人気お笑いタレントの横澤夏子が初主演を叶えた映画『えちてつ物語〜わたし、故郷に帰ってきました。〜』。
この度、横澤他出演キャストの場面写真を一挙解禁いたします。

本作品は、福井県全面協力のもと、17年11月に撮影。半年に二度の事故を起こしてしまい運行停止になってしまった京福電鉄が、2003年に住民の声で第三セクターが“えちぜん鉄道”として復活させた実話をもとに、廃線から再出発を果たした“えちぜん鉄道”で、一人の女性が家族と人生の再出発を始める感動の物語です。

今回解禁します場面写真は、横澤夏子演じる主人公・いづみと彼女を取り巻く人々を映した未解禁の写真を含むシーンを厳選。
東京からふるさとにUターンする主人公・山咲いづみ役の横澤夏子。いづみと血の繋がらない兄・山咲吉兵役の緒形直人。さらに、いづみをえちぜん鉄道の乗務員に誘うえちぜん鉄道社長・越智佳祐役の笹野高史、苦難につまづいたいづみを陰で支えてくれる笠羽和子役の松原智恵子、えちぜん鉄道でアテンダントとして働く同僚の藤本奈緒役に萩原みのり、酒井美由紀役に坂本三佳、鰐淵聡美役に安川まり、えち鉄の整備部のホープ・南部信也役に辻本祐樹らが脇を固めます。

横澤自身どこか重なる部分があり思い入れがありますとコメントしたいづみが、夢と現実の狭間で葛藤し、故郷に戻り、えちぜん鉄道でアテンダントとして働き様々なことに直面しながらも、成長してく様子が覗える場面写真と共に、ご紹介します。

ストーリー
お笑いタレントを目指し上京した山咲いづみ。しかし、コンビを結成するも全く売れず解散寸前に。そんな時、友人の結婚式に出席するため、故郷の福井県へ帰郷。披露宴で出会ったえちぜん鉄道の社長・越智からアテンダントにスカウトされ、新しい道を歩みだす。そして、血の繋がらない兄・吉兵の家族が住む実家で居候を始めるが、いづみは自分が養女だというわだかまりを抱き続けて、吉兵との関係はギクシャクしたまま。職場では、腰掛け的な態度が出てしまい空回りが続く一方、整備士の南部がいづみの心のオアシスに。そんな中、列車内である事件が起きる。その時、いづみがとった行動は―――。
人生の行き先に迷ういづみは、自分の居場所を見つけられるのか？家族の絆を取り戻せるのか―――？


故郷・福井県に帰ってきた元お笑い芸人山咲いづみ（横澤夏子）
そば屋久兵衛の娘。お笑い芸人を目指して上京したが、売れずに勝山に帰郷。あるきっかけでえちぜん鉄道のアテンダントに。

1990年7月20日生まれ。新潟県出身。東京NSC15期生。2009年にヨシモト∞ホールでデビュー。『俺のダンディズム』（14/TX）で女優デビュー。その後は『重版出来！』（16/TBS）、『増山超能力師事務所』（17/YTV）など女優業にも力を入れ、本作で映画初主演を飾る


新人アテンダント藤本奈緒（萩原みのり）
いづみの同期アテンダント研修生。元ギャルながら長年アテンダントになることを夢見てきた。おふざけ気味にみえるいづみを敵対視している。

1997年3月6日生まれ。愛知県出身。 『放課後グルーヴ』（13/TBS)で女優デビュー。『ルームメイト』（13/古澤健監督）で映画初出演。映画やドラマなど活躍の場を広げている。

■映画
『神さまの言うとおり』（14/三池崇史監督）、『64-ロクヨン- 前編・後編』（16/瀬々敬久監督）、『何者』（16/三浦大輔監督）、『昼顔』（17/西谷弘監督）、『ハローグッバイ』（17/菊地健雄監督）、『心が叫びたがってるんだ。』（17/熊澤尚人監督）


えち鉄で一番怖い永平寺口駅長黒川鉄也（山崎銀之丞）
前会社時代の電車衝突事故の教訓から会社イチ厳しい安全意識の持ち主。いづみの天敵。

1962年5月16日生まれ。福岡県出身。1986年より地元RKBラジオでパーソナリティを務め人気を博す。自らの劇団「劇団空想天馬」を旗揚げし、数多くの舞台やドラマで活躍中。

