松田龍平主演最新作、映画『ぼくのおじさん』は、11/3(木・祝)に公開いたします。監督は、『天然コケッコー』(07)で第 32 回報知映画賞・最優秀監督賞を最年少で受賞して以降、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)等、話題作を手掛け、独特な作風で映画ファンを魅了してきた山下敦弘。原作は、「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」等、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズ等の児童エッセイ・小説などで絶大な人気を誇った北 杜夫。ユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠さんのイラストも併せて、今なお幅広い世代に愛され続ける同名作です。

キャストには、親戚の家に居候、万年床で暮らすおじさん役を松田龍平、おじさんと同居し、見守る甥っ子・小学4年生雪男役には度重なる選考を見事勝ち抜いた大西利空。おじさんが一目惚れするヒロインには、真木よう子。

さらに、甥っ子・雪男の担任みのり先生役には先生役初挑戦となる戸田恵梨香、おじさんと同居している雪男の父・定男役には宮藤官九郎、母・節子役には寺島しのぶ、ひょんなことからおじさん、雪男と知り合う創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木役に
戸次重幸、雪男の親戚でおせっかいな智子おばさん役をキムラ緑子、エリーの母・稲葉キャシー役に銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固めます。

松田、真木に続き、撮影を終えた戸次、寺島、宮藤、戸田よりコメントが到着いたしました。現場を終え、それぞれの役柄についての思いを語っております。さらに、それぞれのスチールも解禁いたします!!

山下監督は、「脇を固めてくれたキャラクターに共通して言えるのは、龍平くん演じるおじさんに対して〝ちゃんとした大人〟に見える、という所。しかし、皆さんどこか妙にズレていて本人たちの持ち味が滲み出るように演じてくれました。そのおかげで〝いそうでいない〟映画独自の魅力的なキャラクターになりました。」と絶賛!

“ぼくとおじさん”コンビ、そして、脇を固める実力派豪華キャストたちが、日本人が愛してやまない「家族」「恋」「旅」をテーマに人に対する優しさや寛容さ、温かい心を伝える、21世紀版『男はつらいよ』の“寅さん”のような娯楽性の高い作品を生みだします!

実力派豪華キャスト、スタッフが贈る「ぼくのおじさん」にぜひご注目ください!!

■キャストコメント
【戸次重幸 (和菓子屋の御曹司 青木伸介役)コメント】
山下監督とも話していたんですが、結局僕の演じた青木っていいやつなんですよね。裏表もなく、感情を前に出していくキャラクターでいきましょうとインの前から話してました。
おじさんについて最初はおじさん役が松田龍平くんか?って、視聴者側的な驚きがありましたが、利空くんとペアルックで並んでいる姿を見たら、妙な説得力があって、おじさんぷりがしっくりきていて驚きました。

【寺島しのぶ (雪男の母 春山節子役)コメント】
撮影中、龍平くんに「何、いつも笑ってんですか?」と言われました。自分では意識していませんでしたが、ギスギスしていない精神が健全でいられる役だったので、いつも朗らかな気分で現場に居られました。どうしてそんなに優しいのかわからないけれど、節子は基本的にはおじさんに優しくて海のように受け入れる人だなと思います。もう少し時間があれば、宮藤さんとも龍平くんとも役の上で良い関係性が築けると思うので、次回作に期待しています。

【宮藤官九郎 (雪男の父 春山定男役)コメント】
付け髭をつけた途端に、少し変な人なのかなあ?って思ったけど、現場に入ったら、おじさん役の龍平君が変に見えればいいな。と、自分はなるべく自然に自然にしようと思いました。監督から、威厳威厳と言われたので、威厳があるお父さんに見えればいいな。って。髭つけると顔って変わるんですよね。それでも監督からは威厳を!って言われたので、難しかったです。
おじさんは、自分に近いというか、ああゆう生き方ができたらいいですよね。うらやましいです。

【戸田恵梨香 (雪男の小学校の担任 山田みのり先生役)コメント】
小学校の先生役は初めてで、こうゆう雰囲気の衣装自体、今まで着ていなかったので、とても新鮮でした。逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じでした。私自身、おじさんはとてもかかわいらしい人だと思っているので、実際できあがったものを楽しみにしています

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54564

執筆者

Yasuhiro Togawa