『ローサは密告された』_世界の大物が証言!東南アジア初カンヌ主演女優賞!ジャクリン・ホセ
第 69 回カンヌ国際映画祭でフィリピン映画界に三大映画祭で初めての主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』が 7月 29 日(土)より、シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開致します。 主演のジャクリン・ホセは昨年のカンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞。そのジャクリン・ホセの魅力を徹底解剖いたします!
◎芸能一家の母親にしてフィリピンを代表するゴッドマザー女優!
1980 年代初めにデビューしたジャクリン・ホセは、ゴールデンタイムに放送されたフィリピンの長寿テレビシリーズで人気女優の仲間入りを果たす。その後、40 本を超える数々の人気テレビドラマやコメディ番組に出演し続け、フィリピンのアカデミー賞である FAMAS 賞で最優秀助演女優賞を獲得。 ブリランテ・メンドーサ監督作品には、デビュー作「マニラ・デイドリーム」から参加し、「どん底」、アジアン・フィルムアワード助演女優賞にノミネートされた「サービス」に出演、メンドーサ作品には欠かせない存在となっている。もともとメンドーサ監督が美術監督だっ たときに、『ローサは密告された』で夫婦を演じているフリオ・ディアスとともに出会い、一緒に酒を呑みあう友人になった。メンドーサ 監督は絶大な信頼を寄せているという。普段はテレビを中心に活躍する女優が、メンドーサ監督作品のようなインディペンデン ト作品に出演することは「マニラ・デイドリーム」までほとんどなかった。現在の「フィリピン映画の第3黄金期」と呼ばれる所以のひとつに、メジャーとインディーの境がなくなり「メインディーズ」という言葉が生まれているが、その最初の流れを作った女優と言える。ホセの実生活では、人気俳優マーク・ギルが夫であったが 08 年に死別。『ローサは密告された』の娘役であり、実娘の アンディ・アイゲンマンは、人気モデル兼女優でファッションアイコンとしても活躍し、彼女のインスタグラムは一千万人を超えるフォロ ワーがいる。フィリピンでは家族で活躍する芸能一家である。
◎グザヴィエ・ドランも泣いたカンヌでの名スピーチにもらい泣き者続出! 大物俳優が証言!「ジャクリン・ホセの凄さはこれ!」
本作『ローサは密告された』で第69回カンヌ国際映画祭にて主演女優賞を受賞。クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、 マリオン・コティヤール、イザベル・ユペールといった錚々たる女優がが候補として並んでいたこともあり、ホセ自身は受賞を期待して はいなかった。そんな中で、彼女の名前が呼ばれた受賞の瞬間の驚きは大きかった。壇上へは娘の手を握ったまま監督とともに上がり、娘とふたりで涙ぐむ姿が。そして「言葉が出ません。でもとても誇らしいです。この場にいる皆さま、審査員の皆さん、私たち の映画を気に入ってくださってありがとうございます。そしてメンドーサ監督もありがとう。彼は私にこのような賞をもたらす素晴らしい フィリピンの監督です」と関係者に最大の感謝を述べた。東南アジア初の主演女優賞受賞者がまさか自分になるとは想像もして いなかったホセ。「フィリピン映画の歴史が変わった瞬間」と涙ながらにスピーチし、審査員席、客席共にあたたかな空気が流れた。ひときわ目を引いたのは『たかが世界の終わり』を出品をしていたグザヴィエ・ドラン。彼女のスピーチに感動し、涙ぐむ姿が Canal+の放送でとらえられている。東南アジアを先導する女優となった、先駆者ジャクリン・ホセの演技の凄さとはいったいなに か?大物俳優、監督、観客の証言を集めてみました!!
★第69回カンヌ国際映画祭授賞式の模様はこちら! http://www.canalplus.fr/cinema/festival-de-cannes/pid6996-ceremonies-cannes.html
証言①ドナルド・サザーランド 「超一級の演技だ!」 カンヌ受賞の総評で「主演女優賞にふさわしいだろうか?」というマスコミに対して
証言②アルノー・デプレシャン 「彼女こそが映画だ。彼女は僕の心を動かした」
証言③マッツ・ミケルセン 「我々は主演である彼女は実力があり、とてもとても素晴らしいと思った。絶対的に美しい、美しい主演女優によるパフォーマンスだった」
証言④キルステン・ダンスト 「ラストシーンのジャクリン・ホセの演技が素晴らしく、涙が出た。授賞式は美しいスピーチで、彼女が娘の手を握って離さなかったのが、とてもエモーショナルな瞬間だった」
証言⑤グザヴィエ・ドラン ホセの授賞スピーチに感極まり、号泣!!
証言⑥ブリランテ・メンドーサ監督 「ジャクリンの演技が称賛されるだろうということは分かっていました。でもここまでとは思いもよりませんでした! ジャクリンが主 演女優賞を獲得したことは私たちの国にとって非常に名誉あることです。東南アジアの女優で、カンヌ国際映画祭で受賞した のは初めてですから、なおさらです。フィリピンではこの主演女優賞が話題になました」
証言⑦バンド・アパール誌 「祖国の腐敗を告発するメンドーサ監督の戦い。女優ジャクリン・ホセの演技がその戦いを、これまでにないほどに力強く支えて いる。恐ろしいまでに感動的。」
証言⑧20 ミニッツ誌 「人間味あふれるジャクリン・ホセの演技は、汚辱の中を這い回ることを強いられるローサに温かさを与えてくれる」
証言⑨石井光太氏 「ジャクリン・ホセのラストシーンのありのままの姿も良かったし、全てが素晴らしかった」
証言⑩マスコミ試写にて「ローサの演技は、“生きてる!”という様子が、ビリビリと力強く感じる」
証言⑪観客 「母親役の女優さんがとても魅力的」 「主演女優の演技は見もの。賞は納得です!」
名だたる女優を差し置いて手に入れた女優賞に相応しい骨太な演技に大物俳優、映画誌各誌でも絶賛される彼女の演技を ぜひ劇場で目撃していただきたい!
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