シリーズ累計8作品で世界興行収入約1兆円という映画史上最大のメガヒットを飛ばし、テーマパークをはじめ地上波放送などで日本でも新たなファンが増え続ける大人気コンテンツ「ハリー・ポッター」。5年ぶりとなる新作映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念して、原作者のJ.K.ローリングが、アメリカの魔法世界を描く新たな物語「北アメリカ大陸の魔法界」を自身のホームページである“ポッターモア”(pottermore.com/jp)で、3月8日(月)より、4夜連続で各章を“全世界同時”に発表している。

日本でも、連日23時にアップされ、「キター!」、「すげーワクワクする」、「明日が待ちきれない」などとSNSを賑わせている。この度、この物語の画像が到着し、詳細がほとんど明らかになっていない、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のヒントが描かれている!?ともとれる内容であることが明らかになった。

3月11日(金)には、4章目がアップされる「北アメリカ大陸の魔法界」は、アメリカにおける魔法世界の成り立ちが描かれている。既にアップされている1〜3章では、魔法使いの必須アイテムという印象の強い“杖”ひとつとっても、アメリカでは“杖を使わない魔法”が特徴だといい、『ハリー・ポッター』シリーズの舞台となっていたイギリスとは異なる独自の展開にファンだけでなく誰もがワクワクしてしまう。

アップされた3章で、魔法界と人間社会を隔離するための法律が制定された。そこで注目すべきは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の特報の冒頭で描かれている裁判のようなシーン。この法律と関係しているとも捉えることができ、想像を掻き立てられる。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法魔術学校の卒業生が主人公となる。新主人公ニュート・スキャマンダーは、中身が無限に広がる不思議なトランクに魔法動物を収集しており、世界を旅してまわる魔法使い。ニューヨークを訪れたある日、誤って開いたトランクから何かが逃げだしてしまう…。物語の舞台はこれまで物語の中心となっていたホグワーツ魔法魔術学校があるイギリスのロンドンから、アメリカのニューヨークへ。旅は、予期せぬ大冒険へと変貌を遂げていく…。

2014年には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンするなど、J.K.ローリングが生み出す魔法界の人気は色褪せるどころか年々輝きを増しており、先日も3人の子どもの父親になり“魔法省”で働くハリー・ポッターを描いた舞台『ハリー・ポッターと呪われた子ども』(原題)の書籍化決定のニュースが世界中のファンを歓喜させた。そんなファンタジックな世界で描かれる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の全貌はまだまだわからないが、魔法界をめぐる、かつてないスケールの大冒険を予感させる。さらなる物語が世界中を魅了する2016年、世界中が新たな魔法にかかる!!

▼「北アメリカ大陸の魔法界」特別映像
https://www.youtube.com/watch?v=A03zeCasyWQ

▼『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』特報
https://www.youtube.com/watch?v=FJmdPXynmp4

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http://data.cinematopics.com/?p=53955

執筆者

Yasuhiro Togawa