■映画
『私は貝になりたい』（08/福澤克雄）、『幕末高校生』（14/李闘士男監督）『サイドライン』（15/福山桜子監督）


えちぜん鉄道社長越智圭祐（笹野高史）
鉄道マニアでえち鉄をこよなく愛する人情の人。元芸人のいづみの人柄を買っている。

1948年6月22日生まれ。兵庫県出身。映画『ふしぎな國 日本』（83）でデビュー。『男はつらいよ』シリーズ等山田洋次監督作品に数多く出演し、07年には映画『武士の一分』（山田洋次監督）で第30回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。
■映画
『家族はつらいよ』シリーズ（山田洋次監督）、『ふしぎな岬の物語』（14/成島出監督）、『オケ老人』（16/細川徹監督）、『散歩する侵略者』（17/黒澤清監督）、「終わった人」（18/中田秀夫監督）、『空飛ぶタイヤ』（18/本木克英監督）


いづみの過去を知る元芸者笠羽和子（松原智恵子）
いづみの実母と同僚だった元芸者。苦難につまずいたいづみを陰でしっかりと支えてくれる。

1945年1月6日生まれ。愛知県出身。
『夜の挑戦者』（61/野口博志監督）でデビュー。吉永小百合、和泉雅子とともに「日活三人娘」と呼ばれ絶大な人気を誇り、日本映画の黄金時代を支える。その後はテレビや舞台でも活躍をする日本を代表する名女優。
■映画
『小川の辺』（11/篠原哲雄監督）、『トテチータ・チキチータ』（12/古勝敦監督）、『鏡の中の笑顔たち』（15/喜多一郎監督）、『ゆずの葉ゆれて』（16/神園浩司監督）、『君がまた走り出すとき』（19年冬公開予定/中泉裕矢監督）


いづみと血のつながらない兄山咲吉兵（緒形直人）
そば屋久兵衛主人。建築技師の職を捨て、父の跡を継ぐことに。 養女である妹いづみとの間に癒えぬ傷がある。

1967年9月22日生まれ。神奈川県出身。『優駿 ORACION』（88/杉田成道監督）でデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン新人賞など数々の賞を受賞。以降、映画やドラマで活躍し、俳優としてのキャリアを重ねる。
■映画
『散り椿』（18/木村大作監督）、『万引き家族』（18/是枝裕和監督）、『望郷』（17/菊地健雄監督）、『64-ロクヨン- 前編・後編』（16/瀬々敬久監督）


いづみが憧れる整備士南部信也（辻󠄀本祐樹）
えち鉄整備部のホープ。妻を病気で亡くし一人娘と東京から移住してきた。いづみの憧れの先輩。

1985年1月12日生まれ。大阪府出身。
テレビドラマ『3年B組金八先生』第6シリーズで信太宏文役を演じ注目を集める。近年は舞台や映画など活躍の場を広げている。

■映画
『銀のエンゼル』（04/鈴木貴之監督）、『男たちの大和 YAMATO』（05/佐藤純彌監督）、『「わたし」の人生 我が命のタンゴ』（12/和田秀樹監督）、『海難1890』（15/田中光敏監督）、『ゆずの葉ゆれて』（16/神園浩司監督）、『君がまた走り出すとき』（19年冬公開予定/中泉裕矢監督）


アテンダント・リーダー酒井美由紀（坂本三佳）
9年目の先輩アテンダント兼新人研修係。いづみを含む三人の研修を受け持つリーダー。

1980年9月13日生まれ。神奈川県出身。
テレビドラマ『なっちゃん家』（98/EX）にてドラマ初出演。その後『世界・ふしぎ発見！』（TBS）のミステリーハンターとして活躍。

■映画
『丹下左膳　百万両の壺』（04/津田豊滋監督）、『死者の学園祭』（00/篠原哲雄監督）


新人アテンダント鰐淵聡美（安川まり）
いづみの同期アテンダント研修生。バリバリの理系女子。アテンダント業務を通じて、人との触れ合いに目覚めていく。

1991年10月26日生まれ。神奈川県出身。
蜷川幸雄主催「さいたまネクスト・シアター」4期生出身。舞台を中心に、テレビドラマ・映画にも活躍の場を広げる。
■映画
『笑う招き猫』（17/飯塚健監督）、『意味無し人生ちゃん、宇宙（そら）へ』（17/澁谷桂一監督）、『だんらん』（15/生見司織監督）、『ダンスナンバー 時をかける少女』（13/三浦直之監督）、『杉並区の渋谷くん』（13/平波亘監督）

監督：児玉宜久　脚本：児玉宜久／村川康敏
出演：横澤夏子、萩原みのり、山崎銀之丞、笹野高史、松原智恵子、緒形直人　ほか

『えちてつ物語〜わたし、故郷に帰ってきました。〜』
11月3日（土）福井県先行ロードショー、11月23日（金・祝）有楽町スバル座ほか、全国ロードショー
配給クレジット：ギャガ　コピーライト：©２０１８『ローカル線ガールズ』製作委員会