【ホラー秘宝】は、キングレコードが贈る人気のホラー映画レーベル。そのセレクションの質は、ホラーファンや映画ファンから一目を置かれる存在です。
2014年に、ホラー映画未開の地・キネカ大森で開催された第一回目の映画祭「ホラー秘宝まつり」は大成功をおさめました。多くのホラーファンから【観客参加型のホラー映画祭!】として応援いただき、年々、たくさんのお客様にお越しいただいております。今年で4年目の夏を迎えるホラー映画祭のシーズンがやってきました!2017年夏、キネカ大森にて、4回目を迎える『夏のホラー秘宝まつり2017』が開催いたします。
この度、洋画傑作ホラー上映作品第一弾が決定致しました!!

『グレムリン』のジョー・ダンテ監督の出世作『ハウリング』、
ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督『ザ・フォッグ』、
フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮『ジーパーズ・クリーパーズ』、
スティーヴン・キング原作、『悪魔のいけにえ』トビー・フーパ―監督『マングラー』と
いずれもホラー映画伝説の傑作4作品が、リバイバル上映となります。

■「ハウリング」 (原題:The Howling)

1981年 アメリカ映画 91分
監督:ジョー・ダンテ(『グレムリン』『グリムリン2』)
脚本:ジョン・セイルズ(『ピラニア』『アリゲーター』)
テレンス・H・ウィンクルス
特殊メイク:ロブ・ボッティン(『遊星からの物体X』『ロボコップ』)
出演:ディー・ウォレス(『E.T.』『テン』)、デニス・デューガン、クリストファー・ストーン、ベリンダ・バラスキー

ジョー・ダンテの出世作となった狼男映画の金字塔。狼男への変身シーンを初めてオーバーラップではなくて、特殊メイクなどで変身過程をリアルに描き、空前の特殊メイクアップ・ブームのきっかけとなった。この驚愕の特殊メイクを担当したのは当時21歳のロブ・ボッティン。師匠のリック・ベイカーがジョン・ランディスの『狼男アメリカン』の特殊メイクを担当したため、代わりに本作の特殊メイクはロブ・ボッティンに任されたが、試写で本作の変身シーンを見て驚いたリック・ベイカーとジョン・ランディスが『狼男アメリカン』の変身シーンを撮り直す事にしたエピソードは有名。『狼男アメリカン』と本作『ハウリング』で狼男映画旋風を巻き起こした。

物語
女性キャスターのカレンは連続殺人事件エディの独占取材のため、ポルノショップに潜入する。暗闇の中、カレンの前に現れたエディは何物かに変身しようとした。何物かに変わる寸前に駆け付けた警官にエディは射殺されるが、カレンは大きなトラウマを抱えてしまう。医者のすすめで夫と田舎の保養所“コロニー”に向かうカレン。しかし、その“コロニー”は狼男たちの村だった・・・

■「ザ・フォッグ」 (原題:The Fog)

1980年 アメリカ映画 99分
監督:ジョン・カーペンター(『遊星からの物体X』『ハロウィン』)
脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
音楽:ジョン・カーペンター
特殊メイク:ロブ・ボッティン(『遊星からの物体X』『ロボコップ』)
出演:エイドリアン・バーボー、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン』『トゥルーライズ』)

ホラー映画の巨匠ジョン・カーペンター監督の傑作ホラー。100年に一度、港町に訪れる亡霊の恐怖を描く。2005年にはリメイクされた。海から亡霊を乗せた濃霧が深夜の町を覆い尽くしていく場面の恐怖と映像美は必見である。本作で特殊メイクのロブ・ボッティンと組んだジョン・カーペンターは後にこのコンビで歴史的傑作ホラー『遊星からの物体X』を生み出す事になる。

物語
港町アントニオ・ベイは誕生100周年記念祭でにぎわっていた。そんな港町に深夜、海から濃霧が流れてきて街を覆い尽くす。その濃霧の中から亡霊が現れ、住民を虐殺していく。
亡霊は100年前に町を作り上げた4人の功労者に無残に殺された富豪と船の乗組員であった。自分たちを殺害し奪った金で繁栄した町アントニオ・ベイに復讐するために、亡霊たちは100年の時を経て甦ったのだ。事態に気付いたラジオDJスティービーの必死の警告もむなしく、町は霧に包まれ、大虐殺が始まる・・・

■「ジーパーズ・クリーパーズ」 (原題:Jeepers Creepers)

2001年 アメリカ映画 90分
監督:ビクター・サルバ(『ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2』)
脚本:ビクター・サルバ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ(『地獄の黙示録』監督)
出演:ジーナ・フィリップス、ジャスティン・ロング、アイリーン・ブレナン

巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の都市伝説ホラー。不気味なトラックに乗って人々をさらう謎の男。町には23年に一度人々が行方不明になるという都市伝説があった。サイコパス・ホラーと思いきや、翼を持った怪物が暴れまくるモンスター・ホラーへと変貌する驚愕の作品。警察署の中で怪物が暴れまくるシーンは名シーンとして、モンスター・ホラーの歴史に燦然とその名前を残している。2003年には同じフランシス・フォード・コッポラ製作総指揮、ビクター・サルバ監督で続編『ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2』が製作されている。

物語
23年前、カップルがドライブ中に行方不明になり、死体がいまだに見つかっていないという都市伝説がある町。この町に春休みで帰省した大学生トリッシュは不気味なトラックを目撃する。そして23年前の都市伝説が現代に復活する。はたして謎の男の正体は何なのか?

■「マングラ―」 (原題:The Mangler)

1995年 アメリカ映画 109分
監督:トビー・フーパー(『悪魔のいけにえ』『ポルタ―ガイスト』)
脚本:トビー・フーパー、スティーブン・ブルックス、ピーター・ウェルベック
原作:スティーヴン・キング(『キャリー』『シャイニング』)
出演:ロバート・イングランド(『エルム街の悪夢』)、テッド・レヴィン

「キャリー」「シャイニング」などで知られるホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「人間圧搾機」を、『悪魔のいけにえ』等数々の名作を生み出したホラー映画界の巨匠トビー・フーパーが映画化し、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガー役で知られるホラー映画のアイコン、ロバート・イングランドが主演を務めた、ホラー界のビッグスターが集結したホラー映画。邪悪な魂が宿り人々を襲う洗濯用プレス機の恐怖を描く。
物語
ブルー・リボン洗濯工場で働く少女の血により悪魔が宿った洗濯用プレス機マングラ―。人間の血をおぼえたマングラ―は次々と人間を襲っていく。刑事ジョン・ハントンはマングラ―の暴走を止めるために立ち上がる。

『夏のホラー秘宝まつり2017』 開催概要

★第一弾
人気アイドルグループ《夢みるアドレセンス》が主演を務める映画
『「超」怖い話2』

昨年、平山夢明原作、荻野可鈴主演で話題を集めた『「超」怖い話』を監督した千葉誠治監督が再びメガホンを取り、《夢みるアドレセンス》の現メンバーをそれぞれ主演にしたホラーオムニバス作品として完成、夏のホラー秘宝まつり2017のオープニング上映を飾ります!

★第二弾
新耳袋映像化プロジェクト始動!第1弾“新耳Gメン”が4年ぶりに復活!!
『怪談新耳袋Gメン 復活編』

これまで12本が製作された、あの人気・実話怪談シリーズ<怪談新耳袋>の最新作が、映画祭でのプレミア上映することが決定しました。4年ぶりとなる最新作のタイトルは『怪談新耳袋Gメン 復活編』。あの男たちが、ホラー秘宝まつりに降臨します。

★第三弾
ミスiD2017主演!呪いの粘土が人を襲う!!
驚愕の特殊造型で贈るホラー・エンタテインメント!
『血を吸う粘土』

『ABC・オブ・デス2』に日本代表監督として参加し、世界中のホラーファンを驚かせた特殊メイクアーティスト 梅沢壮一(『妖怪人間ベム』『桐島、部活やめるってよ』)待望の長編初監督作品。地方の美術専門学校で、怨念のこもった粘土の封印を解いてしまったために起こる阿鼻叫喚の地獄絵図を描く。人間を取り込みながら、あらゆるものに変化する“血を吸う粘土”カカメの特殊造型は必見!!

例年通りスペシャルな特典が満載!
1、スタンプラリー実施、5本みたら1本無料。
2、全作品をコンプしたらDVDプレゼント!
3、ホラー総選挙を実施、人気投票1位の作品を当てたらDVDプレゼント、さらにグランプリ作品は
キネカ大森の【名画座】枠でアンコール上映
4、投票率の最も高いホラー映画を、映画祭最終日にシークレット上映
5、参加型イベントを多数開催!ゲストによるトークショー
【ホラーしゃべれ場】やクラッカー、コスプレありの【パリピ(パ―ティーピーポー上映)】なども予定。

■映画祭タイトル「夏のホラー秘宝まつり2017」
■期間:2017年夏
■場所:キネカ大森
■料金:新作1500円、旧作1100円
■公式サイト http://horror-hiho.com
■ツイッター @horror_hiho
■提供:キングレコード
配給・宣伝:ブラウニー