宗教団体、ネグレクト、少年犯罪、性産業など大人に翻弄される地方都市の若者たちを、実話をベースに描いた、伊藤沙莉、須賀健太W主演の青春ブラックコメディ『獣道』が、7月15日(土)より、シネマート新宿ほか全国公開いたします。

この度、本作で映画デビューを果たした、お笑い芸人アントニーの迫真の演技をおさめたメイキング&本編特別映像を解禁いたします。
アントニーが演じるのは、地方都市で派閥を聞かせる番長・堅太(ケンタ)。
今回解禁される特別映像は、ケンタがヤンキーから足を洗うことを決断し最後の派閥同士の決闘シーンに挑む撮影直前。
アントニーが番長役になりきり、メイキングカメラを投げ散らすシーンです。

同シーンについて内田監督は、
「地下道で行われた乱闘シーンで一番気にしたのは『アントニーをカッコよく見せないこと』でした(笑)。
お笑い芸人とはいえ、番長役で、不良少年たちを引率する姿が西海岸のラッパーのようで。
モニターを見ていて「あ、カッコいいなアントニー」と思ってしまった自分がいました。
カッコいい不良は好きじゃないので、いかにアントニーを貶めるか、そればかり考えていた乱闘シーンでした。」
と、語ります。
お笑い芸人アントニーの普段の温厚な姿からは想像できない、番長アントニーの別の顔が見れる貴重なメイキング映像となっています。

また、”地方ヤンキーあるある本編映像”も合わせて特別解禁。
「ケンちゃんも強ぇけど、俺、ロシア人もほんとケンカ強ぇと思うよ。ちょっと似てんだよな、俺らと、雰囲気。超強ぇんだよな。
ケンちゃん、今度見てみ。youtubeで、”ロシア”、スペース、”ケンカ”、でクッソ出てくる。…でもさ、俺、ロシア好きだけど、もうちょっと上いけると思ってんだよね。」
と、吉村界人演じる佑二(ユウジ)が地方のヤンキーにありがちな無意味な粋がりを見せると、
「お前うるせぇよ!お前ロシア人じゃねぇだろ。」と、アントニー演じる番長ケンタがユウジを一蹴。
この一連のやりとりは、ちょっとやんちゃした人なら思わず笑ってしまう、ヤンキーあるあるなシーンで、
本作のユーモアが楽しめるシーンとなっております。

「青春時代からとんでもないストーリーなんですけど、僕演じるケンタも不良で、
結構どうしようもない奴らの集まりかと思えば、みんなやっぱり抱えているものがあって。
それぞれがみんな変わっていくんですけど、いい方向に行ったり良くない方向に行ってしまったり。
とにかく、老若男女楽しめる映画だと思うので、みなさんぜひ楽しんでください。
アントニーの初俳優作品です。こっからもしかしたら、ハリウッドスターになるかもしれませんよ!」
クランクアップ後、初演技に自信を覗かせるアントニーでした。

■映画『獣道』アントニー メイキング特別映像

7月15日(土)シネマート新宿ほか全国公開
©third window films
■公式HP:http://www.kemono-michi.com

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