全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品全米No.1(※2018/6/13 BOX OFFICE MOJO調べ)大ヒットとなっている『クワイエット・プレイス』が、9月28日(金)より日本公開いたします。
「絶対に音を立ててはいけない世界」というオリジナリティ溢れる設定や、「ポップコーンを食べる音さえ躊躇するような静まり返った劇場」という、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”映画館の静けさが緊張感に変わる、劇場で初めて体験する現象にSNS上では口コミが殺到。スティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズら著名人も続々とSNSで絶賛コメントを投稿するなど「今一番みなくてはいけない映画」として、社会現象に近い口コミが拡がり話題を集めており、米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では驚異の“95%Fresh”と大絶賛!(※2018/9/13 Rotten Tomatoes調べ)。主演エヴリン役は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のハリウッドきっての実力派女優、エミリー・ブラント。その夫・リー役には、実生活でも彼女の夫である『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーが監督も務め、初のホラー作品ながらもこの大ヒットを飛ばし、新作のオファーが押し寄せています。

この度、なんか嫌な予感・・・本編映像が到着いたしました!

必要な品を手に入れる為、荒廃した街にやってきたアボット家。そこに末っ子が店内で見つけた飛行機のおもちゃを持って、家族の元へやってきます。それが音の出るものと気づき、顔を強張らせるリー(ジョン・クラシンスキー)ですが、そっとそのおもちゃを取り上げ、内蔵された電池を抜き取ります。しかし、寂しそうな表情をみせる末っ子をみかねて、他の家族には内緒でそのおもちゃを返してあげるリーガン(ミリセント・シモンズ)。しかし、末っ子は家族が近くにいなくなった隙をつき、抜き取ったはずの電池をまた手にしてしまうのです…。果たして、アボット家は無事でいられるのか?!これから待ち受ける彼らの運命に目が離せずにはいられないシーンに仕上がっています。

ホラー映画であると同時に“家族”の物語でもある本作ですが、最初に脚本を読んだとき、妻であるブラントと共に、この映画は“親になることを暗示的に描く寓話”であることを思い浮かべたというクラシンスキーは「大きく存在する寓意は、いつかは子供たちを外の暗く深い森へと出さなければいけないときがくる、ということだ。この映画で家族を襲う“何か”のようなものが外の世界にはいるものだ」と説明。また自身の母について振り返り「思い出すのは、僕の母が横断歩道を渡るときには必ず右左を見ることと、本当に念を押して僕たちに知らせたがっていたこと。僕は母に対して、車に轢かれたりしないさ、って反応だった。だけど、母が言っていたのは、車に轢かれないように気をつけるだけでなく、自分のいる状況や環境をちゃんと把握していなさい、ということだったんだ」と語ります。実際に親となった今は、その頃の両親の気持ちもわかるようになったそうで「いまは情報があちこちから入ってきて、どんな情報にもアクセスできる。それは最も怖いことだ。子供たちは新しい情報を目にして、耳にして、それをすぐ消化できなくて、自信がなくなって不安になったり、または自信満々になりすぎたりするかもしれない。だから、すべての事柄について、子供たちと話せることを願うばかりだ」と複雑な心境を明かしています。

一方、現在二児の母であるブラントも自身の経験を踏まえ「新生児というのは、本当に全てが怖いものよ。「どうやったら私はあなたを生きたままにしておけるの?」っていう感じだからよ(笑)それしか頭にない。私はそういう母親だったわ。ミルクをあげていないときだって起きていた。ベッドの横に顔を埋めて「オーケー、ちゃんと子供は息をしている」って確認し続けるの。一晩中、起きていたわよ。それを、いまはやらずにすんでいる。ちゃんと子供たちは生きていて、うまくやっている」と語っています。

■監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー ■脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック ■製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
■キャスト:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ  ■全米公開:4月6日
■原題:A Quiet Place ■配給:東和ピクチャーズ ■コピーライト:(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.