世界が注目する、日本映画!『許されざる者』トロント国際映画祭へ出品決定!
9月13日公開、渡辺謙主演&李相日監督作『許されざる者』が、第70回ベネチア国際映画祭への出品に続き、9月5日(カナダ現地時間)より開催される「第38回トロント国際映画祭」「特別上映部門」へ正式出品されることが決定した。
トロント映画は世界4大映画祭のひとつ、北米最大かつ最多プレミア上映本数を誇り、今最も注目度の高い映画祭のひとつであるとともに、アカデミー賞(オスカー)の前哨戦とも言われている。
近年、本映画祭の最高賞である「観客賞」を受賞した作品として、『ライフ・イズ・ビューティフル』(99)、最近では『プレシャス』(10)、『英国王のスピーチ』(11)、『世界でひとつのプレイブック』(12)などが挙げられるが、そのいずれもが、アカデミー作品賞へノミネーションされている。
今回の出品に際し、渡辺 謙より下記のコメントが届きました。
「トロント映画祭に参加が決まり、北米にもこの映画が伝わっていく事にとても嬉しく思います。多くの映画ファンに何が届けられるか、本当に楽しみです。」
本作は、クリント・イーストウッドの映画史に残る傑作の日本映画化、そしてハリウッドでも活躍する渡辺謙主演作ということで映画祭から強いオファーを受けての選出。本映画祭の最高賞である「観客賞」受賞の名誉に輝けば、北野武監督作『座頭市』(03)以来の快挙となる。
上映日は9月13日(金)18:00〜(現地時間)会場はエルジンシアター。授賞式は15日(現地時間)を予定している。
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執筆者
Yasuhiro Togawa