『パッドマン 5億人の女性を救った男』タイトル&公開日決定
『パッドマン 5億人の女性を救った男』(原題:Padman)が、ソニー・ピクチャーズ配給にて12月7日(金)より公開決定。
「愛する妻を救いたい。」
その想いは、やがて全女性たちの救済に繋がっていく――。
インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず 不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため 清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。日々 研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は 村中の人から奇異な目で見られ 数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。それでも諦めることなく 彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり ついに低コストで大量生産できる機械を発明、農村の女性たちに ナプキンだけでなく 彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――.
インドに革命を起こした “パッドマン”ことムルガナンダム氏 10月下旬来日決定!
本作の実在のモデルとなったのはアルナーチャラム・ムルガナンダム氏。
1962年 南インド出身の56歳。彼は商用パッドの3分の1もの低コストで衛生的なパッドを製造できるパッド製作機の発明者。かつ、女性たち自らがその機械を使い ナプキンを女性たちに届けるシステムを開発した彼の活動は高く評価されて、2014年「Time Magazine」が選ぶ世界で最も影響力のある100人にも選ばれた他、 2016年にはインド政府から褒章パドマシュリも授与。*彼が発明した機械は、インドの29州のうち23州に設置されさらに 106カ国に拡大する予定。
主人公ラクシュミに扮するのは、素朴で誠実な男性主人公を演じさせたら右に出る者がいない人気男優、“インドのジョージ・クルーニー”(!?)ことアクシャイ・クマール。ボリウッドではトップの稼ぎ頭で、演技力にも定評があり、本作でもクライマックスの国連演説では、その圧倒的なパフォーマンスで観る者を感動の渦に巻き込む。彼の妻ガヤトリ役には実力派女優のラーディカー・アープテーが、また、彼を助けてナプキン普及に尽力する都会の女性パリーには、ボリウッドのトップ女優の1人で、『ミルカ』(2013)で日本でもお馴染みのソーナム・カプールが扮する。
監督は、ユニークなテーマの作品を作り続けているR.バールキ。彼の妻は『マダム・イン・ニューヨーク』(2012)の監督ガウリ・シンデーで、あの作品にもバールキ監督はプロデューサーとして関わっている。純粋な妻への愛が使命に昇華した“パッドマン”の物語を是非ご期待下さい!
2018年/インド映画/2時間17分 公式HP:padman.jp
監督・脚本:R.バールキ 出演:アクシャイ・クマール/ソーナム・カプール/ラーディカー・アープテー
12月7日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国公開