「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて 2012 年の連載開始直後から話題となり、第 1 巻発売から累計発行部数 2400 万部(既刊 21巻)を記録したコミックス『暗殺教室』を実写映画化。2015 年上半期日本映画実写 NO1 観客動員数を記録した映画「暗殺教室」の続編、映画「暗殺教室〜卒業編〜」Blu-ray&DVDが 10 月 12 日(水)発売となります。
特典ディスク付き 4 枚組のスペシャル・エディションに収録される特典映像として、山田涼介と羽住英一郎監督による新撮ビジュアルコメンタリーの収録が決定。前作品に続き、ここでしか聞けない撮影裏話を明かしました。

【ビジュアルコメンタリー収録レポート】

累計発行部数 2400 万部(既刊 21 巻)を突破した大人気コミックを『海猿』や『MOZU』の羽住英一郎監督が実写映画化、山田涼介が映画初主演を果たした映画「暗殺教室」の続編、映画「暗殺教室〜卒業編〜」Blu-ray&DVDが 10 月 12 日(水)発売となる。1 作目に続き、今回も、主演の山田涼介と羽住英一郎監督によるビジュアルコメンタリーの収録が決定し、先日収録が行われた。
映画「暗殺教室」で、第 39 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した山田涼介。この受賞は、「最高の親孝行になったし、自分にとっても自信につながった」という。また、同映画賞にて、最優秀主演男優賞(「母と暮らせば」)を受賞した、本作に“死神/殺せんせー”として出演、また事務所の先輩でもある二宮和也について「自分のことの様に嬉しかったし、それと同時に悔しさもあった」と話し、「岡田准一さん(「永遠の 0」で第38 回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞)や、二宮和也さんの様に、僕もいつか、あのステージに立ちたいと思った」と夢を語った。

続編は、1 作目のヒットを受け、公開後すぐに製作が決定した。しかし、1 作目の撮影中も「この作品は卒業まで作らないと終わらないと思っていた」という羽住英一郎監督は、撮影中から 2 作目を意識していたという。続編の撮影は、原作が最終話に向けて連載を続ける中で行われた。

台本に描かれるストーリーは松井優征によるものではあるが、連載ではこれから漫画化されていく、という前代未聞の撮影となり、「台本で結末を知った」山田は、「原作ファンである Hey! Say! JUMP のメンバーに対して、すごく優越感を持った」と当日を振り返り、嬉しそうに語った。ただ、前作の撮影中は、常に現場に原作コミックが置いてあり、「(演技に)迷ったら、読み直していた」と、前作のビジュアルコメンタリーで明かしていた山田。
「今回は、まだ漫画に描かれていないストーリーを撮影していたから、どれもこれも“正解”にも“不正解”にもなる。自分の演技力次第だった」と振り返る。羽住監督も「原作ファンは、漫画の最終話を読んでから、この映画を見ることになる。撮影中はまだ連載が続いていたので、漫画でラストを迎えたあと、ファンの皆さんがどんな思いでこの映画を観ることになるのか、それがわからないのは辛かった」と監督としての苦悩を明かした。

前作のコメンタリーで“もっと増やして!”と監督に直談判したアクションシーンについても振り返り、菅田将暉演じるカルマとの 1 対 1 のアクションシーンではスタントではなく、本人がガチンコで演じていることを明かした。「翌日は二人共、体が動かなかった」というほどハードだったそうだが、「今までクラスメイトとして培ってきた友情や絆など、感情的な部分も全部出す生徒たちの戦い。(生身で)ぶつけ合わないとそういった部分が出てこない」と、羽住監督は、本人が演じることにこだわった。クライマックスに登場する崖を登るシーンも、山田本人が演じており、「もう最悪だった。高いところ、苦手なんです」と高所恐怖症であることを明かし、「羽住監督には(高所恐怖症であることを)言っていなくて、知らなかったから…」と言いつつ、「知っていても、(羽住監督なら)やらせたと思うけど」とボソっとつぶやくと、羽住監督はすかさず「もちろんです。」と応え、2人の息ぴったりな空気に包まれた。

子供から大人まで、劇場で涙する観客が多かった本作を振り返り、「ただ生徒たちが、“黄色い生物が出てきた”、“さあ、みんなで暗殺しましょう”というだけではない。知れば知るほど殺せんせーが好きになるし、殺せんせーの過去を知ったことで、人としての感情がワンランク上に上がると言うか、深い部分をもっともっと知ってほしい。」と山田が話すと、羽住監督も「(様々な状況に対して)さあ、君ならどうする?ということを描きたかった」と話した。他にも、殺せんせーとの撮影の裏側や、共演者とのエピソードなど、ここでしか聞けない話が満載。このビジュアルコメンタリーが見られるのは、10 月 12 日(水)発売となる、Blu-ray&DVD スペシャル・エディションだけ。ファン必携の特典となった。

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映画『暗殺教室〜卒業編〜』10月12日(水) Blu-ray&DVD発売

■ Blu-ray スペシャル・エディション  4枚組  ¥7,800 +税
■ DVD  スペシャル・エディション  4枚組  ¥6,900 +税
■ Blu-ray スタンダード・エディション   ¥4,700 +税
■ DVD スタンダード・エディション    ¥3,800 +税

※10月5日(水)よりBlu-ray&DVDレンタル開始!

(C)2016 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
発売元:フジテレビジョン  販売元:東宝

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執筆者

Yasuhiro Togawa