篤(鈴木亮平)が婚約者と旅行に出かけたまま失踪して以来、明と家族の時間は綻び始めていた。仲間たちとの時間を過ごし、ケンの車で送ってもらった明は、突如現れた美女から篤の免許証を見せられる。冷というその女は、篤は生きていて、冷の村で吸血鬼と戦っているという。にわか信じがたい冷の話に困惑する明だが、仲間たちと一緒にいるところを吸血鬼に襲われる。間一髪で吸血鬼を一人倒した明たち。本物の吸血鬼を目の前に、明は冷の言葉を信じ、篤を探すため、仲間とともに冷の村がある島「彼岸島」へと向うことに…。しかし、島に到着した明たちを待ち受けていたのは、想像を絶する地獄絵図だった——。吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)で、明、篤とその仲間たちによる死闘が繰り広げられる!!

彼岸島とは・・・
地図にはない島、一年を通して彼岸花が咲いている。
最凶の吸血鬼・雅の封印が解け、彼岸島の人々は吸血鬼ウィルスに感染し、吸血鬼が増殖。吸血鬼や村人たちは雅(みやび)の支配下にある。
吸血鬼化しても人間の血液を吸わずにいると、亡者(もうじゃ)という化け物になって彷徨い続ける。

<コメント>
白石隼也(弟・宮本明役)コメント
Q初共演ということですが、お互いの印象をおしえてください。
⇒亮平さんとは自分がこの世界に入った頃から知っていて、当時から非常に熱い方でした。が、年々その熱さが増しているような、そんな印象です。今回は兄弟の役で二人の空気感が大事になってくるのかなと思いますが、お互いを知っている分、そこは感じられやすいのではないかと期待しています。
Q原作の感想をお願いします。⇒人が絶望的な窮地に追い迫られた時のリアクションがとてもリアルで恐ろしく、この作品に引き込まれた瞬間でした。そこを僕らがどう表現していくのかが大事になってくるだろうと思います。
Q役どころを教えてください。また、今回どのようにご自分の役を演じたいかもおしえてください。⇒家族の期待を一身に背負う秀才の兄の隣で、妄想好きで将来漫画のシナリオを書きたいという夢はあるもののごく平凡に生きてきて何事にもどこか冷めているような青年の役です。実は僕自身も秀才の兄を持ち、役者を始める前は物書きになりたいと思っていたりと、役と重なる部分が多かったのでそういうことを上手く活していければと思います。一年間『仮面ライダー』でアクションをやってきたのでアクションシーンも頑張りたいです。

鈴木亮平(兄・宮本篤役)コメント
Q初共演ということですが、お互いの印象をおしえてください。⇒年々、逞しくなっていく隼也と、兄弟役ができるということでとても心強いです。持てる力をぶつけあい、互いに刺激しあって成長していければと思います。Q原作の感想をお願いします。⇒世界観、人物、吸血鬼の造形、ストーリー、全てがとにかく刺激的な唯一無二の作品だという印象です。恐怖と興奮が詰まった彼岸島の世界で登場人物を演じられるということは、この上なく幸せです。Q役どころを教えてください。 また、今回どのようにご自分の役を演じたいかもおしえてください。⇒僕が演じる篤は明の兄で、彼岸島に潜み、たった一人で吸血鬼たちと戦っている人間です。篤は相当強い!という役の設定なので、深夜ドラマでは誰も見たことのないようなタフなアクションを見せたいです。また、原作の突き抜けた世界観をいかしつつ、それが実際に起これば人はどうなるのか、という生々しさも大切に表現できればと思っています。

三池崇史(総監修)コメント
・「チ、チ、血、血、血......ガッツリ吸わしていただきます。観て生きろ!」

製作概況
・概要: 連続ドラマ(全10回)
・放送: TBS・MBSほか 10月深夜 スタート
・スタッフ:
 総監修: 三池崇史 『悪の教典』『愛と誠』『逆転裁判』
 脚 本: NAKA雅MURA 『QP』『神様のパズル』『どろろ』
 監 督:西海謙一郎、横井健司
・原作:松本光司「彼岸島」(週刊ヤングマガジン連載中/講談社 刊)
・制作: エクセレントフィルムズ
・製作:「彼岸島」製作委員会・MBS
・コピーライト表記: ©松本光司・講談社/2013「彼岸島」製作委員会・MBS
・公式サイト:http://higanjima-tv.jp

執筆者

Yasuhiro Togawa