東海テレビ(フジテレビ系全国ネット)で好評放送中のオトナの土ドラ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 犯罪症候群Season1」。クライマックスに向けて更なる盛り上がりを見せる本作のバトンを引き継ぐ形で6月11日(日)からWOWOWでスタートする、「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ『連続ドラマW 犯罪症候群 Season2』」に木村多江、野間口徹、手塚理美、板尾創路の出演が決定!

木村多江は未成年者に恋人を殺害された過去を持ち鏑木とは旧知の仲で、「少年犯罪を考える会」会員・矢吹響子を演じる。
野間口徹は息子が同級生のリンチで死亡し、未成年の犯罪に憤る梶原智之役、手塚理美は臓器移植が必要な息子のためにドナーを探し続けている看護師・小島和子役、そして、板尾創路は少年犯罪被害者の遺族団体「少年犯罪を考える会」代表の牧田浩文を演じる。
さらにSeason1の最終話に木村、板尾が登場!「少年犯罪を考える会」の矢吹(木村)、牧田(板尾)がどのように物語に絡んでいくのか、Season2への伏線も見逃せない。

そして、Season2のあらすじも明らかに。
未成年者に恋人を殺された過去を持つ鏑木護(谷原章介)は、Season1では亡き恋人の兄で、復讐心に苦しむ親友・武藤隆(玉山鉄二)をいさめる存在だったが、そんな彼がSeason2では一転、これまで秘められていた復讐心に取りつかれた【職業殺人者】としての裏の顔が明らかになる。彼は誰からの殺人依頼を請け負うのか、復讐心に取りつかれた鏑木にはどのような結末が待っているのか。そして、そんな鏑木に武藤、環(渡部篤郎)はどのように関わっていくのか。
「犯罪症候群」の共通テーマである【復讐の是非、正義の意味】をWOWOWらしく重厚に描くSeason2にこうご期待。
Season1の放送も残り2話となり、第7話は5月20日、最終話は5月27日、いずれも夜11:40~12:35に東海テレビ「オトナの土ドラ」枠(フジテレビ系全国ネット)で放送。Season2をより楽しむためにもお見逃しなく。

WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」番組情報
■番組名: WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」
■放送日時: 6月11日(日)スタート 毎週日曜 夜10:00 (全4話・第1話無料放送)
■ストーリー
鏑木護(谷原章介)は警視庁から所轄に左遷される。ある日、ビルの下で転落したと思われる少年の遺体が見つかり、鏑木も現場検証に立ち合う。やがてこの件は事故死として処理されるが、警視庁の環敬吾(渡部篤郎)は不審に思っていた。環は武藤隆(玉山鉄二)を呼び出しある資料を渡す。それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。実は死亡した4人には過去に殺人歴があった。そして、転落死した少年にも殺人歴があった。この1年間に殺人歴のある未成年者が5人も“事故死”している。一連の出来事には裏があると感じた環は武藤に捜査協力を要請。武藤は秘密裏に捜査をし、少年犯罪被害者遺族の団体「少年犯罪を考える会」の代表・牧田浩文(板尾創路)と会員の矢吹響子(木村多江)にたどりつく。牧田と矢吹は大切な人を未成年者に殺されており、その加害者は共に亡くなっていた。一方の環はさらなる疑念を抱く。それは、鏑木が“事故死”へ関与しているというものだった。

■原作:貫井徳郎「殺人症候群」(双葉文庫刊)
■脚本:篠﨑絵里子 ■音楽:やまだ豊 ■監督:村上正典 都築淳一 ■制作協力:共同テレビ
■出演:谷原章介 玉山鉄二 渡部篤郎
木村多江 野間口徹 手塚理美 板尾創路

■木村多江 / 矢吹響子
「少年犯罪を考える会」会員。未成年者に恋人を殺害された過去が。鏑木とは旧知の仲。
大人のドラマが始まる、と思いました。
深い怒りと悲しみに覆われたこのドラマに、私の中に生まれた憤り、怒りと狂気を、ぶちまけようと腹をくくりました。
苦しく吐きそうな日々になるでしょう。
でも皆さんの心にも何かが引っかかって欲しい。
何かが変わる一歩のために、身を削るつもりです。

