『エイゼンシュテイン』公開記念イベント
★第1弾 『エイゼンシュテイン』公開記念ロシア・アヴァンギャルド・ブックフェア
エイゼンシュテインが生きたロシア・アヴァンギャルドの時代。それは、あらゆる表現の革命だったし、みんなグラフィックや演劇や映画といった武器を手にして、真剣に“未来”を見つめていたのだ。映画『エイゼンシュテイン』の公開を記念して、プロジェットでは『戦艦ポチョムキン』『十月』のポスターもデザインしたたステンベルグ兄弟のポスター集やロシア・アヴァンギャルドの季節に生み出されたマレーヴィチ、リシツキー、シャガールのデザインした本や雑誌を集めた図録など洋書のデザイン・ブックを中心に、古書日月堂では当時日本で出版された『露西亜大革命史』『新興芸術編 機械芸術論』などロシア革命やロシア・アヴァンギャルドに関する本や『芸術と革命』『ダダと構成主義展 1988-1989』など手に入りにくい図録を、ブックファート渋谷店では、『エンゼンシュテイン全集1〜10巻』をはじめ『ロシア・アヴァンギャルド遊泳』『夢見る権利 ロシア・アヴァンギャルド再考』など現在読むことができるロシア・アヴァンギャルド関連書籍を集め、ロシア・アヴァンギャルド・ブックフェアを開催します。彼らの疾走と絶望に是非ふれてみて下さい。
7月上旬より開催中!
PROGETTO 渋谷区道玄坂1-19-12今井ビル1F/2F 03-5459-3901
古書日月堂 港区南青山6-1-6パレス青山207号 03-3400-0327
ブックファースト渋谷店B1F 渋谷区宇田川町33-5 3770-2003
★第2弾 『エイゼンシュテイン』公開記念ライヴ付き上映
The Battleship Potemkin meets DOWSER&Phew
フロイトの長椅子に横たわるエイゼンシュテイン
いかなる暴君でさえも支配できなかった異端の天才映画監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン。ロシア革命に参加し、『ストライキ』で長篇映画監督としてデビュー後、グロテスクで、エキセントリックで、大胆不敵な映画を撮りつづけ、スターリンの粛清の嵐の中で師や仲間を殺される中で、世界中を飛び回り、コクトー、チャップリン、ディズニー、ジョイスなど、様々な才能々と邂逅した。しかし、会いたくて、会えなかった人物がひとりいる。それは、精神医学者ジグムント・フロイト…。エイゼンシュテインの人生の中で最も激しく揺れ動いた26年間を描いたレニー・バートレット監督による映画『エイゼンシュテイン』が公開される。「フロイトの長椅子に横たわるエイゼンシュテイン」は、『エイゼンシュテイン』の公開を記念し、彼の代表作である『戦艦ポチョムキン』と“シュトックハウゼンの再来”と絶賛され、石井聰亙監督や青山真治監督とのコラボレーションで知られる長嶌寛幸と寺井康雄によるDOWSER、そして山本精一とのパンク・ユニットMOSTでも活躍するPhewがセッションする試みである。
7/24(水) 19:00スタート
at アテネ・フランセ文化センター
当日¥2800
上映作品:『戦艦ポチョムキン』1925年/75分/監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン
演奏:DOWSER(長嶌寛幸/Compose&Edit+寺井康雄/ Live Electronics)
サンプリングゲスト:Phew *当日不参加
エイゼンシュテイン
レニー・バートレット監督作品
革命した、恋した、疾走した、絶望した!
いかなる暴君でさえも支配できなかった異端の天才映画監督エイゼンシュテイン!
ロシア・アヴァンギャルドの時代、湧き上がる黒雲の中をカメラを片手に駆け抜けるエイゼンシュテインの26年間を映画化したのは新鋭レニー・バートレット。
アレクセイ・ロディオノフ(撮影/サリー・ポッター監督『オルランド』)、マイケル・ナイマンとのコラボレーションでも知られるバラネク・クァルテットのアレクサンダー・バラネスク(音楽)、自らも“テアトル・ド・コンプリシテ”の演出家であり、『ストリート・オブ・クロコダイル』などで日本公演もはたしているヨーロッパ演劇界の鬼才サイモン・マクバーニー(主演)など各国の“天才”が集結!
その亡霊は、いまなおロシアの撮影所を徘徊しているのだ!!
配給:ツイン+スローラーナー
8/3(金)よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー!!