この度、『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『麦子さんと』などのオリジナル脚本作で話題を集め、昨年は過激な内容の人気コミック『ヒメアノ~ル』を映画化し、独自の切り口で心の闇を描き国内外から大絶賛を浴びた日本映画界の鬼才・𠮷田恵輔監督の最新オリジナル脚本作『犬猿』の劇場公開が決定致しました。

★今、日本映画界が期待する最注目の𠮷田恵輔監督、
4年ぶりのオリジナル脚本は「兄弟」「姉妹」をテーマにした人間ドラマ!
かねてより「ヒューマンコメディーの名手」として定評のある𠮷田恵輔監督が、実に4年ぶりのオリジナル脚本で描き出す今回のテーマは、ずばり「兄弟」「姉妹」です!! 一番近くで自分を見てきた最大の理解者だが、色々知られているからうっとおしい。似てないようで、どこかそっくり。あんな風にはなりたくない…でも、時には羨ましく思ったり。自分では悪口を言うけど、他人に言われると妙にムカついたり。羨望、嫉妬、近親憎悪…。身近な存在に抱いた複雑な感情を、持ち味とも言うべき笑いとペーソスの絶妙なバランスの中に思いっきり注ぎ込み、リアルな人間ドラマとして𠮷田流に描き上げた最新作です。

★相性最悪!W犬猿ペアの兄弟&姉妹役は、
最強のキャスティングで挑む!
兄と弟、姉と妹の特別な関係は、次第に複雑な感情を溜め込んでついに爆発し、激しくぶつかり合います。その弟役として、映画やドラマでめざましい活躍の人気俳優・窪田正孝が、マジメで気の優しい等身大のサラリーマン役を演じ切ります。対して乱暴者でトラブルメーカーの兄役に、多くの作品で多彩な役柄を見事な表現力で演じてきた実力派俳優・新井浩文が決定!この魅力的な兄弟役の共演にくわえ、個性的なキャラクターで人気の女性お笑い芸人・江上敬子(ニッチェ)と、グラビア誌からバラエティ番組に至るまでマルチな活躍が注目されている女性タレント・筧美和子が姉妹役を熱演しました。このいまだかつてない組み合わせが顔をそろえ、凶暴でヤクザな兄VSクソマジメな弟、仕事はできるがブスの姉VSルックスは良いけどおバカな妹の壮絶な兄弟姉妹ドラマに発展していきます。はたしてこのかつてない最強のキャスティングからどんな化学反応が巻き起こるのか?!ご期待ください!

■窪田正孝コメント
弟=金山和成 :印刷会社の営業マン。堅実でまじめなイケメン。凶暴な兄を恐れている。

𠮷田恵輔監督のオリジナル脚本のもと、今回初参加させていただきました。
兄弟姉妹を題材にした作品で共感できる箇所が沢山あると感じていました。
𠮷田監督の演出はとても魅力的で日常に起こり得る、心情の静かなトーンやダークな色合いを引き出してもらい、
気付けばご本人の人柄に惹かれていました。
芝居の話や普段の会話をしていく中で、いつの間にか心の中の本音を見られている気がして怖くもありゾクゾクも
していました。
役に寄り添ってもらったり、時に突き離されたり、どこか摑みどころのない方だからこそ沢山話をして監督と演者
の感覚を近づけたいと努めていました。人間って何なんだろう。なんで兄弟なんだろう。なんで家族なんだろう。
なんであの人は…。誰しも色んな場面で不公平と思う瞬間が沢山あるかと思います。見え隠れする心情がこの犬猿という映画につまっていると思います。
今回参加させていただき大変光栄でしたし、貴重な経験をさせていただきました。

■新井浩文コメント
兄=金山卓司 :刑務所から出てきたばかり。凶暴な性格で恐れられ、傍若無人なトラブルメーカー。

窪田君とうちが兄弟にみえるのか。
それだけが心配です。

■江上敬子(ニッチェ)コメント
姉=幾野由利亜 :家業の印刷工場を切り盛り。仕事はできるがブス。和成に片思いしている。

犬猿のお話をいただいた時に、マネージャーから『とても出番が多い役だよ』と言われ、何故私にお声をかけて下さったのか謎でしたが、台本の自分の役名の下に、『太っていて容姿が醜い女性』と、ご丁寧にキャラクター説明がされてあり、納得した反面、もうちょいオブラートに包んだ言い方はできないものかと憤慨しました。そんな気持ちのまま読んだ台本でしたが、読み進めて行くにつれて、自分の役である由利亜に感情移入をしてしまい、引くぐらい泣いてしまったのです。初めてしっかり挑んだ映画が犬猿で良かったですし、演じた役が由利亜で良かった!それは間違いなく言えます。コントの演技で培った顔芸は封印し、(のつもりですが…)女優になった私の演技をぜひ見て頂きたいです。

■筧美和子コメント
妹=幾野真子 :家業の印刷工場を手伝う傍らグラビア等の芸能活動をしている。ルックスは良いが頭は良くない。

映画犬猿にて幾野真子役を演じさせていただくことになりました筧美和子です。脚本を初めて読んだ時、不思議なほどに自分と役とが重なる感覚がありました。
兄弟という関係を通じて一人一人が抱えている葛藤や弱さや思いがすごくリアルで人間味溢れる登場人物それぞれが愛おしかったです。こんなにも素敵な映画で大切な役を任せて頂けたこと、憧れの監督や役者さんとご一緒させて頂けること、すべてチャンスだと思って役と一緒に自分も成長していく気持ちで一生懸命やらせて頂きました。

■𠮷田恵輔(脚本・監督) コメント

久々のオリジナル作品。
数年間、溜め込んだアイデアを全て放出し、
やりたい事をやりつくしました。
お陰様で今は抜け殻です・・・
妬み嫉みの行く先に見える、
愛の形はどんなもんか見てやって下さい。

ⓒ2018『犬猿』製作委員会
脚本・監督:𠮷田恵輔
出演:窪田正孝 新井浩文 江上敬子(ニッチェ)  筧美和子
製作:『犬猿』製作委員会
(東映ビデオ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、東京テアトル、TBSラジオ、スタジオブルー)
製作プロダクション:スタジオブルー
配給:東京テアトル
公式HP:http://kenen-movie.jp

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