アスリート史上、最も美しい男・ボルグ【氷の男】VS 最も荒々しい男・マッケンロー【炎の男】1980年ウィンブルドン決勝戦。世界が熱狂した極限の決戦とは──?
お世話になっております。この度、ギャガ配給『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』が、8月31日(金)TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開致します。1980年、世界中が注目する中、エレガントなプリンスとワイルドな野生児の対極的な2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った世紀の試合。世界中が固唾を呑んで見たスポーツ史に刻まれた究極の名勝負の映画化が実現しました。

この度、“氷の男”ボルグの幼少期時代の本編映像が解禁となります。彫刻のように美しいビジュアル、コンピューターのように冷静沈着な立ち振る舞い、神がかったプレイで、貴公子と呼ばれていた“ボルグ”ですが、実は幼少期は意外にもマッケンローと同じく、すぐ激高する性格でした。
本編では、試合で相手の得点のジャッジに不服に思い「アウトだ、ヘボ審判!」と激高し、その行動に対し審判から「非スポーツマン行為だと」とペナルティの点数が入れられ注意を受けると、さらに怒り狂い、ラケットをコートに何度も投げつける姿や、得点を入れる度に気合の絶叫を上げ、 “貴公子”のネーミングから想像もできない姿を見せています。幼少期から故国スウェーデンのクラブですでに頭角を現していたボルグでしたが、そのような素行やラケットの持ち方も野球のような両手打ちという技術の不十分さなどにより、「地元のクラブもお手上げの厄介者」とクラブのコーチが話すシーンも映し出されています。そして、この意外なボルグの少年時代を、ボルグ本人の息子のレオ・ボルグが演じています。
しかしその後すぐ、国の代表監督レナート(ステラン・スカルスガルド)に才能を見込まれ、幼少期とは180度違うコンピューターのように冷静沈着な立ち振る舞いで、絶対王者として君臨するように。

ボルグは、“悪童”マッケンローと正反対と言われてきましたが、実は、怒りの表現手段が正反対なだけで似た者同士だったという驚きの事実。それぞれが種類の違うプレッシャーと格闘し、短気を封印する圧力を集中に力に変えていった先にある、頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、熱狂と興奮の最高潮に、やがて押し寄せる感動の実話。80年代のレジェンドにして、今なおテニスプレイヤーの頂点の存在として歴史を作った、あのボルグVSマッケンローの熱き闘いを是非スクリーンでお確かめください。

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
【ストーリー】ボルグvsマッケンロー 1980年ウィンブルドン、全世界が注目した、世紀の試合が甦る――テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着な美しきボルグと、短気で荒々しい悪童マッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ、熱狂と興奮の試合。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、感動の実話。
監督:ヤヌス・メッツ『アルマジロ』第62回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞
出演:シャイア・ラブーフ『トランスフォーマー』シリーズ、スベリル・グドナソン『ストックホルムでワルツを』ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ(ボルグの息子)
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