(C)2017「美しい星」製作委員会

「現代の三島由紀夫」的活躍が鮮烈な、各界の風雲児からもコメント到着!
会田誠、古市憲寿、又吉直樹が絶賛!

5月26日(金)公開のギャガ製作・配給の映画『美しい星』につきまして、そのエネルギッシュで鮮烈な活動から目が離せない各界の「三島由紀夫」的風雲児のお3方から新たに推薦コメントを頂戴することができました。

人から受けた影響としては三島由紀夫から受けたそれが最も大きいと話す美術家の会田誠さんは、「実際に声を出して何度も笑い」ながら映画を見、三島由紀夫と誕生日を同じくする気鋭の社会学者・古市憲寿さんは「危険な映画」とニヤリ、芸人と作家の二足の草鞋を鮮やかに履きこなす又吉直樹さんは「何回も観たくなる映画」と映画の謎解きにご興味津々です。

一方、朝の情報番組でおなじみの女優・川島海荷さんからも「このタイトルのもつ意味を考えさせられ」たとのコメントが。文学部卒で趣味は読書という川島さんのような高感度の若い女性の間でも、本作の話題が盛り上がっています。

5月26日より全国の上映劇場で購入可能な劇場パンフレットには、その又吉直樹さんの鋭すぎる『美しい星』分析(「なにが本当でなにが嘘か」にせまるスペシャル・インタビュー)と、本作を「早くも2017年を代表するような傑作」と評した精神科医の斎藤環さんによる映画評が掲載。あわせて、これまで高評を得つつも映画関係者の内部資料としてしか読むことのできなかった三島由紀夫文学館長の佐藤秀明さんによる原作解説と、筒井康隆さんの名コラムをそれぞれ全文転載。
また、リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、近藤龍人(撮影監督)、安宅紀史(美術監督)、そして吉田大八監督の各インタビューも掲載され、キャスト・スタッフがこの映画にかけた並々ならぬ熱量が溢れ出る充実の内容となっております。

【新規到着コメント(敬称略・到着順)

とにかくリリー・フランキーさんが良いですね。演技が、というかキャスティングが、というか。あの胡散臭さ、エロさ、そしてペーソス。そこを軸に、原作小説を大胆に変質させていったわけですね。原作は心の中でニヤニヤしながら読みましたが、映画では実際に声を出して何度も笑いました。
  会田誠(美術家)

何回も観たくなる映画。僕たちが信じている世界とか、確定している価値観などを一旦はがして、すべてを不確かにし、もう一度捉え直そうという気持ちになりました。もう一度観たら見方が大きく変わる可能性がある。まだ僕が発見していないものがあるかもしれないし、実は考えすぎでもっとシンプルだったってこともあるかもしれない。僕にとっては、真剣に向き合いたくなる映画です。
  又吉直樹(芸人)

どこへ連れて行かれるんだ? すれ違い家族に訪れた「覚醒」は、観客たちをとんでもない結末へと導く。危険な映画だ。観た人は、まるで洗脳されたように超現実的な世界を受け入れてしまうだろうから。使命のために奔走する人間は、気味が悪く、格好が悪くとも、美しい。たとえ彼らが、何星人であろうとも。
  古市憲寿(社会学者)

不思議な世界観に引き込まれていきました。言葉で表しにくい感覚に襲われつつも、最終的にこのタイトルの持つ意味を考えさせられました。
  川島海荷(女優)

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