1980年代、社会主義政権下の東ドイツで巻き起こった“ブレイクダンス”ブーム厳しい統制の中、ダンスに自由と希望を求めた若者たちの真実の物語。

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東ドイツの“ブレイクダンス”ブームを題材に、若者がダンスを通して自由と夢を追いかける姿を描く映画『ブレイク・ビーターズ』が、6月25日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー致します。この度、予告編が完成致しました。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=8wZOuZTGS1E

予告編のナレーションは俳優・声優として活躍する小野賢章が担当しております。小野賢章は映画『ハリー•ポッター』シリーズの吹き替え(ハリー役)やテレビアニメ「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役、「遊戯王 ARC-V」の榊遊矢役など数多くの作品に出演している、大ブレイク中の人気声優です。明るく爽やかな声で『ブレイク・ビーターズ』の世界観を盛り上げています。

1980年代に世界中で巻き起こった“ブレイクダンス”ブーム。それは東西冷戦末期、社会主義政権下の東ドイツでも例外ではなかった。映画館で上映されたニューヨーク・サウスブロンクスのBボーイたちを題材とした米映画『ビート・ストリート』(‘84)が大ヒット。その自由な発想と表現に大きく影響を受けた東ドイツの若者たちはブレイクダンスやロボットダンスに熱狂し、路上で踊る彼らの姿が至る所で見られるようになる。そんな社会現象とも言える実話を基に描かれた本作は、ダンスを通して「自由」と「夢」を追いかけることの尊さを訴えたエンターテインメント作品として、ドイツ国内外で多くの反響を呼んだ。劇中のダンスの振り付けを担当したのは、伝説のダンサーとして世界的に有名なドイツ人Bボーイ“STORM”(ストーム)。80年代当時のダンスを忠実に再現しつつ、今のダンススタイルも取り入れてアレンジした。ダンス経験のある若手俳優たちによる、スタント一切なしのリアルなダンスシーンも必見。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa