カン・ドンウォン主演最新作となる映画『隠された時間』が8月19日(土)にシネマート新宿ほか全国順次公開となります。このたびカン・ドンウォンと監督が熱心に話し合う姿やカン・ドンウォンの演技に向ける真剣な眼差しを捉えた、本作のメイキング写真が解禁となります。

本作は満月の日に起きた謎の失踪事件-時間と空間が止まった世界に閉じ込められ、大人になって帰ってきたと主張する、“心は少年のまま”のソンミン(カン・ドンウォン)の正体に迫るサスペンス。独創性豊かな物語とスリリングな展開から目が離せない作品となっている。

本作でカン・ドンウォンは第16回ニューヨークアジア映画祭アジア・スター賞を受賞. 2014年にはソル・キョング、昨年はイ・ビョンホンがこの賞を受賞。韓国のみならずアジアを代表する役者の仲間入りを果たした作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた俳優カン・ドンウォンが、本作では外見は大人ながら心は少年という難しいキャラクター・ソンミンを精細に演じた。メガホンを取ったのは、今回初の長編となるオム・テファ監督。2012年に監督した短編映画『森(原題)』で第11回ミジャンセン短編映画祭で大賞とホラーファンタジー作品賞の2冠に輝いている。さらに2013年にはインターネット世代の青春映画を描いたインディーズ映画『イントゥギ(原題)』でパク・チャヌク監督から「インディーズ映画誌に新たな章が始まった」、『暗殺』『10人の泥棒たち』のチェ・ドンフン監督は「最も強烈な韓国映画だ」と韓国映画界に彗星のごとく現れた新星に賛辞を送っている。

同じ1981年生まれの2人は初タッグ。オム・テファは「30代半ばですが、いたずらっ子のようなイメージ、そして漫画から出てきたような外見が映画にぴったりだと思いました。当然のように彼にシナリオを送りました。おそらく、沢山悩まれたのではと思います」とカン・ドンウォンにオファーした時の心境を吐露。「私はまだ新人監督で、しかもこの映画は13歳の女の子が物語を終始引っ張っていきます。このような状況で出演を決めてくれるのは容易ではありません。すごいチャレンジをしてくれました。尊敬していますし、感謝しています。」と同い年の大物俳優と現場を共にし、大きな刺激を受けたという。

斬新なテーマでありながら、精細な感情描写と演出力が注目されているオム・テファ自身のさらなる新章の幕開けとして、そして韓国映画界の新たな名監督の誕生を予感させる一本となっている。

映画『隠された時間』は8月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。

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