過去4作の全世界累計興行収入が約4200億円、監督マイケル・ベイ、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグによる世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』。その最新作、「最後の騎士王」では、トランスフォーマーと人類の歴史の謎が明かされるということで早くも注目を集めています。1000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や有名なストーンヘンジに隠されたトランスフォーマーの秘密とは―?最終章が幕を開ける『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国公開いたします。

この度、中村佑介氏による本作の特製イラストが完成しました!
NEWヒロインのイザベラを中心に、シリーズ屈指の大人気キャラクターであるバンブルビーや、初登場の愛らしいスクィークスなど、トランスフォーマー達が中村氏の世界観に飛び込みました!

今回のイラストを手掛けたのは、ロックミュージシャンASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットをはじめ、ドラマ化・映画化もされた大人気小説『謎解きはディナーのあとで』など、幅広いジャンルで数々の作品のイラストを制作し人気を博しているイラストレーター・中村佑介氏。イラストレーター活動15周年の記念すべき年に、このハリウッド大作のイラストを制作することになった中村氏は、「この1枚をきっかけに、トランスフォーマーの世界に少しでも興味を持っていただければ幸いです」とコメント。中村氏のイラストと言えば、独特のタッチでノスタルジックかつカラフルな世界観と、美しく描かれた少女が大きな特徴であり、今回も本作で登場する14歳のNEWヒロイン・イザベラを中心に据え「ツインテールの片方だけが三つ編みという、戦いの中でも女心を忘れない少女イザベラの葛藤はほんとうに愛おしい」と想い入れを明かす他、彼女の相棒であるトランスフォーマーのスクィークスや英国執事のコグマン、さらにシリーズを代表する人気キャラのバンブルビーは全身が画面に収まりきらない迫力満点の構図で描かれるなど、各キャラクターたちの存在感が光り、人類の命運をかけた戦いに臨む仲間たちが、強大な敵に今まさに立ち向かおうとする瞬間が切り取られています。

10年に渡り映画界の最先端を走り続け、映像革命を牽引し続けるこの『トランスフォーマー』シリーズについて、中村氏は「マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー」シリーズは、特殊効果やカメラアングル、色彩や金属生命体の造形など、画面が非常に大胆なので、どこから見ても楽しめる作品なのに、観終わった印象はいつも、原作アニメへのリスペクトや人間への愛など、とても繊細な二面性へと変形するという、文字通り「トランスフォーマー」のようです」と明かし、さらにシリーズ5作目となる本作『トランスフォーマー/最後の騎士王』について「行き交う時代や舞台、新キャラクター達と、これまでの5作の中でとにかくバラエティに富んでおり、約2時間半という上映時間があっという間に感じられたほど楽しかったです。また、なぜ強いはずの金属生命体であるトランスフォーマーが、戦いの中で人間の力を借りなければいけないのか。それは男と女のように、他者としての歩み寄りや、互いの足りない部分を補い合えるからなのだという、本来当たり前であるべき、たいせつなことを、あらためて今作から学びました」とイラストレーターならではの視点で語っています。

中村氏らしい可愛らしくビビットな色使いに加え、キーカラーに黒をあしらったシックなトーンも織り交ぜた独特の世界観に飛び込んだトランスフォーマーのキャラクターたち。彼らが実際にスクリーンでどんな活躍を見せているのか、ぜひその目で目撃してください!!

★イラストレーター・中村佑介氏 コメント全文

1、「トランスフォーマー」の魅力
マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー」シリーズは、特殊効果やカメラアングル、
色彩や金属生命体の造形など、画面が非常に大胆なので、どこから見ても楽しめる作品なのに、観終わった印象はいつも、原作アニメへのリスペクトや人間への愛など、とても繊細な二面性へと変形するという、文字通り「トランスフォーマー」のようです。

2、本作の感想
行き交う時代や舞台、新キャラクター達と、これまでの5作の中でとにかくバラエティに富んでおり、約2時間半という上映時間があっという間に感じられたほど楽しかったです。また、なぜ強いはずの金属生命体であるトランスフォーマーが、戦いの中で人間の力を借りなければいけないのか。それは男と女のように、他者としての歩み寄りや、互いの足りない部分を補い合えるからなのだという、本来当たり前であるべき、たいせつなことを、あらためて今作から学びました。

3、今回のイラストについて
語らないことがイラストレーションのいちばん良い部分なので、絵についての説明はしませんが、この1枚をきっかけに、トランスフォーマーの世界に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

4、これから本作をご覧いただく方へのオススメポイント
ツインテールの片方だけが三つ編みという、戦いの中でも女心を忘れない少女イザベラの葛藤はほんとうに愛おしいですし、とにかく映像が楽しいので、普段観られない方も、吹替3Dがおススメです。

中村佑介氏 プロフィール

1978年生まれ、兵庫県出身。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットを手がけ脚光を浴びる。その後、さだまさしやSAILSのCDジャケット、「謎解きはディナーのあとで」シリーズの表紙などを描く。また湯浅政明監督、森見登美彦原作のアニメーション「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」でキャラクター原案を担当。2017年9月18日まで、あべのハルカス内にある大阪芸術大学スカイキャンパスで活動15周年を記念した個展「中村佑介展15 THE VERY BEST OF YUSUKE NAKAMURA」が開催される。

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