第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本ではディズニー/ピクサー歴代興収No.1を記録し社会現象を巻き起こした『ファインディング・ニモ』。その奇跡の冒険から1年後の世界を描く『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)に公開となり2016年洋画オープニングNo.1を記録。3週目もその勢いは増すばかりで、早くも動員260万人、興行収入は32億円を突破。7月31日(日)時点で動員2,606,251人、興行収入3,251,094,200円。最終興収110億円の『ファインディング・ニモ』超えも視野に入り、ディズニー/ピクサーの日本歴代の新記録樹立に期待がかかる。週を追うごとに熱狂的なリピーターも後を絶たず、子どもから大人まで幅広い客層に支持され、日本中で“ドリー現象”が巻き起こっている。

≪日本全国を賑わす「ドリー現象」≫
現象① 大人が夢中! 深いメッセージで20代を中心とした幅広い客層を獲得!
公開後から、「開始五分で号泣!!」「ドリーの言葉が深い〜」「欠点があってもそれが個性なんだとわかった」など、作品に込められた深いメッセージに感動したというコメントがTwitter等のSNSを賑わせている。前作から更に深みを増したストーリーに大人の女性が劇場に足を運び、公開3週目の水曜日には興行収入約1.8億円を記録。週を追うごとに平日の興収が増加し、20代を中心に大人の客層が拡大している。
アンドリュー・スタントン監督は「欠点はあるけど、その“ありのままの自分”を受け入れた時、心の平穏や自信を持つ事ができると感じてもらえたら」と語っているが、ドリーたちのように、欠点があっても前に進み続ける気持ちが人々を前向きにするという、大人向けの奥深いメッセージが、幅広い客層の心に響いた要因かもしれない。
現象② 「アンフォゲッタブル」の人気急上昇! Siaが歌うエンドソングが有線リクエストチャート1位!
 ドリーがただひとつ忘れられなかった大切な家族への想いを歌い上げたエンドソング「アンフォゲッタブル」。
Siaが歌うエンドソング「Unforgettable」が有線リクエストチャート1位に(7月27日時点)。八代亜紀による日本版エンドソングも、「八代亜紀のアンフォゲッタブルが良すぎて泣いた」「八代亜紀の歌最高!」等のコメントが寄せられており、エンドソングによって本作の感動が増すとの声が次々に上がっている。
現象③ パロディ写真やイラスト投稿…新キャラクターのファンが急増!
「ベビー・ドリーが可愛すぎた!」「飼いたい!」「観ているだけで泣ける」など、ドリーの赤ちゃん時代のキャラクター“ベビー・ドリー”の可愛さに悶絶する声が多く寄せられている。そんなベビー・ドリーの印象的なセリフ「私何でもすぐ忘れちゃうの」というフレーズや、ドリーが何かを思い出そうとする“ドリーポーズ”を真似したりしてSNSに投稿する人が続出!また、新登場のキャラクターのタコのハンクについて「イケメンならぬイケタコ♡」や、「ハンクやばい!!結婚して‼」「ハンクが(『ズートピア』)のニックに続くイケメンすぎる件!」「ニックより好き!」等、大人の女性がハンクに熱狂。ハンクのファンアートが続々投稿され、ドリーとハンクのペアを「ハンドリ」と呼び、2人の関係性を妄想するファンでSNSが盛り上がりを見せている。
現象④ 各界著名人たちから傑作の声!
コピーライターの糸井重里さん(「クライマックスをこんなふうに描いた作品、映画史上ないんじゃないかな?」)、スポーツキャスター・元競泳選手の宮下純一さん(「まさか泣くとは思わなかった。こんなに感情を何度も動かされたアニメーションは初めてでした」)など、各界著名人たちから「傑作」の声が続々!SNSを中心に、一般ユーザーからの熱のこもった絶賛レビューも日々増加中。
◎著名人コメントページ:http://www.disney.co.jp/movie/dory/comments.html
作品への好評価が定着した今、劇場には家族連れや女性はもちろんのこと、大人や男性客の姿も。大人の心に深く響くメッセージで幅広い層に支持されている『ファインディング・ドリー』。熱狂的リピーターも発生しており、まだまだ“ドリー現象”は収まりそうにない!映画『ファインディング・ドリー』は全国大ヒット上映中!

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執筆者

Yasuhiro Togawa