株式会社スーパーネットワーク(本社:東京都港区赤坂4-8-14)が運営する、海外ドラマ専門チャンネル『スーパー!ドラマTV』は、ハリウッド女優のシンデレラ・ストーリー「FAMOUS IN LOVE」を11月23日(金・祝)22:00より独占日本初放送いたします。
偶然にも大作映画の主役を射止めてしまった女子大生ペイジの、華麗ながら虚栄と野心に満ちたハリウッドで女優として成長していく姿を描くドラマ「FAMOUS IN LOVE」。ハリウッドが舞台のポスト「ゴシップガール」との呼び声が高い、今1番ホットな海外ドラマです。さらに、日本語吹替版も小宮有紗さん、下野紘さん、梶裕貴さん、潘めぐみさん、斎藤千和さんら人気と実力を兼ね備えた豪華声優が勢ぞろいしております。

この度、下野紘&梶裕貴のオフィシャルインタビューを公開!
主人公ペイジを巡るライバルの役柄を演じる下野さんと梶さんに、
作品の見どころやお2人が演じるキャラクターの魅力について語ってもらいました!

──お二人が演じているキャラクターについてご紹介ください。

梶さん:僕が演じるレイナーは甘いマスク、巧みな会話術など、女性を惹きつける要素がたくさんある男性です。その上、お芝居もうまくて、母親のニーナが映画プロデューサーでもあるので、ハリウッドにおける立ち位置を若くして確立しているようなところがあります。
でも、その分、女癖が悪かったり、アルコール依存症だったりというトラブルも抱えていて、こういったドラマには欠かせない役どころです。実はレイナーはだんだん印象が変わっていくキャラクターでもあるんです。ドラマが進んでいくにつれて、彼の中のピュアな部分、孤独を抱えている部分、子供っぽい部分などが見えてくるので、そこが注目ポイントかなと思います。

下野さん:ジェイクはある意味、レイナーとは真逆の存在かなと思います。彼自身、監督志望で脚本を書いたり、自分の舞台を演出したりしています。でも、どこか報われずにいる部分もあり、ペイジとはお互い気になる存在でありつつも一歩を踏み出せずにいます。だから、物語の中ではもっとこういうふうにしておけば良かったのにと思うようなことが多かったりしますね。スタートから我々以外にもいろんなキャラクターが登場しますけど、一人の女の子の劇的な変化とともに、周りのキャラクターもどんどん変化していって、最終的にどうなるのか本当に見当がつかない感じになっていきます。だから、ジェイクもどうなっていってしまうのか気になります。

──そんなキャラクターを演じるにあたってこだわっている点、心がけている点などはありますか?

梶さん:海外ドラマに登場する役者さんの体つきは日本人と骨格からして違うので、体の大きさも意識しますね。それから体の動きや表情を意識するのは当然なんですけど、それ以上に、“吹き替えである意味”というのを自分たちで作り出せたらなという思いがあります。だから、全体のキャラクターのバランスを考えたり、僕であればレイナーの心情をそのシーンごとに汲み取ったりして、アフレコに臨ませていただいています。実際に現場に入った第 1 話の演出では、「感情をもうちょっと出してほしい」「子供っぽく悪ぶっているような面もこれから出てくるから、そういうところを意識してほしい」というふうに言われて、僕が思っていたよりも少し若め、少し少年の要素をミックスしたような入口になりました。それ以降はうまいことすり合わせができて、アフレコが進むうちにそういった部分も含めて自分の中でいい具合に、難しく意識しすぎない感じで演じられるようになりました。ただ、僕らも台本をいただいて初めて次のエピソードがわかるので、最初はどこまで彼が感情的なのか、誰に対して愛情、憎しみを持っているのか、見えにくかったりして……。

下野さん:そうだねぇ……。そこは本当にイヤだねぇ(笑)。
梶さん:でも、観れば観るほど人間味が出てきて(レイナーのことが)好きになるなとは、一視聴者としても思いますね。レイナーに限らず、意外と悪いやつじゃないじゃんと思えるキャラクターがいたり、いい子だと思ったのにそんなことしちゃうんだ、言っちゃうんだというキャラクターがいたり。それが海外ドラマの恋愛モノの面白さなのかなと思います。
下野さん:僕と比べるとジェイクは体格も違うし、声質も違うし、表情、口調、息遣い、いろいろ自分とは違うんだなというところをものすごく感じつつ、そこを汲み取りながらやっています。僕の場合は演出として「ペイジの良き理解者だから、きつい物言いではなく優しく包み込むように」と言われていたんですけど……話が進めば進むほど、違う面が出てきて悪そうな人がいい面を持っていたり、良さそうな人が状況の変化によって悪い面が出てきたりするので本当に激しいなと思います。毎話毎話、自分がこういうふうになるであろうと予測したのと全然違う反応をキャラクターたちがするんです。ジェイクもペイジと和解したかなと思ったら……みたいなのがあったりするので、その辺は臨機応変に一つずつ状況をしっかり把握していかないとならないなと思っています。

──出来上がった作品を見て、お二人がお互いに感じる魅力とは?

