1970年代一世を風靡した永井豪原作の巨大ロボットアニメ「マジンガーZ」が映画で超復活します!搭乗型巨大ロボットアニメの元祖として知られる「マジンガーZ」はロケットパンチなど多彩な武器や、出撃シーン、合体シーンなど、その後のロボットアニメの特徴を全て含んだ、原点にして伝説のロボットアニメです。今年画業50周年を迎える永井豪のスーパープロジェクトとして、「マジンガーZ」が45年の時を経て復活します。

このたび、世界最大規模のアニメ映画祭として名高い、アヌシー国際アニメーション映画祭にて、本作の特別イベントを開催し、イベントにて<最新映像>を解禁いたしました。

世界最大規模のアニメーション映画祭として名高い、フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭において、6月14日(※現地時間)に、「劇場版マジンガーZ」(仮題)特別イベントが実施され、今年画業50周年を迎える原作者の永井豪が、同映画祭に初参加しました。

イベントでは、完全新作エピソードとして、TVシリーズ最終回からの続編となる世界を描くなど、ファン待望のストーリーや、最新情報を紹介したほか、世界最速で最新映像となる<アヌシー特報>を解禁いたしました。

アヌシー特報では、マジンガーZのパイロット・兜甲児らしき後ろ姿が垣間見え、【それは、神にも悪魔にもなれるー】という印象的なコピーが目に入ってきます。そして、ホバーパイルダー(操縦席)がマジンガーZの上空へと飛び立つシーンと共に、重厚感とスケール感たっぷりにアップデートされた、隆々たる巨大ロボット・マジンガーZが立ち上がる姿が明らかになります。
さらに、マジンガーZの宿敵として、当時を知るファンには見覚えのある機械獣との圧巻のバトルシーン、マジンガーZが必殺武器・光子力ビームを放つ場面も映し出され、まさに、「マジンガーZ」超復活の様子がたっぷり詰まったファン垂涎の最新映像がお披露目されています。

◎映像について、永井豪のコメント
「技術が素晴らしいです。3Dと2Dが一緒になってうまく機能するのか心配でしたが、実際みてみるとなんの違和感もなくキャラとロボが一緒になっている。そこが一番感動しました。昔のファンの人たちもすごく喜んでみてもらえると思いました」

また、特別イベントが行われた会場に、『パシフィック・リム』監督のギレルモ・デル・トロがサプライズで登場したことでも話題になりましたが、イベント前には、かねてより大の永井豪ファンを公言していたギレルモと永井が初対面を果たしました。

◎永井豪とギレルモ・デル・トロの対談の模様

大の永井ファンのギレルモは、以前より永井に会うことを熱望していたもののタイミングが合わず、フランス・アヌシーの地でついに念願かなっての初対面。会った瞬間から大きな抱擁で永井を大歓迎したギレルモ。感動のあまり涙ぐみながら「ずっとお会いしたかった。子供の頃にクリスマスプレゼントで(マジンガーの)おもちゃをもらって遊んでいた。本当に光栄です。感謝の気持ちで一杯です。永井さんの作品にとても影響を受けています」と嬉しそうに語りました。
そして、アヌシー映画祭で初解禁となった本編の一部を編集した映像を見たギレルモは、「ロボットのディテールが素晴らしい!」と絶賛しながら終始笑顔で鑑賞。「永井先生の作品は僕や僕の世代の人たちに大きな影響を与えている。僕の人生を変えたんだ。子供の頃、友達みんなとアニメを見ながら、永井先生の名前を見て、『この人は一体誰なんだ?!』と騒いでいたんだ」と子供時代を振り返り、「永井先生は、マシーンアニメ界のモーツァルトだ」と大絶賛。「僕の作品も大きな影響を受けている。『パフィシック・リム』の中ではエルボーパンチも登場したんだよ!」と嬉しそうに語った。そして、「映画の完成が待ちきれない。僕、日本に観にいくよ!一緒にカラオケに行って、主題歌を歌おう!」と映画の完成に大いなる期待を寄せていました。
対談の最後には、「マジンガーZ!」と叫びながら再び永井を大きく強く抱擁。終わりに先生のサインをほしがったギレルモは、「僕は誰にもサインをねだったことはないんだ」と恥ずかしそうに告白していました。

全世界注目の、永井豪画業50周年プロジェクト『劇場版マジンガーZ』(仮題)の続報に、乞うご期待ください!

©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会

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