目に見えない存在として生まれた青年“エンジェル”と盲目の少女“マドレーヌ”が惹かれあう、とびきりピュアで切ない小さな恋の物語『エンジェル、見えない恋人』が10月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。
この度、本作の主人公で“姿の見えない”エンジェルをリアルに撮影するための特殊効果や撮影方法が盛り込まれたメイキング映像が届きました。

姿が見えない男の子と、目が見えない女の子の幸福の日々。声と匂い、気配や息遣い、体が触れ合った感触、そして相手への想いが凝縮されたシンプルな言葉で、互いの存在を求め合う。やがてマドレーヌの視力が回復した時の、葛藤。自分の秘密を打ち明けるべきか悩むエンジェルの焦燥が、映画を観る我々にもひしひしと伝わってくる。

美しく成長したマドレーヌ役を演じるのは、本作が長編映画初主演となる新星フルール・ジフリエ。エンジェルの母親ルイーズ役にはハル・ハートリー作品で知られ、『わたしたちの宣戦布告』で印象を残した、エリナ・レーヴェンソン。製作総指揮はベルギーの至宝と呼ばれる『神様メール』『ミスター・ノーバディ』(監督)のジャコ・ヴァン・ドルマル。長年の友人でもあるハリー・クレフェン監督とタッグを組み、詩的で幻想味あふれる映像美を生み出した。

 この度、解禁された映像では本作で特殊効果を担当したウィリー・ル・ブレイ、マルク・ヘリシェールのインタビューをはじめ、特殊効果の方法などが盛り込まれたメイキング映像となっています。


監督:ハリー・クレフェン、脚本:ハリー・クレフェン、トマ・グンジグ
製作:ジャコ・ヴァン・ドルマル、オリヴィエ・ローサン、ダニエル・マルケ
出演:フルール・ジフリエ、エリナ・レーヴェンソン、マヤ・ドリー、ハンナ・ブードロー、フランソワ・ヴァンサンテッリ
2016年/ベルギー/フランス語/79分/原題:Mon Ange/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム PG-12
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