アイアンマンとキャプテン・アメリカが“友情”によって対立しアベンジャーズをニ分する“禁断の戦い(シビル・ウォー)”へと発展してしまう様を描いた、衝撃のアクション・エンターテイメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)。スパイダーマンの登場も発表され、世界中で話題となっている本作の日本版イメージソングが、EXILE ATSUSHIの名曲「いつかきっと…」に決定。EXILE ATSUSHIは日本人アーティストとして初めてアベンジャーズ・シリーズの映画イメージソングに起用されることとなった。

本作は数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、政府組織の管理下に置かれることを巡りアベンジャーズ内で意見が対立。アイアンマンは戦いの中で《一般市民を危険に晒してしまった》という自責の念を持っているため賛成するが、キャプテン・アメリカは《自らの行動は自らが責任を持つべきだ》という信念を持つため管理されることに反対し、アベンジャーズの友情が引き裂かれてしまうというストーリーだ。今回EXILE ATSUSHIは自身の名曲「いつかきっと…」が本作のイメージソングに起用されたことについて「「いつかきっと…」はソロの駆け出しの時に本当に心を込めて作った楽曲だったので、今回映画のテーマにぴったりはまり、再び色々な形で感動が生まれるということを嬉しく思います」と快諾したことを明かす。さらに彼自身の提案によって楽曲に新たなアレンジが施され、いち早く聴けるテレビスポットの映像も公式サイトで解禁となった。テレビスポットは4月16日(土)より全国で流れる。

EXILE ATSUSHIは本作と楽曲に通じる思いを「『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はアイアンマンとキャプテン・アメリカ、ヒーローであり正義の味方である2人が争わなくてはいけなくなってしまい、仲間であったはずの2人の友情が、友情によって引き裂かれる。(楽曲には)今苦しみの中にいる方々、闇の中にいる方々に「いつか、きっと」という希望を持って頂きたい、自分の不甲斐なさであったり無力さも曲に込めて、一緒に希望を見ていければなという思いを込めています。“希望を持ち続けていたい”という思いが『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と「いつかきっと…」に強く通じる思いだと感じています」と熱く語る。アイアンマンやキャプテン・アメリカが、「いつかきっと」また共に戦う仲間に戻れる日を信じながら戦う彼らの様々な想いに共感したそうだ。

「自分の信念」「友を想う気持ち」をつらぬくために苦悩し、葛藤しながらも戦い続けるキャプテン・アメリカ。そんなの彼の想いがEXILE ATSUSHIの「いつかきっと・・・」に込められた“どんなにつらいことがあっても必ず歩き続ければ希望がある”というメッセージにリンクすると感じたディズニーがEXILE ATSUSHIにオファーした。キャプテン・アメリカはアイアンマンら仲間たちと分裂してしまい、大切にしていた多くのものをなくしてしまうが、自分の信念に従い、信じる道を突き進む。そしてEXILE TRIBEは「普通の人」が努力と意志によって卓越したパフォーマンスを見せるまさに現代のリアルヒーロー。中でも、仲間と熱い友情で結ばれながらも、ソロアーティストとして自分の信念に基づいて行動するEXILE ATSUSHIの姿はまさにキャプテン・アメリカと重なるものがある。

EXILE ATSUSHIは最後に本作への思いを「マーベルのヒーロー達のように、人のために何かしたい、人助けをしたい、そう言った気持ちで行動を起こしたことが、結果周りから感謝してもらえるような立場になることが一つ大事なことだと思う」と、アベンジャーズのように人のために行動することの大切さを教えてくれる作品だと明かした。分裂してしまったアベンジャーズたちには一体どんな運命が待ち受けるのか。スパイダーマンの登場でも話題のマーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金)公開。

EXILE ATSUSHI様 コメント
この「いつかきっと」という作品は、約5年前、当時のソロの駆け出しの時に本当に心を込めて作った楽曲だったので、そのテーマが今回のこの映画にぴったりはまって起用されたということを、本当に嬉しく思います。何か心を込めて作っているといつかまた色々な形で、こういった感動が再び生まれるんだなということに、喜びを感じています。今苦しみの中にいる方々、闇の中にいる方々に「いつか、きっと」という希望を持って頂きたい。そして、自分の不甲斐なさであったり、無力さであったりそういったものもこの曲に込めて、一緒に希望を見ていければなという思いを込めています。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、キャプテン・アメリカとアイアンマン、ヒーローであり正義の味方であるその二人が、争わなければならなくなってしまう。仲間であった2人の友情が、友情によって引き裂かれる…それは、愛しすぎるが故に憎しみが生まれたり、起こり得ることだと思います。きっと僕らの人生の中にも参考になることがたくさんあるのではないでしょうか。その理由というのも、見ごたえがあるでしょうし、またその中で描かれる人情味というか、感情の部分をとても楽しみにしています。

曲名の通りですけれども、「いつの日か」という理想を求める気持ち、そういう希望や理想を捨てちゃいけないなという気持ちは、僕の中にも強くあります。希望を持ち続けていたいという思いが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と「いつかきっと」に、強く通じる思いだと感じています。マーベルのヒーロー達のように、人のために何かしたい、人助けをしたい、そういった気持ちで行動を起こしたことが、結果、周りがヒーローとして感謝してもらえるような立場になるこが、一つ大事なことなのではないか。そんなことを、マーベルの映画からは教えられる感じがしています。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のイメージソングとして起用していただけることになった、僕の「いつかきっと」という楽曲を、また新たなバージョンで作り直しましたので、この二人の友情の戦いとあわせてぜひご期待ください。

ディズニーの起用理由
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、「自分の信念」、「友を想う気持ち」がきっかけで引き裂かれていく仲間たちの姿が描かれます。キャプテン・アメリカは、「昔からの親友」を守るため、これまで共に戦ってきたアイアンマンら仲間たちとも分裂してしまい、大切にしていた多くのものを無くします。しかしそれでも、彼はあきらめず自分の信念に従い、いつかきっと、またアベンジャーズの仲間たちと共に戦えることを願い、信じる道を突き進みます。

EXILE ATSUSHI様の「いつかきっと…」という楽曲に込められた “どんなにつらいことがあっても必ず歩き続ければ希望がある”というメッセージが苦悩や葛藤、そしてどんな辛い状況でも決してあきらめないキャプテン・アメリカの想いにリンクすると感じました。

この素晴らしい曲を通じて、キャプテン・アメリカの気持ちに共感してもらい『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』という映画に興味を持っていただければと願っております。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53021

執筆者

Yasuhiro Togawa