ピクチャーズデプト配給、映画『神のゆらぎ』(監督:ダニエル・グルー)は、
新宿シネマカリテで開催された「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(以下、「カリコレ2016」)にて
プレミア公開し、全回満席・完売。全70作品中動員1位を達成しました。
これを受け、8月20日から開催されている「カリコレ2016・HITS!セレクション」にて、絶賛アンコール上映中です。

その他にも、エリート英国男子が集う英国の名門オックスフォード大学に存在する
会員制クラブの光と闇描いた『ライオット・クラブ』など注目の映画がアンコール作品として選定されていますが、
来場されるお客様の共通点として若い女性が多く、SNSでも女性の声が目立つのが大きな特徴だと言えるでしょう。
シネマ女子の心をつかんだポイントは、何だったのでしょうか?

■『神のゆらぎ』は、グザヴィエ・ドランの新世代的魅力に絶賛の声
映画『神のゆらぎは』、今最も勢いのある若手実力派監督であるグザヴィエ・ドランが、
自ら出演を熱望したサスペンスタッチのヒューマンドラマです。
「末期の白血病を患うエホバの証人」という、ドラン自身「難しい役柄」とする設定でありながら、
自らの考え方を頑に信じて運命を選択するその男に自分を同化させ、熱演しています。
他にも、ルイ・ヴィトンのアンバサダーとしてワールドワイドのブランドキャラクターに起用される等、
マルチな活躍を発揮する新世代のゲームチェンジャーに、日本のファンも反応。
その容姿だけではなく、若くして自らの世界観を創り出し、
次世代No.1監督として地位を確立したフィルムメーカーであり、
国境やジェンダーなど、ジャンルやボーダーを軽々と超えていくただ者ならぬドランの魅力が、
特に若い女性の中で口コミで広がり、絶賛の声が渦巻いているようです。

■『ライオット・クラブ』は、“全員イケメンなのにクズ“というダメダメさ?
映画『ライオット・クラブ』は、名門オックスフォード大学を舞台に、
上流階級にしか味わえない華麗すぎる世界と、階級社会の根底にはびこる権力の下劣さを力強く描き出した映画です。
出演者全員が「超イケメン」な“優秀なエリート学生”が、“金と権力に溺れ、腐りきっていく”様子が描かれています。
美しい超エリート集団を演じるのは、『あと1センチの恋』のサム・クラフリンをはじめ、
ハリウッドでも活躍するマックス・アイアンズやダグラス・ブースといった英国若手イケメン俳優。
クズなのに、“イケメンだから見てられる”という声も上がる程、
一筋縄ではいかないオトコ像が、若手女子にハマるポイントのようです。

■グザヴィエ・ドラン監督作を手がけるピクチャーズデプトが見た、「シネマ女子」がハマったポイントは?
『神のゆらぎ』は、比較的大人の女性の方に多く来場していただいています。
単なるグザヴィエ・ドランの外見のよさ、というよりも、主役でなくとも、
また派手さのない剛健な作品を見出し、純粋にひとりの役者として挑戦する姿や、
ドランの脚本選びの本物志向にピンと来て、それをスクリーンで確かめにきていただいているようです。
グザヴィエ・ドランは監督作も出演作も、
「いまを生きる若者の、目には見えない生きづらさ、しんどさ」を
可視化する力が卓越しているという点が評価されていて、
オトナ女子は、若い世代の感性に新鮮味を感じ、
ドランと同世代の女子は、ドランの切り取る世界観に深く共感する、
これがドランが幅広いファンを魅了し続けている理由だという印象です。

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◆公式HP
http://kaminoyuragi.com/

◆予告編
https://www.youtube.com/watch?v=L3Jpmo-XiCA

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Instagram : xdolan.jp

◆新宿シネマカリテ公式チケット予約サイト
http://www.musashino-ticket.jp/qualite/schedule/

◆アンコール上映スケジュール
8月20日(土)〜9月2日(金)の2週間
<タイムテーブル>
〇 8月22日(月) 16:00〜
〇 8月24日(水) 21:10〜
〇 8月25日(木) 16:00〜
※8月27日(土)以降のタイムテーブルは、公式HP、
公式SNS、シネマカリテ公式サイトなどで随時発表。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa