週刊少年ジャンプを代表する金字塔漫画、全世界シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る「BLEACH」が映画化! ユウレイが見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行するハメになる。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚〈ホロウ〉と死闘を繰り広げる一護だったが、想像を絶する運命が待ち受けていた…。壮絶アクション超大作『BLEACH』が、いよいよ7月20日(金)全国公開!
この度、公開に先駆け7月4日(水)に名古屋に主演の福士蒼汰と早乙女太一が訪れ、翌日7月5日(木)に主演の福士蒼汰、杉咲花、早乙女太一が、大阪の“あべのキューズモールに登場!あいにくの大雨にも関わらず、約2000人もの観客が会場に集まり、キャスト陣が、大阪の観客にむけて関西弁でご挨拶!映画の見所を語るとともに、事前に募集した観客からの質問にも回答!さらに週末の七夕に向けて、七夕の願いも明かし、夏らしく大盛り上がりのトークショーとなりました!


本作で主人公・黒崎一護を演じた福士蒼汰、一護に襲い掛かる死神・阿散井恋次を演じた早乙女太一が黄色い歓声に包まれながら場内に登場!2人の登場で会場のテンションはマックスに!福士は「皆さんと近くて今日は楽しい回になりそうだ!よろしくお願いします!」、早乙女は「今日は楽しんで帰って下さい。よろしくお願いします!」とコメントを寄せた。

この舞台挨拶は上映前のイベントということでこれから作品を観る観客に本作の見どころの1つでもある福士と早乙女のアクションシーンについて質問。これまでもアクションがある作品に出ている福士は本作ではほぼノンスタントで役を演じたそうで、「今回は刀がものすごく大きいのでアクションが難しかった。刀を立てると自分と同じくらいの長さで重かった。太一君と戦うのが大変だった」、早乙女は「ワイヤーが初めてだったので難しかった」とそれぞれに難しかった部分を明かした。

また、本作ではアクションシーンを和装でこなすことも苦労したそうで福士は「今までは着流しが多かったので、袴でのアクションは苦労した。死神の力を得てジャンプしたり転がったりしたので撮影中転びました」、早乙女は「恋次は原作だと身長が高いのですが、僕は結構背が低いので、少しでも近くなるようにインソールを入れていたんです。福士君がでかいので、なるだけ近くなるようにしていて大変だった」と、撮影秘話を教えてくれた。

 トークが自身の演じたキャラクターについて及ぶと、福士は「劇中眉間にしわを寄せていた。でも、これが辛くて。けっこう辛いのよ、これ意外と(笑)!」と、実際に眉間にしわを寄せて笑いを誘いながらコメント。すかさず早乙女が「爽やか戦士だもんね(笑)」と福士にツッコミを。一方、早乙女は「恋次のようにあまりオラオラしていないんですが、野性的で素直に直感的に心で動く部分が似ている」と語った。

 仲の良い掛け合いを見せた福士と早乙女だが、撮影中も一緒に携帯のアプリで顔交換したりして遊んでいたそうで、なんと福士は早乙女を“たいちゃん”、早乙女は福士を“ふーちゃん”と呼んでいたことを照れながら暴露した。

 撮影時の佐藤信介監督とのやり取りについて聞くと福士は「監督は自由にやらせてくれるが、困った時にアンサーをくれる。アクションについては、下村アクション監督のこだわりが詰まっていると思います」、早乙女は「自由にやらせてくれた。とにかく追い詰めるということを徹底しました」と振り返る。

 佐藤監督が1年半もの歳月を費やして編集をした本作では、悪霊・虚<ホロウ>など本作ではCGがふんだんに使われており、福士は「虚<ホロウ>がいるので、現実にはいないのでイメージをして演じました。みんなとのイメージの共有が大切だなと思いました」と語り、完成版を見て「今回CGが素晴らしいのでめちゃめちゃ感動しました。監督が描く日常と非日常の融合が凄く上手で、虚<ホロウ>と生身の人間が上手く重なり合っていると思った」と、本作の出来に笑顔を見せた。また、普通の高校生が突如死神となり、家族や仲間を守るために杉咲花が演じる死神・朽木ルキアと特訓をするシーンも描かれており、福士は「強くなるために特訓するんですが学校の部活を練習している感じ。青春の1ページを見ている気がした」と、杉咲との共演を振り返った。

最後に福士は「アクションは勿論なんですが、キャラクター1人1人の関係性や心情の変化などの部分も注目して感じてもらえたらより楽しめると思います。アクションはスピード感がすごいものになっているので是非楽しんでください!」、早乙女は「是非、『BLEACH』特有の世界観を味わってもらえたらと思います。皆さん楽しんでください」とこれから本作を観る観客に、熱い想いを語り、イベントは大盛り上がりの中幕を閉じた。


<大阪舞台挨拶レポート>
 
あいにくの大雨にも関わらず、雨合羽を着て待機した約2000人もの観客が集まり熱気に満ちた会場に、本作の主人公で高校生兼死神代行である黒崎一護を演じた福士蒼汰、一護と力を合わせて悪霊・虚<ホロウ>に立ち向かう死神・朽木ルキアを演じた杉咲花、一護を狙う死神・阿散井恋次を演じた早乙女太一がステージへ登壇!会場からは割れんばかりの歓声が沸き起こった。福士の「大阪のみなさん、まいど、おおきにー。本当にありがとうございます!楽しい回にしたいと思いますよろしくお願いいたします!」と関西弁の挨拶に、観客はさらに大熱狂!続いて杉咲が「杉咲花やで~雨の中ありがとうございます!」と挨拶をすると、「カワイイ~!」と黄色い歓声が沸き起り、早乙女は「みなさんもうかってまっかー!」と浪速の商人風の掛け声で、観客は「ボチボチでんな!」と大阪らしい明るいコールアンドレスポンスで場内のテンションはどんどんヒートアップ。

