この度、『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポ ール・トーマス・アンダーソン監督 が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』が 5/26(土)より全国で大ヒットスタート!満席が続く盛況となっております。

1950 年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋、レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスの アルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛を描いた本作。本年度アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞し、主要 6 部門にノミネートされるという快挙を果たしました。

シンデレラストーリーと思いきや、サスペンスフルで究極な男女の心理戦。やがて思わぬ方へと向 かう先の読めない展開が話題を呼び、ラスト30分の展開に92%が驚愕!(一般試写会調べ)。SNS では「ラストは世にも美しく恐ろしい!」「2018 年、一番ゾクッとした!」「男と女 のマウンティング映画!」と驚きと絶賛の声が続々と上がっています。

美しいラブストーリーから一転して思わぬ方向へと向かっていくのが見どころな本作。特に、主人公レイノルズとヒロインのアルマのガチンコ勝負な愛の心理戦は、観ていてハラハラとさせられます。この度、緊迫した口論シーンの一部が解禁されました!

誰もが天才と認める、アカデミー主演男優賞を三度とった(史上最多!!)ダニエル・デイ=ルイスの鬼気迫る演技もさることながら、相手役のヴィッキー・クリープスも負けていない。この口論から、ふたりがやがて禁断の扉を開けてしまう大変重要なシーンとなっている。
今回の映像で全ては明かされていないが、白熱していく口論の最後では、ヴィッキー・クリープスのアドリブシーンがあると本人がインタビューで答えている。その全貌は、ぜひ劇場で確かめてほしい!

<ヴィッキー・クリープス コメント>

食卓のシーンの最後の部分は即興で、私がアルマとして言ったレイノルズに対する言葉は、その時に私が思いついたものでした。自分で何 を言うのか分かっておらず、まさかあんなことを言うなんて思ってもみませんでした。
分かっていたのは、あのシーン用にセリフがあり、それはと ても美しく書かれていて(ダニエルも同じことを言っていました)、まるで滑り台を滑っているかのような感じでした。そのセリフはとても説得 力があったので、この美しいセリフを持って滑り台へ向かい、それを滑るだけで良かったのですが、それには終わりが無かったんです。
それで、監督が私に「終わりがないから何かその場で出てくるものが欲しい」と言いました。それであのようなシーンになったんです。

あの後、 “大丈夫だったかな?間違えたかしら?あんなことをしてよかったのかな?”と思ったのを覚えています(笑)。
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シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかにて大ヒット上映中!

<STORY>

1950年代ロンドン。英国ファッションの中心に君臨し、社交界から脚光を浴びる天才的な仕立て屋のレイノルズ。ある日、レイノルズはウェイトレスのアルマと出会い、彼女を新たなミューズに迎え入れる。彼はアルマの“完璧な身体”を愛し、彼女をモデルに昼夜問わず取り憑かれたようにドレスを作り続けた。
しかし、アルマの気持ちを無視して無神経な態度を繰り返すレイノルズに不満を募らせたアルマは、ある日朝食に微量の毒を混ぜ込む…。
やがてふたりは後戻りできない禁断の愛の扉を開き、誰もが想像し得ない境地へと向かう。

監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル 

音楽:ジョニー・グリーンウッド 2017年/アメリカ/130分/カラー/ビスタ ユニバーサル作品 配給:ビターズ・エンド/パルコ 

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