このたび、6月3日(金)より全米公開された「Me Before You」(原題)の邦題が『世界一キライなあなたに』に決定し、10月、日本で全国公開されることとなりました。(ワーナー・ブラザース映画)

本作の全米6月3日(金)〜5日(日)の週末興行成績は、マイケル・ベイ製作の『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』、ブライアン・シンガー監督のシリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』に続く、初登場第3位を記録(1872万ドル)。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2週目)を抜き、大作ひしめく中でのヒットスタートとなり、その後も、2週(6/10-16)/5位、3週目(6/17-23)/8位、4週目(6/24-30)/10位とTOP10位内を維持し続け、国内興行収入5288万ドルとなっています(6/30現在)。イギリス、ドイツ、ノルウェー、ニュージーランド等でも1位を獲得!世界各国で大ヒットを記録しています!

原作は、2012年にイギリス人作家ジョジョ・モイーズにより発表され、世界40カ国以上で翻訳され850万部突破の大ベストセラーとなった「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」(集英社文庫刊)。「まさに奇跡の恋愛小説」「涙が止まらなかった」(Amazonレビューより)と日本でも大絶賛され現代恋愛小説の傑作と評されている小説です。 

舞台はイギリスの田舎町。ルイーザ・クラークは、お洒落をすることが大好きな26歳。前向きな性格だが、自分の夢にチャレンジすることを躊躇してしまい、仕事を転々としながら、毎日をなんとなく過ごしている。ある日、働いていたカフェが閉店することになり、突然、職を失ってしまったルーが、新たに得た職は、元々は快活でスポーツが大好きな青年実業家だったが、バイクの事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失ってしまった、ウィル・トレイナーの介護兼話し相手をする、期間6か月の仕事だった。最初はルーに冷たく当たるウィルだったがル—の明るさが、ウィルの頑な心を溶かしていき、やがて2人は心を通わせ、互いが最愛の存在になっていく。しかしある日ルーは、ウィルのある重大な決意を知ってしまう・・・

主演のルーを演じるのは『タ—ミネ—タ—:新起動/ジェニシス』(15)でサラ・コナー役に抜擢され、米国で大人気のTVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演するエミリア・クラーク。前作のイメージとは打って変わった、共感度100%のとにかくキュートで前向きな役柄と、映画本編で披露する可愛らしく個性的なファッションの数々にも注目!ウィル役には日本で大ヒットとなった『あと1センチの恋』(14)のアレックス役の好演が記憶に新しいサム・クラフリン。ハリウッドでも活躍する英国の注目俳優2人の共演も話題となっています。
また、イマジン・ドラゴンズ、X・アンバサダーズ、エド・シーラン、THE 1975、ジェシー・ウェア、ジャック・ガラット等、米国&英国の人気ミュージシャンたちの楽曲がふんだんに使われたオリジナル・サウンドトラックにも注目!全米公開となる6月3日(金)には、本作のオリジナル・サウンドラック(CD及びデジタル配信/ユニバーサル ミュージック)も世界で発売され、iTunes USアルバム・ランキング5位、サウンドトラック・ジャンルでは1位を獲得しました。

ルーとウィルの2人の恋は、前を向いて歩いていく勇気をあなたにくれるはず。 2016年、最も切なく、希望に満ち溢れたラブストーリーの誕生です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa