芥川賞作家・羽田圭介原作を初の連続ドラマ化。主演・玉木宏が“見当たり捜査員”を演じる「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」。
主演の玉木宏に加えて、内田理央、町田啓太、渋川清彦、伊藤歩の出演が決定!個性溢れる話題の実力派キャスト4名が、物語に更なる彩りと重厚感を加える。 また、放送日が2019年1月5日(土)夜10:00に決定!

ドラマ「海月姫」(フジテレビ)、「おっさんずラブ」(テレビ朝日)などの個性的な役柄で演技への評価を高めている内田理央が演じる安藤香苗は、異動したばかりの新米捜査員。
抜群の記憶力で白戸(玉木宏)に引き抜かれた安藤は、着任早々実績をあげる天才捜査員。内田にとっては初の本格刑事役で、アクションシーンも披露している。
同じく白戸の部下の中堅捜査員・谷遼平を演じるのは、大河ドラマ「西郷どん」(NHK)や「中学聖日記」(TBS)など話題作への出演が続く町田啓太。見当たり捜査で実績をあげられず、スランプに苦しむ実直な捜査員を演じている。
安藤と谷は白戸の部下で、警視庁刑事部捜査共助課所属。

渋川清彦は白戸のかつての先輩で群を抜く捜査能力の持ち主・須波通役。4年前に謎の死を遂げたとされたとされているが…。
そして白戸の恋人・千春を演じるは伊藤歩。白戸とは出会い系サイトで知り合い、同棲中。しかし千春の言動には不可解なことが度々あり、白戸はある疑念を抱き始める…。

白戸、安藤、谷の<ミアタリ捜査班>は雑踏に紛れて指名手配犯の顔を探し続ける、という地道な捜査の日々。
そんな中で白戸が意図せず見つけてしまった須波の「顔」が、物語を大きく動かしていくことに。そして、千春の不可解な言動は何を意味しているのか…。
個性派キャストの出演が決定し、徐々に全容が明らかになってきた本作、続報をお楽しみに。

内田理央さん(安藤香苗役)コメント
■本作の印象
この作品で扱っている「見当たり捜査」というテーマが、とても面白いと思いました。
普段街を歩くときにあまり人の顔を見ていなかったので、こういった仕事があること自体が衝撃で、しかも実際に犯人を捕まえて実績をあげているということに驚きました。
■安藤の人物像
見当たり捜査班の中では一番若手ですが、才能があって、何をするかわからないパワフルな女性です。
警察官にも関わらず服装は派手で、柔道が強くて、よく食べる、というキャラクターで、とても魅力的だと思います。
柔道が初めてのチャレンジだったのでとても大変でしたが、監督からは「自由に感じたままにやって欲しい」と言って頂いたので、私自身、楽しんで演じさせて頂きました。
■見どころ
「見当たり捜査」をテーマにした、普通の刑事モノとはひと味違った作品です。
ミニスカにショルダーバッグという派手な格好で捜査をする、という変わった役柄ですが、楽しんで演じさせて頂きましたので、ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです。

町田啓太さん(谷遼平役)コメント
■本作の印象
「見当たり」という捜査方法を知らなかったので、とても興味深かったです。
ストーリーが重厚で、普通の刑事ドラマにはない緊張感が台本を読んでいて伝わってきたので、きっと面白い作品になると思います。
■谷の人物像
仕事に対する葛藤が根底にあるキャラクターです。
年齢的に仕事もある程度できてきて、ポジションが定まってきていて、そこから更にどうしていきたいか葛藤する、等身大の人物です。
見当たり捜査で結果を出せなくなり、フラストレーションを抱えて苛立つのですが、谷のように感情をハッキリと表現する青年というのは、自分の性格とは異なるので、演じていて面白かったです。
■見どころ
「見当たり捜査」というちょっと変わった世間的にも知られていない捜査の話です。
人の顔を見るということが、どういうことなのか。
人の表情を見ることが大事なことだと感じるドラマになっていると思います。
また、谷という役は原作にないエピソードも描かれているので、原作とは違う点もぜひ楽しんでいただければと思います。

渋川清彦さん(須波通役)コメント
■本作について
脚本の足立さんとは過去に『お盆の弟』という映画でご一緒させていただきました。
足立さんが脚本を書かれた映画を何本も見ていたので、本作では見当たり捜査員の「日常」を描いた作品だと思っていました。
実際に脚本を読んだら、思いのほか壮大な話でビックリしました(笑)。
「見当たり捜査員」を理解するために、街中で人の顔をみるようにしましたが、この中から犯罪者を見つけるのはかなり大変な仕事だと感じました。
■須波の人物像
孤独な人間だと思います。
指名手配犯の写真を脳に焼き付ける作業や、街に出て延々と人の顔を見るのは、とても孤独な作業ですよね。そうした孤独が須波の心の闇に繋がって行くのかな、と思います。
■見どころ
見当たり捜査員の日常に転がっている興味深い話を、ドラマとして、エンタテインメントとして物語を作っています。
日常の話から、公安の話、国際的な話だったりと壮大な話に展開していくので、様々な方が楽しめるドラマになっていると思います。

伊藤歩さん(千春役)コメント
■本作の印象
本当に観たかった骨太なドラマが実現されるんだなと思いとてもワクワクしました。
「見当たり捜査」という捜査手法があることを知らなかったので、とても興味深いです。
台本の時点で登場人物の個性や現代の社会問題など、WOWOWならではの深い表現で描かれていたので想像力が膨らみました。
■千春の人物像
急に現れて急に住み着く猫のような、謎の登場人物です。
言葉で説明するのが難しいアンニュイな存在なので掴みどころがない女性です。
玉木さん演じる白戸と一緒に暮らしているのですが、彼のことを深く詮索せずに横で笑っていて、白戸が心を許せる存在。 彼女自身も実は大きな秘密を抱えていて、後々明らかになるようです。
■見どころ
「見当たり捜査」というあまり馴染みがない職業をテーマにしている作品です。
玉木宏さん演じる白戸が見当たり捜査員として人の顔を常に見ているのですが、本当は彼自身が誰かに見られている?というジレンマに侵されていく、とても興味深い作品になっています。
ぜひ楽しみにご覧ください。

〈ストーリー〉
警視庁捜査共助課に勤める白戸崇正(玉木宏)は顔だけを頼りに、潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”だ。
部下の安藤(内田理央)、谷(町田啓太)らと共に繁華街を行き交う群衆を見つめ、脳に刻んだホシの顔を探し続ける日々。
そんなある日、白戸は群衆の中に「見つかる筈のない顔」を見てしまう。4年前に謎の死を遂げた先輩刑事・須波(渋川清彦)。
見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわる噂を耳にする。事件について調べるうち、公安や中国マフィアが動きだし、白戸はいつしか命をも狙われることになる…。さらに、同棲している彼女の千春(伊藤歩)の不可解な言動に、白戸はある疑念を抱き始める…。

「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」番組概要
■番組名:「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」
■放送日:2019年 1月5日(土)放送スタート 毎週土曜よる10:00 (全5話・第1話無料放送)
■原作: 羽田圭介『盗まれた顔』(幻冬舎文庫)
■脚本: 足立紳(『百円の恋』『14の夜』)
■監督: 武正晴(『百円の恋』『銃』)
■音楽: 海田庄吾(『百円の恋』『ビジランテ』)
■出演: 玉木宏 内田理央 町田啓太 渋川清彦 伊藤歩 ほか

【番組特設サイト】 https://www.wowow.co.jp/dramaw/kao