福士は、会場に集まった観客を前に「本当にめちゃめちゃ嬉しいです!」と白い歯を見せた。続いて、自身が演じたキャラクターについてMCに問われると、福士は「黒崎一護はすごく正義感が強かったり、やんちゃで喧嘩をしたりするので自分と違うなと思うことが多かったですが、好きになれましたし、こういう髪色、オレンジ色にブリーチにして・・・アクションは刀が大きかったので難しかった」とコメント。福士が話すたびに客席からは「きゃー!」と悲鳴に近い歓声が起こった。また、杉咲は「ルキアを演じるのが難しかった。剣を握ることに慣れている役で、殺陣は初めてではないんですが、ここまで強い役は初めてなので初心者の気分でやりました」とコメント。さらに、早乙女は「僕が福士君を追い詰める役なんですが、非常に楽しかったです(笑)。福士君とは初共演でした」と語ると、福士は初共演となる早乙女の印象について「実際に共演して見て色気がすごい!」と絶賛!杉咲も「とても色気を感じました!すごくカッコよかった!」と福士に同意し、早乙女は嬉しそうに笑みを見せた。

 また、撮影で難しかったことについてMCから問われると早乙女は「(杉咲)花ちゃんとのコミュニケーション」だと明かし「質問しても笑ってばっかり(笑)」と言いながら杉咲さんの物まねをして、会場を沸かせ、杉咲が「楽しかったです!3人で(携帯のアプリで)顔交換したりしていました」と返すと、早乙女は再度物まねをして仲の良さを披露した。

 本作の魅力の1つでもあるアクションシーンについて早乙女は「大変だったねぇ」としみじみとコメントし、福士も「刀が長くて重いし、対するのは剣豪と言われる早乙女太一なので大変でした」と撮影の苦労を振り返った。

 今回の舞台挨拶は大阪にちなみ、大阪でびっくりしたことについて問われると、福士は「人が元気(笑)。すごくホットなイメージで『BLEACH』にぴったりな人種ですね(笑)」、杉咲は「ご飯が美味しい。たこ焼き、イカ焼き、肉まんを食べました。たこ焼きは、ふわトロです。」、早乙女は「東京だと気づいてもスルーするけど、大阪の人はすごく早い。『あんた、早乙女太一でしょ!』って(笑)」と、笑いを誘いつつ大阪の人は熱い人々が多いことを明かした。

 会場に集まった観客から質問が寄せられており、『BLEACH』の実写にあたって守ったポリシーについて質問されると福士は「眉間にしわを寄せるのとポケットへの手の突っ込み方」と回答し、実際に披露し観客から悲鳴が!杉咲は、「原作と同じシーンがあるので、台本にコピーして貼って演じていた」、早乙女は「恋次は身長が大きな役だが僕は小さいので衣装さんに相談してインソールを詰めて足がパンパンで演じていた。足をくじきそうでしたが、やり通しました!」と役者魂に溢れたエピソードを教えてくれた。

 今週は七夕を控えているということで、七夕の願いについて福士は「7月7日から幽霊が見れますように。一護は幽霊が見えるんですが、僕は幽霊が全く見えないので」、杉咲は「夏は食欲がなくなるんですが、食べるのが好きで食べられないのが嫌なので胃袋が大きくなりますように!」とそれぞれお思い思いに願いを語る。早乙女が「この映画をとにかくこの映画を広めたい」と映画に対する熱いコメントを寄せると観客からは拍手が起きた。

 本日集まった観客に向けて早乙女は「アクションも満載ですが、『BLEACH』ならではの世界観を表現しています。是非、原作知っている、そうでない人も是非観てください」と本作をアピール。杉咲は「みなさん今日は来てくださって本当にありがとうございました。『BLEACH』は男と男の熱いバトルが本当にカッコ良くて、あっという間に終わってしまうぐらい、最後まで見逃せず楽しい映画で、でも最後は人間ドラマも描かれていて感動できる一面もあったり、いろんな楽しみ方のできる作品となってます。ぜひ家族や友達と夏休みに観にいっていただけたらなと思います。ほなまた!」と、本作がアクションだけでなく感動できることを明かし、最後に福士が「今作はアクションが魅力的に写っていると思います。大迫力のアクションそしてCG、死神たちのバトルを劇場で見て欲しいと思いますし、それと同時に登場人物の心情の変化だったりとか成長だとかそういう人間の心に寄り添った映画でもあったりするのでそこに注目して観てもらってもより一層楽しめるかなと思います。本日は本当に雨の中ありがとうございます」と本作に対する熱いコメントを寄せて「ほな、また」と関西弁で締めくくり、イベントは終始熱気に包まれた中終了した。

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介
監督/脚本:佐藤信介 脚本:羽原大介 音楽:やまだ豊 
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )  主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会  制作プロダクション:シネバザール 
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会