『ダークナイト』『インセプション』と、新作ごとに圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、観る者を驚愕させてきたクリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く、大傑作が誕生! 360°全方位から迫る究極の映像体験『ダンケルク』が、9月9日(土)より日本公開となる。

全世界が激賞する中、『永遠の0』監督:山崎貴ら、日本の各界オピニオンからもコメントが続々!

アカデミー賞®大本命!世界63カ国オープニング興収ランキングNO.1、世界興収3ドル突破の話題作『ダンケルク』。全世界絶賛の嵐が続く本作に、ここ日本でも各界からのコメントが続々と集まっている。
『ALWAYS』シリーズ3作で興収112億円を突破、『永遠の0』で興収87億円を超える記録を打ち立てた、日本屈指のヒットメーカー山崎貴監督は、「99分間ずっと、ヒリヒリするような危険な戦場に放りっぱなしにされた気分です。すべての登場人物達に感情移入できるからこそ、一緒に戦い、一緒にギリギリのタイミングで脱出し…自分の魂も彼らと共にあったように思います。」とコメント。続けて「エンドロールが上がり始めてようやくこれが映画だったことを思い出すほどの臨場感でした。打ちのめされ、そしてもう一度立ち上がりたくなる。そんな映画です。」と、デジタルやCGを排除して、IMAX65ミリカメラで本物の撮影にこだわったノーランの映像に圧倒された様子。
またゲームクリエーターの小島秀夫氏は、「”ダンケルク”から”生還”への距離。防波堤で待つ兵士たち=1週間。海峡を渡る船=1日。空中戦の戦闘機=1時間。”ダンケルク”から”観客席”への距離=最後まで常に0メートル未満」だと、陸海空3つの視点が同時進行する圧巻のタイムサスペンス、大スクリーンから迫る臨場感に驚愕。映画評論家の町山智浩氏は、「これは映画というより「体験」だ。『ダンケルク』を観るな!体験せよ!」と、従来の映画の領域を超えた究極の映像体験『ダンケルク』を絶賛。「観客を1940年のダンケルクの浜辺に引きずり込む」というノーランの狙い通り、皆一様に、“ダンケルク”という究極の映像体験にノックアウトされている。
ノーランが初めて挑んだ実話は、相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」の物語。舞台は1940年、海の町ダンケルク。陸海空から迫りくるドイツ敵軍80万人。浜辺の兵士たちの背後には敵軍が迫り、目前の海中にはUボート、空からは爆撃機が容赦なく襲いかかる。敵軍の総攻撃はいつ始まるか分からない刻一刻と変わる絶体絶命の窮地に、英仏軍40万人の史上最大の救出作戦が決断される。民間船までもが救助に乗り出し、エアフォースが空からの援護に駆る。爆破される陸・海・空、3つの時間。走るか、潜むか。前か、後ろか。1秒ごとに神経が研ぎ澄まされていく。果たして、若き兵士・主人公トミーは、絶体絶命の窮地から生き抜くことが出来るのか!?
圧倒的な臨場感、陸海空の3視点が同時進行し、時を刻む音が秒単位の緊迫感を高めるこのタイムサスペンスは、ノーラン最高傑作を彩るアンサンブルキャストたちと共に、観客をダンケルクの戦場に引きずりこむ。映画の常識を覆す、“360°全方位から迫る究極の映像体験”『ダンケルク』は、9月9日(土)に日本上陸を果たす。

▼映画『ダンケルク』TVスポット(映画評編)▼

■『ダンケルク』各界のコメント

99分間ずっと、ヒリヒリするような危険な戦場に放りっぱなしにされた気分です。すべての登場人物達に感情移入できるからこそ、一緒に戦い、一緒にギリギリのタイミングで脱出し…自分の魂も彼らと共にあったように思います。エンドロールが上がり始めてようやくこれが映画だったことを思い出すほどの臨場感でした。打ちのめされ、そしてもう一度立ち上がりたくなる。そんな映画です。
――山崎貴(『永遠の0』映画監督)

この映画について、私から言えることは何もない。というか、それを言い表せる表現力を持ち合わせてない。ただただ目を見張り、言葉を失った。この映画を作った人たち一人一人の両肩を掴んで言いたい。『あんたらカッコ良すぎだろっ』
――小泉徳宏(『ちはやふる』映画監督)

“ダンケルク”から”生還”への距離
防波堤で待つ兵士たち 1週間
海峡を渡る船 1日
空中戦の戦闘機 1時間
“ダンケルク”から”観客席”への距離
最後まで常に0メートル未満
――小島秀夫(ゲームクリエイター)

これは映画というより「体験」だ。『ダンケルク』を観るな!体験せよ!
――町山智浩(映画評論家)

映画史上まれにみる唯物的な音。銃弾という音、エンジンという音、爆撃という音、声という音。それぞれの音がそれを示す映像と密着して、スクリーンに現れる。この映画では光と同じ速度を音が持つのだ。
――樋口泰人(爆音映画祭プロデューサー、映画評論家)

物語が幕を開けると、観客は戦場に投げ込まれる。敵兵は見えず、どこから銃弾や爆弾が飛んでくるのかわからない。その緊張感が1時間46分のほぼ全編に貫かれている。得意とする台詞を捨て、IMAXカメラによる圧倒的な迫力と無声映画時代の映像言語で、これまでにない映画体験を生み出してくれた。
――小西未来(ハリウッド外国人記者協会所属ジャーナリスト、フィルムメイカー)

圧倒的な映像&音楽と最小限のセリフで、迫り来る敵襲の緊張感が肌までピリピリ伝わる戦争史実映画の新機軸。陸・海・空の各パートにベテランとニューフェイスをバランスよく配し、役者の演技の安定感と目新しさまで魅せる。新人枠での個人的オシはジャック・ロウデン!
――よしひろまさみち(映画ライター)

男とか女とかは関係なく、ひとりの人間として響くものがあった。そこには何としても生き抜こうとする人たちの姿がある。生きたい、生き抜きたい、その一点を繰り返し突き付けられるような、人間の本能、人間の誇りを目の当たりにしたエモーショナルなドラマだ。
――新谷里映(映画ライター)

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