“コング”がいかにしてキングとなったのか——その起源を描く『コング:スカル・アイランド(原題)』は、7月24日(現地時間)、サンディエゴのコミコンにてプレゼンテーションされ、同時配信されたコミコン・トレーラーは、YouTubeから世界に拡散、瞬く間に延べ1,900万を超える視聴回数を記録する大反響を巻き起こしている。
今回公開された場面写真は、大人の2倍以上の巨大なスカル(髑髏)の前を探索する4人の遠征隊の姿をとらえたもの。中央のトム・ヒドルストンはライフルを手にして緊張した表情。
隣りには、カメラを携えたブリー・ラーソン、ジョン・グッドマン(左)とアーミースタイルのジョン・C・ライリー(右)の4人が、“スカル・アイランド”を調査している緊張の一瞬をとらえた場面のようだ。すべてが秘密のベールに包まれた『コング:スカル・アイランド(原題)』だが、今後明らかになるコングの史上キング級のデカさに期待がMAXに高まる。
『コング:スカル・アイランド』(原題:『KONG:SKULL ISLAND』)
2017年3月、巨大なコングがいかにキング”コング”になったのかがついに明かされる。

『コング:スカル・アイランド(原題)』は、2014年に『ゴジラ』シリーズをリブートして世界的に成功を収めたレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが再びタッグを組み、壮大な新シリーズを世に送り出す。それはパワフルな人間ドラマであり、大自然の真の“キング”を新たな視点で描くファン必見のスペクタクル超大作。
“コング”は、1993年に美女を片手にエンパイア・ステート・ビルで大暴れした『キング・コング』以来、1976年(86年には2も公開)のジョン・ギラーミン版、2005年のピーター・ジャクソン版と3度映画化されており、日本の『ゴジラ』シリーズにも2度登場している。後の映画史、カルチャーに多大な影響を与えたモンスター映画の傑作が、どのように映像化されるか注目される。
今回の作品では、コング最大の神話のひとつ——これまで一度も語られることのなかったコングの起源——を探る未知の旅へと観客をいざなう。神話の中だけに存在すると思われていた島が実際にあることが分かると、遠征隊が派遣される。その地図に載っていない“楽園”は驚異と危険に満ちている。人間と自然との間で壮絶な闘いが展開するなか、映画史上もっとも象徴的なクリーチャー “コング”の驚くべき真実が明らかになっていく。
監督は映画界で今最も注目されるジョーダン・ヴォート=ロバーツ(『The Kings of Summer』)。『GODZILLA ゴジラ』で明らかになった映画の世界観がここでもスリリングに展開する。
出演は、『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストン、『ルーム』でアカデミー賞®主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーら豪華キャストが顔を揃えている。既にハリウッド版「ゴジラ」との対決も予定されており、究極の対決も不可避!
“コング”伝説に大胆で新しい神話を刻み込むことになる『コング:スカル・アイランド(原題)』は、2017年3月10日全米公開、日本では3月25日(土)より、全国ロードショーとなる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa