『エイリアン』シリーズや『エイリアンvsプレデター』など多くのSFスリラーのSFXを手がけてきた制作会社アマルガメイテッド・ダイナミクス(ADI)の中心人物であるアレック・ギリスがメガホンをとった正統派SFスリラー『X-コンタクト(原題:Harbinger Down)』の日本公開が決定致しました。

本作は2011年にADIが制作した『遊星からの物体x ファースト・コンタクト』ではできなかったことをしようと、クラウドファンディングKickStarter”で資金を募り製作。ADIのこだわりであるCGを極限まで排除し、プラクティカル・エフェクト(現物を利用した特殊効果)を用いて撮影され、クリーチャーの造形など随所にSFXの愛と『遊星からの物体x』にオマージュを捧げた、原点回帰のSFスリラーとなっています。

キャストには『エイリアン2』でアンドロイドを演じたランス・ヘンリクセンや、『エイリアン2』でSFXを担当し第59回アカデミー視覚効果賞を受賞したスタン・ウィンストンの息子で俳優のマット・ウィンストンも出演しており、往年のSFXファンにはたまらないキャストとなっています。

公開は2016年7月16日〜8月19日にシネマカリテにて開催される<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016>にて上映されます。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=-5-G8cuuHZA&feature=youtu.be

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執筆者

Yasuhiro Togawa