7月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開中の映画『アリーキャット』。本作は、野良猫(alley cat)のように街の片隅でひっそり生きる男が、ひょんなことからバディとなった男と一緒に、一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生に躓いた人間の再生が描かれています。
主演は、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙/サイレンス』後もハリウッド映画出演が決定し、その演技表現が世界に踏み出した感のある窪塚洋介。そしてバディには、結成20年を迎え、もはや日本を代表するバンドのひとつと呼んでも過言ではないDragon Ashのフロントマン、Kjこと降谷建志。このふたりの胸躍るような顔合わせが、本作の全体の空気感を包み込んでいる。また、シングルマザーとしてひたむきに生きるヒロインには市川由衣、ヒロインの元恋人で凶悪なストーカーを演じるのは品川祐。そして、主人公のボクサー時代のパトロンだったヤクザの幹部を火野正平が演じ、異彩を放つ。
監督には、『捨てがたき人々』『木屋町DARUMA』など、野心作を世に生み出し続けている榊英雄。

主題歌「Lost and Found」を手掛けたのは、今年デビュー25 周年を迎えるシンガー・ソングライターの榊いずみ。そのMVがこのたび完成しました。MVの監督は、榊いずみの夫で、『アリーキャット』監督の榊英雄が担当。
同作品のスタッフがこのMV撮影のために再集結し、制作されました。
そして本作の主人公「マル」役の窪塚洋介、バディとなる「リリィ」役の降谷建志が「その後のマルとリリィ」という設定でMVにスペシャル出演。映画と音楽の夢のようなコラボが実現しました。
「Lost and Found」は散文のような詩が持ち入れられ、自由で形式に捉われないマルとリリィふたりに寄り添うような楽曲。今年5月13日発売、榊いずみの11枚目のオリジナルアルバムとなります「SOUNDTRACKS」にも収録されています。また、「25years around」と銘打ったツアーも続行中(12月17日(日)に渋谷TSUTAYA O-Westがツアーファイナル)。

【主題歌担当 <榊いずみさん> からのコメント】
まさか自分のMVに窪塚さん、降谷さんが出演してくれるなんて大感激
です。純粋に映画『アリーキャット』のファンなので、マルとリリィが
再び二人揃って歩いている姿を見るだけで涙が出そうでした。

【窪塚洋介さんコメント】
公開中の映画「アリーキャット」のスピンオフのような撮影でした。
1年半ぶりくらいにKjと共演出来てとても楽しかったです。
映画との相乗効果がハンパない仕上がりになってますので、
彼とのコンビ曲「Soul Ship」も併せて聴いてください。

【降谷建志さんコメント】
マルとのぶっとく短いエキセントリックな日々を思い出しつつ、
監督やスタッフ達の変わらぬ熱意を思い出しつつ、
素晴らしい時間を過ごせました。
ゴロニャーゴ(=^x^=)

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