アカデミー賞®に7度ノミネートされ、3度の受賞歴を持つ女優、イングリッド・バーグマン。『カサブランカ』(1942)や『秋のソナタ』(1978)などの代表作を持つ彼女は、ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の一人。「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、そのイメージから一転、プライべートは不倫騒動や3度の結婚などスキャンダルも多く、波乱万丈だった。それにも関わらず、死後30年を経ても色褪せない彼女の魅力の理由とは一体何なのか—。
この度、ビジュアルと予告編が解禁!
「愛することを怖れない。」——波乱万丈の人生を歩みながらも、いつも真摯に生き抜いたイングリッドの姿勢を表すようなビジュアル。凛とした美しい横顔が印象的だ。

予告編からは、イングリッド自身が撮影した貴重なホームムービーや日記、手紙などから、彼女の切なくも幸せな人生が垣間見える。本作のナレーションは『リリーのすべて』でアカデミー賞®助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが担当。スウェーデン出身で世界的に注目される新進女優のアリシアは、ハリウッドにやって来たころのイングリッドと重なる存在だ。また、音楽を手掛けるのは、巨匠マイケル・ナイマン。イングリッドの感動的な人生に寄り添うような楽曲を提供している。
キャリアと家庭を両立させながら、一人の女性として輝くイングリッドの生き方を映した本作は、現代の女性たちの道しるべとなる作品。彼女の姿に、全力で生きることの尊さを知らされる。

予告編::https://youtu.be/XiuxBq0Sb2w

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=55071

執筆者

Yasuhiro Togawa