この度、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の待望の最新作『エンドレス・ポエトリー』が、2017年11月18日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開。

本作は、『リアリティのダンス』の続編を望む世界中のファン約1万人からクラウド・ファンディングで資金の多くを集めて制作された、まさに待望の新作です。
様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流、そしてはじめての恋を、虚実入り混じったマジック・リアリズムの手法で描きます。

ホドロフスキーの世界に魅了された、谷川俊太郎さんや吉本ばななさんをはじめ、兼ねてよりホドロフスキーのファンを公言する岡村靖幸さん、志磨遼平さんなど、映画をいち早く体感した各界の著名人からホドロフスキー愛が詰まった応援コメントが到着しました。

また、コメント解禁と併せて本ヴィジュアルも解禁となりました。
この度解禁されたヴィジュアルは、高揚感と祝祭のエネルギーに満ち溢れたシーンが切り取られ、キャッチコピー「その存在は、完全な光ーーー」が添えられている。
観た人が真の自分を発見する手がかりになる、“生きること”への招待状と語るホドロフスキー監督のメッセージを表現した、鮮やかで多幸感に満ちたヴィジュアルです。

コメントページ:http://www.uplink.co.jp/endless/#comments

<ホドロフスキーに魅了された著名人から、愛溢れるコメント到着!!>*敬称略・順不同

一瞬もじっとしていない人間の内面世界を、ホドロフスキーは時に残酷に時に滑稽に映像化する。無心な幼児と無心を拒む老人が同居する偽善と無縁の多彩な世界、そこにひそむ真実を私たちは発見する。
―――谷川俊太郎(詩人)

言葉と共に生き抜いてきた私にはこの映画における詩の、人生を変える力がよく理解できる。少年と青年だけが持つ、みずみずしい「心の目」だけで見た「真実の世界」「世界の真実」が完璧に映像化されている。言われなき迫害で得た心の傷を持つ全ての人は、観るだけで涙し癒されるだろう。
―――吉本ばなな(作家)

ホドロフスキーに会えた時とても大事な言葉をくれました。
「私は、今、老人だが、6歳の戸惑ってる少年、18歳の怖いもの知らずの青年、30歳の分別がつき世界や映画や恋に生きた中年、50歳くらいの生きることに戸惑いを覚えたり死の不安を認識した初老。それらはすべて過ぎ去ったことではなく僕の身体の中で僕と共に今もいるんだ」って教えてくれました。その時その場の空気の温度が変わるくらい呆然とし、その言葉が血と肉に染みこんだ経験をしました。

この映画はまさにホドロフスキーの少年から青年を過ごした青春時代の故郷での日々をとてもホドロフスキーらしく幻想的で詩的で示唆的で生きる価値観の不思議さ素敵さを描いてるのではないのかなと感じました。
今も僕らは魔法を信じる、今も僕らの奇妙な人生は豊かであることの賛美歌ではないでしょうか。
―――岡村靖幸(ミュージシャン)

過去が色褪せていく。楽しかったことは泡のように消え、悲しみや憎しみは澱のように堆積する。そのうちに老いて朽ちて消えていく。それが私たちの生。だとしたら私たちはどうやったら前向きに生きられるの? その答えがこの映画のなかにありました。もうひとつのこの世としての、色と音が溢れる過去がありました。それは現在を飛び越えて未来に突き抜けるような過去でした。生きようと思いました。
―――町田 康(作家)

僕とホドロフスキー映画との関係は『2001年宇宙の旅』に登場する猿人とモノリスに近い。だから考察や批評ではなく、真摯に体験するのみ。心の眼を開いて、映画の全てからホドロフスキーと”生きていること”を共有する。自伝的な最新作『エンドレス・ポエトリー』は、青年時代のホドロフスキーと共に、彼の創作の源泉を遡る。
それは僕にとって、詩的でマジカルでリアルな『地獄の黙示録』だ。
―――小島秀夫(ゲームクリエイター)

もうなんていうかますますのマジックリアリズムで、ルーセル的(ということは寺山修司的)、ボラーニョ的世界。豊穣でシュールな映像で人生との和解を描く。90歳を前にしてこのクリエイティブ!
―――いとうせいこう(作家・クリエイター)

あまりに衝撃を受けてしまい言葉に表すことが出来ず、イラストを描くことで精一杯でした…
―――ぬQ(アニメーション作家)

淋しい、痛い、嬉しい、悲しい、愛しい、命。『エンドレス・ポエトリー』は喪失の物語だが、過去ではなく、現代を生きる僕たちの世界を照らしている。ホドロフスキーも、僕たちも、まだ生きている。この映画体験は、あまたの作り手たちへ贈る極彩色のエールだ。
―――幾原邦彦(アニメーション監督)

アレハンドロ・ホドロフスキーの前では私なんか、まるでヒヨッ子じゃないか、と唖然、呆然、慄然!鳥肌立つほどに凄まじい。彼の繰り出す芳醇なイメージの奔流は、過激に自由で、予測不能なマジカルワールド。そのマジックの手さばきは、すでに神の領域に達しているのだ。
―――原 一男(映画監督)

全世界驚愕!ホドロフスキー88歳にして第2黄金期へ。ひょっとしたら50本ぐらい楽勝かも知れない自伝シリーズ第2作は「最も元気な前衛映画」!
―――菊地成孔(音楽家/文筆家)

『エル・トポ』からもうすぐ50年!!いまだ衰えない唯一無二の映像のポエトリー。世界にホドロフスキーがあと10人欲しい!
―――オダギリジョー(俳優)

見せ物的装飾性に彩られた、祝祭のエネルギーに圧倒される。
私の人生で出会った最も刺激的な映画。
―――田名網敬一(現代美術家)

血縁の息子をキャストに配し、自らを詩人へと育んだ思い出の地を舞台に、過去のすべてを “リテイク” してスクリーンに掛ける−−。なんと傲慢でロマンチックな手法か。あの美しい前作『リアリティのダンス』ですら序章にすぎず、御年88歳のホドロフスキーが今迎える最盛期、最新作。呆然としました。
―――志磨遼平(ミュージシャン/ドレスコーズ)

反省してます。このコメントを書くために先にDVDで観てしまったことが本当に悔やまれます。このイメージ!色彩!めくるめくホドロフスキーの世界!ああ、映画館で観たかった……。『エル・トポ』は僕にとって生涯最高の一本、その監督がいまも惜しみなく無限のイメージを描き出す姿勢にはただ感謝と感動しかありません。無論必見!!
―――天久聖一(マンガ家)

あまりに衝撃を受けてしまい言葉に表すことが出来ず、イラストを描くことで精一杯でした…

―――ぬQ(アニメーション作家)

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