アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴びたことを皮切りに、第79回アカデミー賞で2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなり、また翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアはノーベル平和賞を授与されました。
その続編となる『不都合な真実2:放置された地球』が、2017年 秋に公開いたします。

この度、我々へ警笛を鳴らす、目を背けずにはいられない本作の特報と
本ポスタービジュアルが到着いたしました。

氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など地球温暖化の影響により起こる様々な異常気象が発生する現状に対し、「地球が悲鳴を上げている!もう限界なんだ!」と声を荒げるゴア。
一方、「地球温暖化が必要だ!寒すぎる!」と訴える米大統領ドナルド・トランプの姿も映し出されている、シリアスな中にも皮肉がたっぷり込められた本映像。
数々の報道番組でもナレーションを務める、本年度の声優アワードで助演男優賞を受賞した、声優界の重鎮・大塚芳忠の重厚な声で代弁される、“人類への警告”に目を背けずにはいられない仕上がりとなっています。
また併せて到着した本ポスタービジュアルには、映像内でも確認できる地球温暖化による影響の数々が背景に刻まれており、碧い地球が灰色の砂と化していく様子から地球の危機を感じる、警告の意味合いがたっぷりと込められた仕上がりとなっています。

米国によるパリ協定(地球温暖化対策の国際的枠組み)の離脱が発表され、同盟国や米経済界などで波紋が広がる中、トランプの決断に対し、ゴアは「無謀で全く擁護できない行動」と一蹴。
「これにより、世界の中での米国の立場は弱まり、限られた時間の中で気候問題を解決することが危ぶまれます」と警笛を鳴らし、「今回のトランプ大統領の決断は、多くの米国人が望んでいる結果とは異なりますが、彼が何をしようとも、我々のこの革命は続きます」と声明を発表、改めて地球環境問題解決への取り組みに対する確固たる決意を表明しました。
また、本作の監督を務めたボニー・コーエンとジョン・シェンクもまた、今回の決断に対し「非常にショックを受けるとともに失望しています」と声明を発表。
本作について「当時パリ協定を実現させるために裏で奔走した人々の努力や情熱が描かれています」と語り、「トランプ大統領が世界に対する米国の貢献を邪魔するのであれば、我々ひとりひとりがこの地球のために立ち上がろうではありませんか」と訴えかけています。

『不都合な真実2:放置された地球』特報

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