梶さん:下野さんとは長い付き合いで、お互いのパーソナルな部分も知っているので……ジェイクのセリフを聞くと、なんだか「カッコつけてしゃべってるな」って思っちゃいます(笑)。
下野さん:そうな、そうな、それは思うわ! でも、仕方ない(笑)!
梶さん:下野さんというか、ジェイクがしゃべるとこそばゆい感じがしますね。
下野さん:俺自身もまだ慣れてないからね(笑)。
梶さん:なんでしょう、甥っ子がデビューしました、みたいな。先輩なんですけど(笑)。ジェイクは最初の段階では本当に優しくていいやつ。だから、それが下野さんのイメージにぴったりだなって思ってました、第 7 話ぐらいまでは。下野さんはずっといいやつのはずなんですけど……途中から変わったりしないですよね(笑)?
下野さん:わかんないよ(笑)。僕の方も梶くんに対しては、レイナーというキャラクターを表現しようとしている部分があるんだろうなと思いつつ、所々に梶くんが見えるなっていうの、ちょっとだけある。改めてこういう話をするのは恥ずかしいですね。でもね、レイナーはやっぱり梶くんのスターオーラがめちゃ出てるなって……。
梶さん:あ、これちょっと、下野さん、ふざけはじめてますよ!とりあえず言ってるだけなんで、これから先、話になんの中身もなくなります(笑)。
下野さん:設定的にレイナーって嫌なやつじゃないですか、最初の方は。でも、梶くんが吹き替えするとそれを感じさせない部分があるなぁって。それは本当に思う。

──お二人にとって吹替版の魅力を教えてください。

梶さん:僕が子供のころから観てきた吹替版というのは、大先輩方の技術でもともとのニュアンスを汲む以上の味付けというか、小さい子供が見ても、この人いい人なんだ、悪い人なんだ、面白い人なんだ、かわいそうな人なんだというのが、すごくわかりやすかったり、その味付けがあるからこそ、その役が印象に残ったり、そういう魅力があったように感じます。だから、求められている空気感、お芝居がありつつ、そこに何か日本の役者が日本の方に楽しんでもらうために上乗せして、もともとのものを壊さずに汚さずに、より面白いものとして受け取ってもらえるものにできればと思いますね。これは作品によっても役によっても違うと思うんですけど。こういったことは、常に吹き替えをやらせていただく上で考えていたいなと思っています。

下野さん:吹き替えをやると、話し方、表情、動き、感情の変化というものが、我々日本人とは違うんだろうなというのはものすごく感じたりはしていて。だからこそ、向こうの原音を聞くという楽しみ方もあると思いますけど、やっぱり吹き替えにすることによって、より日本人に受け入れてもらいやすいというか、受け取ってもらいやすいというか、そういうふうな手助けの一つとなるのが吹替版の魅力だと思いますね。同時に、作品によりますけど、そこに声優のらしさとか、面白さとかを出せるというのも、吹替版の魅力なのかなと思います。

■「FAMOUS IN LOVE」作品DATA■
原題:FAMOUS IN LOVE
2017 年-2018 年/アメリカ/二カ国語&字幕/60 分/HD 作品/全 10 話
<スタッフ>
製作総指揮:I・マーレーン・キング、レベッカ・セルレ
<キャスト>
ペイジ・タウンセン…ベラ・ソーン(小宮有紗)
ジェイク・ソルト…チャーリー・デピュー(下野紘)
レイナー・デボン…カーター・ジェンキンス(梶裕貴)
カサンドラ・“キャシー”・パーキンス…ジョージー・フローレス(潘めぐみ)
アレクシス・グレン…ニキ・コス(斎藤千和)

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「FAMOUS IN LOVE」
11月23日(金・祝)22:00より独占日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週金曜22:00 ほか 【字幕版】毎週金曜24:00ほか
(c) Warner Bros. Entertainment Inc.
番組ホームページ www.superdramatv.com/lineup/SN0000000801.html
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