この度、8/5(土)より公開致します映画『すばらしき映画音楽たち』の本編映像が完成致しました。

本作は、『ロッキー』や『007』、『E.T.』、『タイタニック』など、世界中の人々の心に残る名作映画たちを支えてきた映画音楽たちが、どのようにして生まれたかを紐解く音楽キュメンタリーである。7/20にWOWOWにて日本初公開となった本作は、放送後に大反響を呼び、8/5のカリコレでの劇場公開が待たれている。
『スター・ウォーズ』の作曲を手掛けたジョン・ウィリアムズや『ダークナイト』、『ライオン・キング』のハンス・ジマー、『シザーハンズ』のダニー・エルフマンなど、名作曲家たちの貴重なインタビュー映像が集約されており、彼らの映画音楽の創作秘話が次々と明かされていく。
今回解禁された特別映像は、そんな彼らが作曲する上での苦労を明かすシーンである。作曲家たちが行う音入れのスポット作業は、撮影編集が終わった後、つまり映画製作の最後に行われる。映画監督ははじめに映画の構想を練り、撮影を始め、編集が終わると今度は頭の中で聴こえた音楽を思い出す。大抵スケジュール通りにいかないこともあることから、アカデミー賞受賞監督のジェームズ・キャメロンは「作曲家たちは待ちくたびれてるよ」と冗談交じりに笑う場面も。一方、大ヒット作の音楽を数々手掛けているハンス・ジマーは、「プロジェクトに選ばれたことにはじめは有頂天になるが、一人になると青ざめる。そして『やはりジョン・ウィリアムズに頼んでくれ』と電話で断りたくなる。常に恐怖心と戦っている」と、その力強い音楽からは想像できない意外な本音を明かしている。その他の作曲家たちも、その映画に携わる際にどのような役割を果たすべきなのかなど、自信の考えを延べており、想像を絶するプレッシャーと戦う人間らしい姿を見せている。
映画『すばらしき映画音楽たち』は8月5日(土)よりカリコレ2017他全国順次公開。

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