■野間口徹 / 梶原智之
息子が同級生のリンチで死亡。未成年の犯罪に憤る。
子供を持つ親にとって、これほど辛い役は無いと思います。
復讐で心が晴れることなど皆無だと判っていても、実際に自分の子供が被害に遭ったとしたら、冷静でいられる自信がありません。
被害者ゆえの苦悩、葛藤、加害者へと転じてしまう危うさを、出来る限り理解し、丁寧に演じていければ良いなと思っています。

■手塚理美 / 小島和子
小児科看護師。臓器移植が必要な息子のためにドナーを探し続けている。
まず、企画書を読み、WOWOWさんと東海テレビさんとのコラボ企画ということに興味を持ちました。内容がとても面白い!
そして台本を読ませていただき、ますます面白い!と。とんでもない内容(笑)
なにより、私がオファーいただいた小島和子という女性像に惹かれました。
息子のために、息子の命を守るために、いとも簡単に殺人を犯していく女性…。
息子の命が助かるのかまったく保証もないのに…。
でも、こういう母親の愛というのもあるのかもしれない…。
いろいろな役を演じてきましたが、こんな女性の役は初めてで、この役をオファーしてくださったことも大変嬉しく思いますし、撮影に入ることを今からとても楽しみにしております。

■板尾創路 / 牧田浩文
「少年犯罪を考える会」代表。
またもWOWOW連続ドラマWに参加出来て光栄に思います。脚本を読んで、心の襞が震えました。
何が悪で、何が正義か?現代人に突き付けるテーマの様に思います。
近い将来に、このドラマの様な事件が本当に起こるのではないかと恐怖さえ感じました。
今回は役を創っていくだけでは無く、色々と自分自身にも語りかけていく事になりそうです。

■番組名:
オトナの土ドラ「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 犯罪症候群 Season1」
■放送日時:
【第7話】5月20日(土)夜11:40~12:35
【第8話】5月27日(土)夜11:40~12:35
■放送局:
東海テレビ(フジテレビ系全国ネット)
■第7話あらすじ
最悪の結末を迎えてしまった誘拐事件。身代金1億円も人質の命も犯人に奪われてしまった武藤(玉山鉄二)は、幼い息子を喪い打ちひしがれる高梨道典(高橋光臣)と美和(前田亜季)夫婦を前に、ただうなだれることしかできなかった。
入院中の娘・真梨子(桜田ひより)の傍らで寝顔を見つめ続ける武藤の前に鏑木(谷原章介)が現れ、俺も手伝う、と武藤への協力を申し出てきた。犯人はあれほど苦労して手に入れた1億円を、なぜ燃やしたのか。犯人を逮捕したことで警察は捜査本部を解散させたが、まだこの事件には何か裏があると単独で捜査に動く鏑木。
しかし一方では、犯人を許せない武藤が怒りのあまり再び獣になり、自分を見失うのではないかと心配していた…。
懸命の捜査の結果、武藤は高梨道治(竜雷太)の側近・桜井(相島一之)が道典を連れ戻しに来た現場に居合わせたホームレスから有力な情報を入手する。最近姿を見せない、首に大きなやけどの痕のある男がいる、と。
疎遠でありながら1億円を用立ててくれた父・道治を訪ねる道典。1億円は絶対に返すと頑なな道典だが、和樹はお前の息子だから殺されたのだ、これ以上家族を不幸にするなと突き放す道治。息子を失って以降、何も口にせずただ打ちひしがれる美和の姿が目に焼き付いている道典。二度と会いたくないと決別したはずの父の言葉に、何も言い返すことはできなかった…。
首にやけどの痕がある男を探し続ける武藤。ついに武藤は男と遭遇するが、その時、環(渡部篤郎)からの携帯電話が鳴り響く。環はまたしても、武藤の行動をすべて把握していた。しかも、武藤が探している男の情報もすでにつかんでいた。鏑木よりも “裏稼業”の自分のほうがもっと力になれると告げる。環が介入してくるということは、これはやはりただの誘拐殺人事件ではないと確信する武藤。
武藤と環の接触を知った鏑木は激怒。「やつからは離れろと言ったはずだ。家族ごと壊されるぞ」しかし、すでに武藤の覚悟は決まっていた。自らの命を賭けてでも犯人を捕まえる、そのためには手段を選ばないと。鏑木が恐れていた、武藤の心の中の“獣”。それが現実のものとなってしまうのか…。