チェブラーシカと中村誠監督がチャリティー活動に参加!!
長編人形アニメーション『ちえりとチェリー』は、企画が始動した時期に未曾有の災害、東日本大震災が起きました。その後、監督を中心とした作り手たちは、作品を通じて《いのちの大切さ》と《想像力の可能性》というメッセージを伝えることはできないかと思案を重ね、強い想いを込めて本作を完成させました。

通常の興行では映画館で上映することが主流となる中、『ちえりとチェリー』は丁寧にじっくりと作品を届けていきたいという思いから、一部の都市を除き、県・市・町・村などで実行委員会を立ち上げ、時間をかけてゆっくりと各地のホールや公共施設で地域上映会を中心に行っていく、スローシネマというスタイルで上映方式をとりました。東北の被災地3県(岩手・宮城・福島)にて「チェブラーシカ 動物園へ行く」と共に先行上映をスタートさせ、子どもから大人まで多くの親子が足を運び、とても大きな反響を呼んでいます。そのような活動の最中、九州地方にて熊本地震が発生しました。

「熊本地震で被災し、不安を抱える子どもたちに、元気を取り戻してほしい」という想いから、「ちえりとチェリー」に込められたメッセージに共鳴し、作品に感銘を受けた、熊本の子育てママのイベントコミュニティー〈まみーず倶楽部〉代表・渡辺幸信氏は、本作の無料上映会を企画。『ちえりとチェリー』と『チェブラーシカ 動物園へ行く』の製作関係者は、その趣旨に賛同し、協力することを表明しました。現在、8月20日の上映イベント実施に向けて、クラウドファンディングREADYFOR(https://readyfor.jp/projects/life1234)にて賛同者を募集している。今回、イベントのプロジェクトメンバーであるファーストピースの高橋勇治氏も支援の呼びかけの為、劇場に駆け付ける予定。

当日は、中村誠監督による舞台挨拶と共に、チェブラーシカも参加し熊本の子ども達への応援を呼びかけます。8月15日は、終戦記念日でもあります。「ちえりとチェリー」を観て、あらためていのちの大切さと尊さを考えてみては如何でしょうか?劇場への御来場を心よりお待ちしております。

【日時】 8月15日(月) 
10:00の回上映後  / 16:15の回上映後
【場所】 渋谷ユーロスペース スクリーン1 (渋谷区円山町1‐5 KINOHAUS)
【登壇者(予定)】 チェブラーシカ、中村誠(監督)          
★チェブラーシカが被災地支援の募金活動を行います!
★1Fロビーでチェブラーシカとの記念撮影会を実施!

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執筆者

Yasuhiro Togawa