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結婚したカップルの幸福な記憶と愛の破綻を描いた傑作『ブルーバレンタイン』で大絶賛されたデレク・シアンフランスが監督をつとめる『光をくれた人』が5月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国公開いたします。
灯台守の夫婦トムとイザベルには、『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞®に2度ノミネートされているマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』でアカデミー賞®助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。これまでの作品でも“演技”を越えたリアルを求めるシアンフランス監督は、本作でもわずかなキャストとスタッフだけで人里離れたロケ地で共同生活を行い、徹底的にリアリティを追求。この映画の撮影中に恋に落ちたファスベンダーとヴィキャンデルの、まさに演技を越えた演技は必見です。
また、夫婦が育てる子供の実の母親ハナには、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にした名女優レイチェル・ワイズが扮し、主演三人による演技の共鳴が映画をさらに忘れがたいものにしています。
トム、イザベル、ハナ、彼らを取り巻く家族たち、それぞれの幸福と痛みが、我がことのように胸を締め1つける本作は、2016年ベネチア国際映画祭でプレミア上映され、各国マスコミが「涙なしに見られない」と保証した本年度最高の愛の物語です。本国公開後「ティッシュメーカーの株価が上がるほど観客は泣くに違いない」(ガーディアン紙)と大きな話題を呼んだことも話題に。

この度、マイケル演じるトムと、アリシア演じるイザベルが手紙によって愛を育んでいることがわかる切なくも甘い本編映像が到着しました!

オーストラリア西部の岬からおよそ160キロメートルも離れた孤島ヤヌス島で灯台守として働くトムは、正式採用の契約のために町に戻り、土地の名士の娘イザベルと出会う。生命力あふれる美しいイザベルから「手紙を下さる?」と聞かれ「もちろん」と答える。そして灯台に戻り、イザベルを想いながら丁寧に文字をしたためていきます。
”親愛なるイザベル”で始まるラブレターには、孤島にいるはずもないイザベルの姿を毎日毎晩探してしまうという熱烈な愛のことばが綴られます。正直に”あなたの強さに惹かれる”と告白するトムに対して、イザベルは感動し返事を書きます。2人が手紙を通じて愛を育んでいることが伝わるシーンとなってます。寡黙で口ベタなトムも手紙であれば、素直に”この島をあなたに見せたい””もし来てくれるなら、よき夫として最善を尽くそう”とプロポーズ!!!
メールもSNSもない時代に、相手のことを思い文字をつづる贅沢な時間にうっとりする、愛を感じるシーンです。
ニュージーランド南島の人里離れた岬で、限られたクルーたちと共同生活を送りながら撮影を続け、劇中の夫婦のように世間から隔絶した状態で過ごした2人は本作をきっかけに交際に発展。二人の愛のきっかけとなった名シーンに注目です。

※愛を育む手紙シーン本編映像 + 予告編映像

手紙専門家としてTV、新聞、雑誌など今多くのメディアで活躍する(社)手紙文化振興協会代表理事むらかみかずこさんも、手紙がなぜ恋愛に効果的なのかを以下のように語っています。
「手紙は、いつも自分を助けてくれる道具です。未熟な自分を補い、心を強くしてくれる、それが手紙の魅力です。伝えたい気持ちが何倍にも増して伝わる手紙だからこそ、恋愛ベタといわれる現代人にとって、大きな武器になると考えます。『光をくれた人』の主人公の運命は、手紙によって、変わります。手紙を通して愛する人の気持ちに気づき、その後の人生を切りひらいていったのです。手紙がなかったら、思考も人生も、ずっとストップしたままだったかもしれません」
つまり、自らの人生をきりひらき、愛を手に入れるための魔法のアイテムが”手紙”だったという訳です。

マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズと名優たちが一同に会する本作。アリシア演じるイザベルだけでなく、実力派キャストが演じる登場人物のみな、誰かが誰かの光になっていると感じられる、愛の希望に満ち溢れた本作にぜひご注目ください!見終わったあなたは、きっと大事な人に手紙を書きたくなること間違いなしです。

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