10月7日公開「アンダー・ハー・マウス」カナダ初!オール女性スタッフ映画が完成
男性だけでなく女性をも虜にする色気を放ち、 “ネオイケメン”モデルとして活躍するエリカ・リンダー主演の『アンダー・ハー・マウス』が10月7日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋他にて全国順次公開いたします。
出会った瞬間に恋に落ちていく二人の女性同士の恋愛をエモーショナル、かつセンセーショナルに描く本作は、監督、プロデューサー、脚本家をはじめとする現場スタッフのみならず、ポスプロのスタッフを含め、すべて女性スタッフだけで創られた意欲作!女性監督やカメラマンも増えてきているが、全スタッフが女性のみという映画は、製作国カナダでは本作が初めてとなりました。しかし、スタッフの調達は容易ではなく、一番苦労したポジションは音声のブームオペレーターで、20人規模の小さなプロダクションにも関わらず、6か月もの時間が必要でした。
エイプリル・マレン監督は、「女性の視点で描かれ、これまでに誰も見たことないような映画を作りたかったんです。役者たちが安心してセックスシーンに挑めるように現場スタッフを女性だけにしようとしていたのですが、ポスプロスタッフを含めて全員女性にしようって決めたんです」と経緯を振り返ります。「オール女性スタッフで撮影して一番良かったことは、みんな一丸となって、女性の視点による物語を描くんだという意識を持ち、全力を尽くしてくれたことと、劇中の多くを占めるセックスシーンの撮影でも、役者たちが安心して取り組める環境がつくれたこと」とポジティブな面を語りながらも、唯一のマイナス面は、トイレがいつも混雑していたことという女性なら誰でも想像できる秘話を明かしました。
マレン監督は、「オール女性スタッフで創るとどう違いが出るのかずっと考えてきたのですが、たどり着いた答えは“透明性”だと思う。女性は男性に比べて壁がなく、観客との間の壁も分厚くないと思うんです」と話しています。是非、劇場で「アンダー・ハー・マウス」の“透明性”を感じてください。
【ストーリー】 心身ともにたくましいダラス(エリカ・リンダ―)は、昼間は大工として働き、夜は毎晩のように違う女性と関係を持っては、自分の居場所を探していた。そんなある週末の夜。ネオン輝くバーの片隅で、ダラスは、ファッション誌の編集者として成功するキャリアウーマンのジャスミン(ナタリー・クリル)と永遠の出会いを果たす。情熱的に絡み合うふたりにとって、お互いの愛を確かめ合うのに、時間はかからなかった。しかし、ふたりの蜜月を遮る壁―ジャスミンには結婚を約束した彼氏がいるという、大きな障害があった。
監督:エイプリル・マレン(「アウト・オブ・コントロール」(未)) 脚本:ステファニー・ファブリッツィ プロデューサー:メリッサ・コフラン
出演:エリカ・リンダー、ナタリー・クリル、セバスチャン・ピゴット 配給:シンカ/提供:シンカ、バップ
作品画像 © 2016, Serendipity Point Films Inc. / スタッフ画像 ©Melissa Coghlan
2016年/カナダ/英語/92分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/R18+/原題:Below Her Mouth/公式HP underhermouth.jp