『勝⼿にしやがれ』『気狂いピエロ』など数々の名作を世に送り出してきたヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの最新作「LE LIVRE D’IMAGE(英題︓THE IMAGE BOOK)」の邦題が『イメージの本』となり、来年のゴールデンウィークにシネスイッチ銀座他で公開されることが決定、ポスタービジュアルも完成しました。
12 ⽉ 3 ⽇(⽉)に 88 歳<⽶寿>の誕⽣⽇を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに映画を作り続けるゴダールの最新作。

「私たちに未来を語るのは“アーカイブ”である」と語るゴダールが、新撮シーンにこれまでの絵画(TABLEAUX)、映画(FILMS)、テキスト(TEXTES)、⾳楽(MUSIQUE)を巧みにコラージュし、現代の暴⼒、戦争、不和の世界に対する彼の怒りをのせて、この世界が向かおうとする未来を指し⽰す 5 章からなる物語。本作では、ゴダール本⼈がナレーションも担当している。今年 5 ⽉に開催されたカンヌ国際映画祭では、映画祭史上初めて、最⾼賞【パルムドール】を超越する賞として特別に設けられた【スペシャル・パルムドール】を受賞した。
前作『さらば、愛の⾔葉よ』(14)で、彼にしか創造し得ない新感覚の3D 技法で観客を驚かせたゴダール監督が今作では、枯渇することのないイメージと⾳を多⽤し、観客の想像⼒を縦横無尽に刺激する 84 分間のアート体験を約束する。
今回解禁となる⽇本版ポスタービジュアルは、ビビッドな⾊彩とゴダール作品の代名詞である画⾯に現れるテキスト「LE LIVRE DU IMAGE」(⽇本語訳︓イメージの本)、⾏く先を⽰すかのような何者かの⼿が印象的に配置されている。

監督・編集・ナレーション︓ジャン=リュック・ゴダール/撮影・編集︓ファブリス・アラーニョ/⾳楽︓ECM
出演︓ジャン=リュック・ゴダール、ディミトリ・バジル
2018 年/スイス・フランス合作/84 分(予定)/原題︓LE LIVRE D’IMAGE(英題︓THE IMAGE BOOK)
配給︓コムストック・グループ 提供︓レスぺ © Casa Azul Films – Ecran Noir Productions – 2018