『ミレニアム』シリーズ(09)のリスベット役で、その唯一無二の存在感を世界に示し、リドリー・スコット監督『プロメテウス』(12)などハリウッドでも活躍をする女優ノオミ・ラパス主演最新作『ラプチャー 破裂』が6/3(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開致します。

蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネー。ある日突然、見知らぬ男達に拉致される。謎の隔離施設で目覚めた彼女を待っていたのは、被験者に”生きている中で一番嫌いな物”を与え続ける人体実験。拘束され、動けない状態での執拗なまでの“蜘蛛攻め”の果て、レネーの体は驚愕の変化を見せ始める–。この異様すぎる実験は一体、誰が何のためにおこなっているのか―?

高所恐怖症や閉所恐怖症など世の中にはあらゆる恐怖症がある中で、海外では「蜘蛛恐怖症」がランキングの1位になったと集計結果もあるようだ。やはりと言うべきか、世界中には蜘蛛恐怖症の人が相当数いる。そのことを裏付けるかのように最近話題のVR業界でも、VRヘッドマウントディスプレイ『オキュラスリフト』で仮想現実空間の中で増殖し続ける蜘蛛と一緒にいなくてはならないソフトウェア『Arachnophobia(蜘蛛恐怖症)』が発売されていたり、Samsungが、Gear VR対応のクモ恐怖症を克服できるアプリ「Itsy」を使って蜘蛛恐怖症の社員でセラピーを試みた事例もある。仮想の世界ではあるとはいえ、まさに荒療治とも言える蜘蛛恐怖症克服方法が存在するのである。
しかし、本作の主人公レネーが受ける“蜘蛛攻め”は、荒療治どころではなく、蜘蛛嫌いにとってはまさに地獄。蜘蛛が苦手ではない人でも目を背けてしまう様な仕打ちを受けるのである。
蜘蛛恐怖症の人にとってこれ以上ない“蜘蛛攻め”を受け続けたレネーは最後、ある“変化”を見せる。
無理矢理に蜘蛛を克服するよう攻め続けられると人はどうなるのか。。アプリやソフトウェアを試してみる前に、ぜひ本作をご覧になってみてはいかがでしょうか?