アップリンクが配給する地球と生活を考える映画シリーズ“アップリンク・アースライフ・シリーズ”、公開中の『100,000年後の安全』に続くシリーズ最新作『セヴァンの地球のなおし方』が2011年6月25日(土)より東京都写真美術館ホール、渋谷アップリンクほか、全国順次公開となります。

3月11日の福島原発事故の後緊急公開され、原発の是非のみならず10万年残る核廃棄物の処理体制について、疑問を投げかけ大きな反響を呼んだ『100,000年後の安全』に続く今作は、子供たちの未来へどんな安全な地球を受け継ぐべきかを伝えます。

福島で小中学校の屋外活動を制限する放射線量上限を年間20ミリシーベルトとした国の暫定方針について批判が高まるなど、子供たちの安全についての関心がさらに高まり、菅直人首相が自然エネルギーの普及について積極的な発言を続ける現在。

母親となったセヴァンの、「大切なのは生活の質と健康、そして子供。だから私は自己中心的に、自分たちをどう救うかを考えていきたい」という言葉は、これからの私たちの生き方の道しるべとなることでしょう。

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◆母となったセヴァン・スズキから 日本の観客へのメッセージ
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—「未来」という言葉
未来は、まだ夢です。私たちの夢なのです。あなたと私が作り出していくものです。
未来は私たちが決断を下していく間に、刻々と変化しています。
私の言葉を読んでくださっている皆さん、どうかあなた方が子どもたちや、
その子どもたちに遺していくもののことを考えてください。
私たちは今、その遺産を作り出しているのです。
皆が一体となり、正しいことを行わなければなりません。
>>>>セヴァン・スズキより(2011年4月4日)

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映画『セヴァンの地球のなおし方』
(2010年/フランス/120分)
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監督:ジャン=ポール・ジョー(『未来の食卓』)
プロデューサー:ベアトリス・カミュラ・ジョー
出演:セヴァン・スズキ、ハイダグワイの人びと、古野隆雄、福井県池田町の人びと、バルジャック村の人びと、
ポワトゥーシャラントの人びと、コルシカ島の人びと、オンディーヌ・エリオット、ニコラ・ウロ、ピエール・ラビ、他
配給・宣伝:アップリンク

◆公式サイト
http://www.uplink.co.jp/severn/

◆アップリンク・アースライフ・シリーズ 公式twitter
http://twitter.com/uplink_els

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執筆者

Yasuhiro Togawa