インドの名優 アディル・フセイン(『マダム・イン・ニューヨーク』)主演『ガンジスに還る』インド発!普遍的な家族の物語に感動・絶賛の声!
ヴェネチア国際映画祭でビエンナーレ・カレッジ・シネマ部門エンリコ・ フルキニョーニ賞を受賞し、映画批評家サイト「ロッテン・トマト」驚異の満足度100%を打ち出したインド映画『ガンジスに還る』が10/27(土)より岩波ホールほか全国順次公開致します。
本作は、誰にでも訪れる「死」というテーマを、ユーモアと人情味溢れるタッチで描き、不器用な親子と、 個性的な人々が織りなす心温まる物語。ヴェネチア国際映画祭では10分間のスタンディングオベーショ ンが鳴り響き、「人生、死、そして絆についての心温まる宝石のような一品」(GlamSham)、「あなたが今年目にする中で最高の1本!」(Mid-day)と 、世界中から称賛が寄せられている。主演は 『マダム・イン・ニューヨーク』などに出演の、インドを代表する名優アディル・フセイン。
撮影時24歳という若き新進気鋭の監督が描く普遍的な物語に世界中が感動・感嘆! 名だたる著名人からコメント到着!
誰しもに訪れる“人生を見つめ直す”とき。各界の第一人者たちも自らの人生を振り返る?!
人生を静かに、ちょっぴり辛くみつめた素敵な映画。
同じアジアの監督として拍手を送りたい。
―山田洋次さん(映画監督)
生まれる時 意志はないが
死ぬ時には 少しだけその人の意志がある
なんとなくそう考えていた
この映画を観て やはりそうなのだと思った
―久米宏さん
生きるのも“苦”、死ぬのも“苦”。 穏やかに死を迎へる…
歌も踊りもない、インド映画だけど
こんな人生を奥深く考える映画もあるんだ。 何回も観たくなるよ。
―毒蝮三太夫さん(俳優・タレント)
インドの唯一無二の死生観を知る、人生の教科書のような映画 。
バラナシのガンジスの岸辺には たくさんのアシュラムが立ち並び、
死の到来を悟った人々が そこで最期の時を迎えようとしている。
インドでは死が明確な輪郭をもち、 現実の中に姿をあらわしている。
この映画は、死が見える形で実在しているおかげで、混迷する現代を生きる家族に
真の相互理解が発生する様子を、静かに描き出している。
―中沢新一さん(人類学者)
死はお祭りなのだ。こちらからあちらへ家移りの祭り。
鉦、太鼓でにぎやかに送り出す原色の祭り。
何か肩の力が抜けた。いいな。こんなの。
―若竹千佐子さん (作家/「おらおらでひとりいぐも」)
家族に支えられ、 ゆるぎない死生観のうちに死ねるのは幸福である。
ユーモアと簡潔な描写の積み重ねで シリアスなテーマを見事に描ききった。
語られる解脱の内容にも私は感じ入った。
―玄侑宗久さん(作家・僧侶)
「送られる側」だけじゃない!「送る側」の記憶を呼び起こす感動作!
ガンジス河のほとりの終の棲家が、
母が入所していた橘湾沿いの介護施設に直結し、
親の最期と向き合う息子の心が痛いほどわかりました。
「命」を問う素晴らしい映画です♡
―岡野雄一さん (漫画家/「ペコロスの母に会いに行く」)
世界中のバックパッカー、旅行者にもインドの魅力がグッと胸に突き刺さる!
母なるガンジスで、こんな風に死ねたら最高。
「いつでも、心の声に従え」
やりたいことを全部やってから、死ぬぞー!
―たかのてるこさん (『ガンジス河でバタフライ』著者・旅人・エッセイスト)
続々と集まる絶賛コメントは随時公式ホームページを更新中! http://www.bitters.co.jp/ganges/
【STORY】
ある日、自らの死期を悟った父ダヤは、ガンジス河の畔の聖地バラナシへ行くと宣言する。家族の反対もよそに、決意を曲げない父。仕方なく、仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことに…。辿り着
いたのは、安らかな死を求める人々が暮らす施設「解脱の家」。はじめは衝突しあうも、雄大に流れるガンジス河は、次第に父子の関係をほぐしていく。旅立つ者の心の動き、それを見守る家族のまなざし。果たして、ダヤは幸福な人生の終焉を迎えられるのかー?
© Red Carpet Moving Pictures
監督・脚本:シュバシシュ・ブティアニ 出演:アディル・フセイン、ラリット・ベヘル 他 2016 年/インド/99 分/カラー/シネスコ
10/27(土)より、岩波ホールほか全国順次公開!