この度、多くの名作を生むジョージア(グルジア)映画であり、エストニア、ジョージアそれぞれの国でアカデミー外国語映画賞代表となり、9月17日より岩波ホールにて2本同時公開する『みかんの丘』『とうもろこしの島』の予告が完成をいたしました。

コーカサスの国グルジア(ジョージア)で起きた紛争を背景に
戦火が拡がる今日、人間として在るべき姿を示した傑作。

「放浪の画家ピロスマニ」「田園詩」「希望の樹」「懺悔」等、数多くの名作を生んだジョージア(グルジア)映画—-1991 年のソ連邦解体後の内戦、民族紛争等によって大きな打撃を受けるも、近年、奇跡的ともいえる復活を遂げようとしている。世界の映画祭で数々の受賞を果たした新世代を代表する作品『みかんの丘』『とうもろこしの島』は、自らが体験したアブハジア紛争を、それぞれ異なる視点で描き、戦争の不条理さとともに、戦火におかれても人間として生きようとする人々の姿を描いた感動作です。
今回、解禁された予告編では、美しい自然の中、銃声がひびく地域で、平穏に作物を育てる人々が、紛争に巻き込まれながらも、人間同士のつながりを大事にし、戦争の意味を感じさせるものになっている。

また、「Esqire 日本版」「ミセス」など数多くのアートディレクションを手がける木村裕治氏デザインによるポスターも同時に解禁され、メッセージ性の強いコピーを全面に配置し、タイトルの”みかん““とうもろこし”の各色が淡く背景に使用され、一目で目に飛び込んでくるビジュアルに仕上がっている。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=75ogIMgTeV4

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa